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ワクチンと集団免疫

河野行革担当大臣がワクチン担当大臣に。
印鑑廃止や公務員テレワークの推進で、国民からの人気も上がっており、ここで国家ワクチン戦略でも舵先導を任された格好になったと思われる。
今は、政府が外注した優秀なコンサルタントがワクチン接種のオペレーションについて、戦略を立てているのだろうが、小生も少し考えてみた。

まず初めに、ワクチン接種を行う専門の医療従事者が必要になる。
一人当たりの接種に最低でも5分かかる前提で、一人の医療従事者が一日にワクチン接種できるのは100人程度となる。
よって、集団免疫が獲得できる人口の70%(8,400万人)に必要となる、ワクチン専門の医療従事は、のべ8万4千人となる。(あくまで、のべ人数。)

ここで、期間についても、考えたい。
政府としては、どうしてもオリンピックは開催したいので、遅くても7月には集団免疫を獲得したいだろう。3月にワクチン接種を開始する前提で、3ヶ月あまり(およそ、100日)しか残っていない。
単純計算でいくと、1日あたり、8,400人のワクチン専門の医療従事者が必要になる。
そのような膨大な人数の医師や看護師を用意することができるのであろうか?
(ワクチン接種で疲労困憊した医療従事者の映像がワイドショーで話題になるだろう…)

もちろん、ワクチン接種専用外来、もしくは、密にならない大きな体育館などの施設も必要になってくる。副反応が出た際に救急病棟に搬送する経路も必要だろうし、直前にワクチン接種を拒否して暴れる輩も出てくるだろう。笑
そう考えると、ソーシャルワーカー的な人も必要か…
もし、そこでクラスターなんて起きようものなら、間違いなく隠蔽するだろうな。笑
普通に考えると、なかなか厳しいなぁ。

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