ダメ母の言い訳
しばらく投稿の間が空いてしまった。
仕事柄、秋冬は繁忙期で、毎日をどうにか辻褄を合わせるだけで精一杯なのである。
…と、言うのは言い訳で、大概が三日坊主な性分なのだ。
息子に向かって「コツコツと努力を続けなさい」なんて言う土俵には私はいない。
三日坊主だけならまだしも、後回し癖もあるし、夏休みの宿題はラスト2日くらい必死になってやって、しまいには出さない科目もあったりしたタイプ。
私はいわゆる「良いお母さん」ではない。
家での私のポンコツぶりをあまり口外しないでいてくれてありがとうと息子に言いたい気持ちだ。
そんなことを憂いていた時期もあった。
素敵なお母さんであろうと、色々手作りをがんばったり、子育て論を勉強したり。
他のお母さんたちがしっかりと色々管理しているのを見て、「やらねば!」と思うもののまったく全てがザルからドンブリに入れ替えてるだけ。
まぁねぇ…無理があるわけですよ。そもそもがコレだから。
「私はダメ母」とガックリしていたところで、ある日ある記事を目にした。
「母親として完璧に出来なくて当たり前。だって、まだ『生まれてからただの私だった時期』の方が『お母さん』になってからより全然長いんだもの」
申し訳ないけれど、どこで誰が言っていた言葉だったのかは忘れてしまった。
言葉尻もうろ覚えなことを許していただきたいが、こんな内容だった。
パッと目の前が明るくなった気がしたのを覚えてる。
それを読んだ頃は息子はまだ15歳くらいで、私は「ただの私学校」で30年くらい過ごして、「お母さん学校」に入ってまだ15年だったのだ。キャリアは倍である。
そりゃ出来ないよ。
どうしたらいいかなんて、分からないよ。
「私はサボってたけど、ほんとはそれではダメなことなんだよな…」なんてことばかりである。
お母さんは立派ではない。
子どもが産まれたらすぐに立派なお母さんになれるわけではない。
母性とそれは違うと思うのだ。
勿論、お母さんに限ったことではないけれど。
お父さんだって、そうだよね。
だからって言うのもどうかと思うけど…
息子よ。ダメな私を許してね。
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