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blackpinkとルッキズム

世界中から注目されるblackpink。日本の若い女の子なら誰もが知っているし、憧れている子は沢山いる。

メンバーの風貌は、簡単に言うと白くて細い。これは日本でも良しとされている。なんなら日本の女の子は殆どそう思っているだろう。

段々と多種多様な考え方が認められる様になっている中でblackpinkを見ると、私はやっぱり白くて細いのが良いのかと思えてくる。当たり前の話だが、誰がどんな姿を良しとしてもそれは個人の好みなので、他人に迷惑を掛けない限り、誰も文句を付けることはできない。(ここら辺はマジで難しい話)

kpopと言うのは当初から白くて細い女性を推してきた。それは今になってもほとんど変わらない。(Hwasaなど例外あり)それでももっと、例えば黒人を起用するとか、と考えてしまう時がある。あの風貌自体がkpopのアイデンティティとなっている以上無理に時代の流れに合わせて路線を変更するのは、十分な議論が必要になりそうだが。

Arcaというアーティストを知っているだろうか?今の写真を見てもらえればわかるが、全く持って性別がわからない。私は、このような人が世界のトップスターになることを心の底から望んでいる。それは今までの固定観念に囚われない新しい世界が到来したことを意味する。日本では氷川きよしがカッコいいお姉さん風にイメチェンしているが、それを批判するような記事やツイートをまだ見たことはないし、逆に賛美される声の方が多い。とても嬉しいことである。

もちろん、白くて細い女性はとても魅力があるしそれを良いと思っても問題ないが、逆に黒くて太いのは良くないと思われてしまうことが良くないなぁと感じる。黒くて太い女性に対しても皆が魅力を感じられる世界になって欲しいし、私もそのような考え方を持とうと努力をしている。

更にこの話を発展させるとするならば、毛深い、ガリガリ、薄毛、ニキビなど欠点とされるものをどれだけ愛せるかという話になってくると思う。これは清潔感が鍵で、上記のような人は汚いというそれこそ固定観念が焼き付いている。お風呂に入って匂いをケアすればそれで十分だと思うが、嫌な人は多い。キリがないのでこの話はここまでにしておいて。

とりあえず、今回の話で私が言いたかった事は、blackpinkを見て、「白くて細い女性は良い。黒くて太い女性は良くない」と思うのではなく、「白くて細い女性は良い。でも黒くて太い女性も良い」と思えるマインドを世界中の人が持てたらいいなという事でした。