勝手にチャレンジ1000 0073ひがきみずくり

日照りの年は柿が豊作で雨の多い年は栗が豊作、と、母は言うのだけど本当だろうか?
うちの栗は本当だよ、といってるみたいに今年はやけに早くから生りが良い。

こちらは玄関前、いつもは早生で早々と実をつけるが実入りはよくなく、味も薄いため、ほぼ観賞用なのだが、今年はきれいな実がたくさん出来ている。
こんなに丸々したのはこの家に来て30年、はじめてなのではなかろうか?
今までで経験したことのない、と形容されるほどの大雨が降ったからか?30年たって木が成熟したのか?

とにかく、こちらの木の栗を収穫して初栗ご飯。
お味は・・・うーん、昔、この栗は味が薄いと義母に言われ、確かに、思ったのと、さほど変わらず甘さ、旨味は今一つ。いやいや、何はともあれ、実りを喜び、感謝していただいた。

本命の庭の栗の木もイガが大分大きくなってきて、実入りも良さそう。
こちらは味も良いのでうまく行けば、渋皮煮や甘露煮にして保存し、クリスマスやお正月に使うことできる。昨今の酷暑、天候不順などで、ここ2、3年たくさんとれてはいないのだか、今年は期待してみよう。

あ。

今年は梅雨時分にタイミングを逃して植木屋さんの選定を頼んでいなかったことを、今、思い出した。
栗はちょうど梅雨の頃に花を付ける。
剪定してしまうと実がならないので、毎年いつ植木屋さんに頼むか悩むところなのだが、ここ数年は、もう、栗を諦めて梅雨から初夏で庭木の散髪をしていたのだった。それもあってこのところ自家製の栗の甘露煮とかにお目にかかることがすかなくなってたのかも知れない。

大体梅雨前と年末、年に2回植木屋さんに来てもらうのは庭の手入れでもあるけど、近隣対策という意味もある。
うちの庭木が鬱蒼と繁って、隣へ枝を伸ばしたり葉を落としたりするのを防ぐためだ。
貢ぎ物で進呈するので少し栗が繁るのを大目に見てもらおうとした年もあったのだけど、なんとお隣は栗が嫌いだそうで懐柔作戦は撃沈したのであった。
でも、このところ毎年きちんと手入れしてたので、この春から夏は、切らなくても、私が気づいたところをチョキチョキするだけでなんとか過ごせたし、あまりの酷暑に外にでることもなく、庭をほったらかしにしてても、お隣もまた庭にでてこないのでうるさく言われずに済んだというのもあったかも。

そしてこの8月半ばの大雨。蝉の声が一気に夜は虫の声に変わったが、8月後半、お盆が済んでからまた暑い夏が戻ってきた。
雨が降って、暑くなって、またまた草が元気だ。落ちてきた栗が下草に潜ってしまわないよう栗の木下は少し草刈りしておこう。

9月に入り、今日からようやくまた雨。

秋を連れてくる雨かな。
もう少ししたら栗も落ちてくるだろう。
楽しみ楽しみ。

#gardenwork1000

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