![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78669380/rectangle_large_type_2_fd61bb9bde2fdf2a5af43058069f8e1d.png?width=800)
桜花賞のレースレベルからオークスの好走馬を探ろうというお話 Part2
前回のお話はコチラ
前回のあらすじは
①1着~3着馬が出したRAPの平均値を
レースレベルと捉えて考える
②他年と比較すると今年の桜花賞の
レースレベルは低い
③過去10年だと2013年と2015年に近い値
④じゃあ、その年のオークスの結果を
紐解けば今年のオークス好走馬を
見つけられるのでは?
ということでした。
今回は2013年と2015年のオークスを分析します。
と、その前に…
前回、桜花賞のレースレベルは年によってバラツキがあるよ。ということを述べました。「じゃあ、オークスはどうなの?」という疑問が。
アンサー、オークスは毎年同じぐらいのレースレベルになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1652686664944-mlCn4AFDbC.png?width=800)
毎年、62pt±2ぐらいの範囲に収まります。
「なんで?」ていう話なのですが、恐らくこの時期の牝馬にとって2400mという距離がベストパフォーマンスを発揮できる舞台じゃないからだと。
長くても2000mまでの経験値で2400mの距離に挑むので、騎手も慎重に競馬をするでしょうから(道中は折り合い重視→直線で末脚爆発みたいな競馬)、この辺りの数値に落ち着くのでしょう。
*オークスまでに2400mのレースって経験できるんでしたっけ…?
では本題。
というか共通項の結果を。
こんな馬を狙え!
![](https://assets.st-note.com/img/1652685808466-xOOyJATbP9.png?width=800)
一旦整理を。
2013年・2015年の1~3着馬における条件①~③について検証します。
2013年
1着 メイショウマンボ
![](https://assets.st-note.com/img/1652686240786-0i2s9qcAlR.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652686763884-ZchkYTxMJ5.png?width=800)
・前走・桜花賞で10着。RAPは55pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
2着 エバーブロッサム
![](https://assets.st-note.com/img/1652686281084-bxXlx3vJyJ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652686802560-MRtxC0WNX1.png?width=800)
・前走・フローラS(2000m)で2着。RAPは55pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
3着 デニムアンドルビー
![](https://assets.st-note.com/img/1652686440645-qiLEVnI50F.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652686845593-YYEun83dVV.png?width=800)
・前走・フローラS(2000m)で1着。RAPは56pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
2015年
1着 ミッキークイーン
![](https://assets.st-note.com/img/1652686908427-06jckcpQp2.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652686958225-rYLGpQ3AIA.png?width=800)
・前走・忘れな草賞(2000m)で1着。RAPは59pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
2着 ルージュバック
![](https://assets.st-note.com/img/1652687045445-Iw90DgHuD9.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652687093781-ietWaSZgfR.png?width=800)
・前走・桜花賞で9着。RAPは56pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
3着 クルミナル
![](https://assets.st-note.com/img/1652687165207-oOzbBNSWla.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1652687205913-A6VuxTDGum.png?width=800)
・前走・桜花賞で2着。RAPは58pt
・父方の祖父はサンデーサイレンス
如何だったでしょう…
③「父方の祖父がサンデーサイレンス」については「いや、ディープ産駒の無双時代だからね!」というツッコミもあるかと思いますが、他年度の結果を見てもこういう事象って超レアですし、それが2013年と2015年で起きているのは事実なので、重く受け止めたい(というか、これ以上深堀りするのが面倒臭い。額面通り受け取る)
ただ、2代前が「サンデーサイレンス」という馬も現3歳世代ではもう少なく、今年の出走馬でこれを当てはめるのは難しいので、ここを「ディープインパクト」に改変して好走馬を探りたいと思います…
![](https://assets.st-note.com/img/1652689276975-qi351E1VVa.png?width=800)
いや、言いたいことは分かります。
じゃあ、メイショウマンボの父・スズカマンボとルージュバックの父・マンカフェはどうすんのよ?でしょ。
仰る通りでは御座いますが、サンデーサイレンスの正統継承者(馬)と言えば誰?ディープインパクトですやん。逝去して3年が経とうとしている2022年5月現在も種牡馬リーディング1位ですよ。ディープすげぇ!ディープかっけぇ!
![](https://assets.st-note.com/img/1652688465646-5QaYyYkZiK.png?width=800)
非常に強引な論法では御座いますが、誠に勝手ながら条件③の「父方の祖父がサンデーサイレンス」を「父方の祖父がディープインパクト」に変更して2022年のオークス好走馬を探したいと思います!
次回、好走馬をピックアップ!!
ではまた明日👋
続きはコチラ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?