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桜花賞のレースレベルからオークスの好走馬を探ろうというお話 Part1

今週末はオークス。
出走登録は21頭がエントリー。その内、重賞勝ちのある馬はウォーターナビレラ、エリカヴィータ、サークルオブライフ、スターズオンアース、スタニングローズ、ナミュール、プレサージュリフト、ライラックの計8頭もいて非常に難しい2022年な訳ですが、そんな今年のオークスを桜花賞の結果を分析することで紐解いてやろうというお話です。

どういうこと?

という話なんですが、今年の桜花賞のレースレベルをどう思いますか?着差でいうと、1着~10着までが0.3秒差で非常に僅差な決着なので、ゴール前の白熱シーンから「レベル高けぇ・・・」と認識してしまいそうなのですが、平均よりも低いレースレベルと思われます。

2012~2021年の桜花賞で1~3着馬が記録したRAPの平均値と
2022年の桜花賞で1~3着馬が記録したRAP値

「RAPて何?」という話ですが、私は(というかAIのヨコワケ君が)競走馬の走破タイム、着順、トラックバイアスからその馬の競走能力を数値化しています。上の図は過去10年の桜花賞で1~3着馬が出したRAPの平均値と今年の1着~3着馬が出したRAPを比較したもので、今年は過去10年平均よりも5pt低いです。

*RAPについては下記の自己紹介ページに記載。

「平均より5pt低いってどんなもんなの?」については、年別で比較すると分かり易いです。

過去10年 桜花賞1~3着馬の平均RAP

低めの年に色付けしたものですが、その年の1着~3着馬をおさらいしてみましょう。

2013年
1着 アユサン
2着 レッドオーヴァル
3着 プリンセスジャック

2013年 桜花賞1~3着馬

2015年
1着 レッツゴードンキ
2着 クルミナル
3着 コンテッサトゥーレ

2015年 桜花賞1~3着馬

どうでしょう。覚えてるよ!知ってるよ!ウマ娘で見たよ!という方、いらっしゃいますか。

逆に高かった2019年(70pt)と2021年(72pt)の1~3着馬はこちら

2019年
1着 グランアレグリア
2着 シゲルピンクダイヤ
3着 クロノジェネシス

2019年 桜花賞1~3着馬

2021年
1着 ソダシ
2着 サトノレイナス
3着 ファインルージュ

2021年 桜花賞1~3着馬

2019年の勝ち馬・グランアレグリアはその後、G1を5勝。3着馬・クロノジェネシスもG1を4勝。
2021年の勝ち馬・ソダシは今年のヴィクトリアマイル勝ち馬で、3着馬・ファインルージュもヴィクトリアマイルを2着。

桜花賞のレースレベルでなんとなくその後が見えてくると言いますか、その後の成績・活躍と正の相関はありそうでしょ。

ということは・・・

豆電球買い忘れた人

ピカピカーッ!

レースレベルの低い2013年と2015年に開催されたオークスの結果を分析したら今年の好走馬があぶり出せるんじゃない!?
ということを思いつきました。天才すぎる😊

それでは次回、2013年と2015年のオークスを分析!
また明日(多分、明日)👋

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