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機種変更とSmoozブラウザ

先日、嫁さんのiPhone12 Proへの切り替えの付き添いで携帯ショップへ。
2020年12月22日の時点においては、auの月額携帯プランは情弱プランだと断言できるのですが、嫁さんの携帯の付帯サービスは、auひかり、auじぶん銀行、auカブコム証券と、その昔流行った(正確には「嵐」をCM起用するも全く流行らなかった)「auの庭」を実現していて、完全に囲い込まれている状態なのです。

ちなみに、auじぶん銀行の電子決済サービス連携、auカブコム証券への導線については、貨幣のペーパレス化への貢献、一般人の貯蓄以外の金融投資へ誘因という意味で、個人的にはかなり評価しています。

現在、3大キャリア(Docomo, au, Softbank)の通信品質は差をつけることができないくらい安定しており、価格で競争するしかない状況です。そんな中、発表されたDocomoのahamoプランは、(政府総務省からの圧力が大きかったですが、)品質と価格の市場原理を正しく判断した上でのプランだったかと思います。その一方で、auから発表されたAmazonプライム付の情弱プランはなかなかの衝撃でした。

先日、ソフトバンクからもahamo同程度のプランが発表されたので、auからも年末年始にかけて同様のプランが発表されることかと思います。(されなきゃ、auは終わる。笑)

で、話は携帯ショップに戻ります。
iPhone12 Proの切り替えに際して、店員さんから、
「機種変更時にセキュリティ対策ソフトの導入を勧めるよう警察から指導がありましたので、よかったらどうですか?」
と(警察からの指導の真偽の程は不明だけど)
「iPhoneのアプリ配信の仕組み上、ウィルス感染は難しいだろうし、フィッシングサイトへの誘導系のリンクを踏まなければ、大丈夫かな?そもそも、ウチの嫁さん、ID、パスワード覚えてなくて、毎回、俺に聞くくらいだし。」
と断ると、警察などの権力に弱い嫁さんは若干不満気味。

「そもそも、俺は情報処理安全確保支援士(旧セキュリティスペシャリスト)の国家資格を保有してるわけで、ある程度のリスク管理もわかってて…」
と嫁さんにドヤってると、
「セキュリティスペシャリストなのに、instagramは乗っ取られるんだ?」
と。

そもそも僕のinstagramの資産価値程度なんて、ほぼ0であって、情報セキュリティのリスクとコストのバランスから言うと、レイバンの偽サイトの投稿レベルだと僕の信用価値がくぁwせdrftgyふじこlp。

最後になりますが、Smoozというスマホ向けWebブラウザを開発元が配信停止したようです。AppleのAppStoreでも配信されていたAppなのですが、「アプリの設定や操作、閲覧情報」といった個人の行動履歴や趣味趣向が特定できる情報が搾取されていたようです。
なお、このブラウザのデータ搾取手法は、セキュリティ対策ソフトを入れても防げません。
ちなみに、個人の行動履歴や趣味趣向は、広告サイトに売れますし、AIや機械学習向けの教育データになるんだろうなぁ、と。



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