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長野の木曾《きそ》で堆朱《ついしゅ》塗り体験

木曾漆器工業協同組合 http://kiso.shikkikumiai.com/waza/tuishu.html

 長野県の木曾平沢で漆塗りを学びました。
学び始める少し前に漆塗りの体験をしました。体験では写真の堆朱《ついしゅ》塗のコースターを作成させました。
何重にも漆《うるし》塗りが施されているものを一生懸命に研ぎます。
研ぎ出しでどこまで文様を出すかは「自分で決めていい」のですが、
どうしようかなと迷いながら研ぎ進め、黒い部分を多めに残し研ぎを終了としました。

 娘と一緒に体験。娘はスプーンを選択し一生懸命研いでいました。その横顔を見ていて、日ごろ親子でもくもくと工作する時間なんてなかなか持てないので、静かにともに過ごせる今を「幸せだなあ」、「よく上手にできるなあ」なんてかみしめていました。(親バカですね!)

 研いだ後もう一度職人さんによる「仕上げ」が必要ということで、
一週間から10日後くらいに送ってくださいました。
仕上げの漆塗りが施されたんですね。
「届くのを待つ」というのもまた楽しい時間で、綺麗に仕上がってきたものを手にしたときはまた一層感慨深く感じられました。

伝統工芸の漆塗りを学ぶと決めた経緯などはまた次に。

つきうさ



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