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112兆円とスカウトメール

国債112兆円って…
少子高齢化で税収が見込めず、社会保障費が増加し続けることを考えると、間違いなく返済は不可能だから、政府は間違いなく更なるインフレ目標達成に向けた金融政策を打ち出すと思われる。

実体社会で見た場合、我々は「値上げ」に慣れていない。世の中の物価指数など関係なく、「安くていいもの」を探す。情報が溢れているおかげで、同じような偽物を探すことが簡単な世の中になった。提供する側は「値段を下げること」が集客の一番の近道となり、一般消費者は「節約」の旗印のもと、偽物を消費し貯蓄に励む。
目に見える物価上昇はないのかもしれないが、「そういえば、マックって500円で食べれてたよな。笑」「自販機のジュースって130円じゃなかった?笑」という時代が来るのだろう。
その時には、銀行口座に預けていた100万円は、今の10万円の価値になっているかもしれない。
バブル崩壊後に社会人になった日本企業の経営陣は、今後のインフレに対応することは可能なのだろうか?


「失われた20年」は幸か不幸か変化がなかったので、過去の慣例に従順であればあるほど、評価されていたような気がする。(学歴や職歴がいい例だと思うが。)
しばらくはその傾向は続くと思うが、そのような組織や企業は遅かれ早かれ淘汰される。
そんなことを考えながら、ビズリーチからのスカウトメールをゴミ箱に入れる日々である。

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