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目下取り組み中の障害福祉事業について

うちの会社ではクリエイティブの制作を中心にいろんな仕事をしておりますが、2021年上半期より別会社で新しく進めてきた障害福祉事業のことをなんとなくまとめておこうかなと。

※ちょうどプレスリリースが配信されましたので、よろしければこちらからご覧ください。

【障害者就労支援】WEBワーク特化型の就労継続支援B型「GIF-TECH's-ギフテックス-」が新規OPEN、利用者の募集開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000084149.html

障害福祉や医療関係の業界に携わったことのないメンバーも多い中、ぼくは主にクリエイティブの制作を担当しながら、利用者の仕事をつくったり、事業の方針などについてもあーだこーだ口出しさせてもらいつつ、日々試行錯誤で環境づくりを進めているところ。

まずはじめの一歩として、WEBワークに特化した就労継続支援B型事業所を、2021年12月頭に板橋区にてスタート予定です。行政手続きや内装工事など真っ最中で、なかなか万事順調とはいきませんが、着実に動きはじめています。(利用者さん募集してるので、お知り合いに興味のある方がいればぜひご紹介ください)

そもそもこの取り組みを始めたのは、障害福祉業界特有の後進性に問題意識と可能性を感じたことから。

障害のある方が働く場所はいろいろありますが、ぼくたちが開所しようとしている「就労継続支援B型」においては【時給216円、月16000円前後】というのが工賃の全国平均額。

この数字の表すところに関しては諸意見がありますが、WEBの仕事で生きてきたぼくたちからすれば、なかなか衝撃的な数字です。(ぼくが身を置くクリエイティブ業界なんかは、例えば1つのWEBサイトの制作で100万円以上平気で動く業界ですから、比べるととんでもないギャップです。)

この業界間の感覚的なギャップを埋めることができれば、商売としても、障害者サポートの文脈でも、何かうまく回り始めるのではないかという期待感を持っています。

それに、障害がなくてもなんだか生きにくい世の中なのに、障害がある人たちが救われない社会の仕組みを無視したまま活動することは、ぼくの持つポリシーやビジョンとは反している点も、この活動に力を注ぐ理由の1つです。(この辺はまた詳しく書きますが)

そんなモチベーションで取り組んでいるこの事業ですが、インターネットビジネスやWEBマーケティング、WEBデザインなどを得意としたメンバー+障害福祉・医療現場経験のあるメンバーで構成された特異なチームで、この業界の閉塞的で後進的な雰囲気を打破できればと考えていますので、ぜひ興味のある方はお力貸してくださいませ。

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■今後の情報展開

①メディアサイトリリース
障害福祉をテーマに、全国のユニークな取り組みや先進的な事業内容などを取り上げるメディアを制作中です。音声、動画、テキストのメディアミックスなスタイルでまもなくリリース予定。お楽しみに。

②clubhouse、Twitterスペースでの配信
毎週水曜日の夜に進捗報告や情報交換などを行なっています。(土曜日から変更になりました!)

clubhouse
→https://www.clubhouse.com/club/web%E7%89%B9%E5%8C%96%E5%9E%8Bb%E5%9E%8B%E5%B0%B1%E5%8A%B4%E7%B6%99%E7%B6%9A%E6%94%AF%E6%8F%B4

Twitter
→https://twitter.com/wellstech1?s=21

多くの人の個性や表現が埋もれてしまわないように、クリエイターとして、価値を掘り出し、届ける活動を行ってまいります。ブランドづくりに軸足を置いていますが、メディアでの発信や書籍展開など、活動の場の創出ができるようにも努めてまいりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。