勝手にチャレンジ1000 00792週間でこんなことに。

バラのシーズンが終わり、ドクダミの白い花がさいたが、今年は下草を刈ったり、去年より少し芝生を広げたりしたので、辺り一面白い花におおわれるKINGDOM of DOKDAMI 遊びはできなかった。毎年のドクダミの酵素ジュースやチンキも作らなかった。少しずつ生活を変えて家を片付けていかねば今後の生活が描けない。草を延び放題にして、思うままにドクダミやよもぎを優遇したり、露草を優遇したりして空き地的庭を楽しむのも孫が遊びに来たらどうする?もう少し快適で目の行き届いた空間の方がよくないか?という気にもなる。

そんなわけで、朝活と称して少しずつ草取りをしてみたり、鉢物の整理、また、トマトを植えたり、放置していた種を蒔いてみたり、で六月前半で、ベランダからリビングの前辺りはそこそこ庭らしい体をなしていたのだが、ちょうど6月16日、長女と次女が暮らす京都から相継いで電話が来た。妹曰く、お姉ちゃんなんか変だよ、姉曰くもうダメだ、と

これは大変!と、全てを置いて京都に駆けつけて二週間。

この項書きかけ。
そして、これから先のことを書けないままに4ヶ月たってしまった。
その間京都に通ったり、長男夫婦と孫を迎えたり、実家に通って親の面倒を見たりした。
そして、この夏はあまりに暑く、ほとんど庭に出ることもできず放置した。
前述の、6月の二週間だけでさえ日々の手入れが無に帰してしまったのであるから、この4ヶ月放置が何をもたらしたかは推して知るべしであろう。
枯れるものは枯れ、盛んなものはいよいよ盛んに思うままに育ち、ほぼ人の手が入らない、まさに空き地のような空間になった。

ある時期、草の間に小さい黒い塊が見えた。黒い子猫だった。一人立ちの練習か、親とはぐれたのか、うちのネコのキャットフードを少し置いておくといつの間にかなくなっていた。
暑い頃だったので、次の日も水とフードを置いたが、その次の日、そのフードにおびただしいアリがたかっていたのでフードを置くのをやめた。黒い子猫もそれ切り見ていない。どこかで一人前に大きくなっているだろうか。

暑さがふと和らいだある朝、庭が青く見えた。無数の露草の花が咲いていた。神のみ技は測りがたし。なにもしないことで一面の露草が出現したのだった。
そして、その花も秋の深まりとともに消え、
一大叢となっていたシソに穂がつき、摘み取らないまま種となり、今は蓼の薄ピンクの粒々の花が地面を覆っている。
一面緑のようで実は様々な色があることに気づく。
葡萄の房も色づき始めた。

#gardenwork1000




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