勝手にチャレンジ1000 0064 ユキヤナギ散髪
梅雨の晴れ間にユキヤナギの散髪。
アブラムシもてんとう虫の幼虫も見なくなったのでバッサリと切ることにする。
虫にも時期があり、春先に花が終わると緑色のアブラムシがつき始める。あー、いやだな(アブラムシの知ったことではない)とおもう。薬をまくか、枝先を切ってしまおうか、と思うが、がまんがまん。
ある日一匹のてんとう虫を発見したら、いつのまにかアブラムシは全く見られなくなるのだ。
てんとう虫たちは、このユキヤナギのアブラムシを食べて卵を産み、繁殖する。
そして、産まれた幼虫たちも、この枝の上でアブラムシを食べ、どんどん大きくなるのだ。
この家に来て、てんとう虫の幼虫を初めて知った。小さな黒い頭に黒い胸、朱色の印に細かい横じわがはいって、6本の足、まるっこくてピカピカの玉のような親とはにつかぬただの気持ち悪い虫であったろうが、知ってからはかわいい幼虫たちになった。
勝手なものだ、無知は怖いね。
そして、また、あるとき、ふと気付くとびよんびょよんと伸び放題に伸びた枝を残してアブラムシもてんとう虫も姿を消している。
今年もざっと見たところ幼虫もアブラムシももういなくなっているようだ。
さて、ざざっと散髪してしまおう。
長く伸びたところをチョキンチョキンときって、あとはざっくり形を整える。
ユキヤナギは枝も柔らかいし素人でも何となく形が出来上がって楽しい。シザーハンズになった気分で表面を均一に撫でるようにハサミを動かし丸くする。
ま、だいたいこんなものかな。
あー、楽しかった。
掃除がいや。
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