見出し画像

桜ドローンプロジェクト2021の行方/2021年5インチ入門機として最適なRTF:QAV-S Johnny Edition/ビルの建設現場でのFPVドローン導入はいかに?/REWIND/イベント企画運営の面白さ/横田 淳『週刊ドローンリアルビュー』 Vol. 39

画像1

Clubhouseが盛り上がった一週間でしたねぇ~。
ちょうど先週のメルマガを書いていたときに招待を受けて、それから毎日ちょこちょこと使っていたと思いますが、わずか7日間で利用者層や作成されたルームの種類がここまで変わるとは思わなかったです。

現在のClubhouseをみると「ミュート部屋」「無言部屋」「フォロー部屋」のようにフォローをかせぐための部屋が乱立しております。ひたすら「hide」しているのですがもぐらたたきのように出てきてタイムラインを見るのが面倒です。Twitterでもなんでもそうですが、「相互フォロー」なんて何もいいことないし、僕は絶対にやらないです。

ただ、こういったことが早々に乱立する背景にはClubhouseの特徴として「検索がなく」、「通知が重要」なところも大きく関係しているなと感じます。

例えば僕だったら、「映像とかドローンとか観光とかのルームを探したいなぁ」と思いますが、検索がないので該当のルームを見つける手段がありません。自分のタイムラインに出てくるのは、関係性のあるつながりからルームのトピックやつながりを持つ人のルームが表示されます。つまり、自分が知りたい情報は、知りたい情報を持ってそうな人をフォローしておくのがいいってことですね。

そして、フォローした人がルームを作ったり、スピーカーになったりすると、フォロワー全員に通知が行きます。つまりフォロワーが多い人がルームに入って、その後スピーカーになったら、そのスピーカーのフォロワーがどっとやってくるという仕組みです。これはルームを作った人が誰かをスピーカーに追加するときに「フォロワーが多い人を呼びたくなる」心理も生みますので、フォロワーを増やすことがますます正義になる。

こういう背景から、「フォロー・フォロワー」を増やすこと自体の正義がうまれて、そこからさらに派生してフォローを目的としたルームが乱立したのかなと。にしても、こんなよくわからない繋がりから表示されるルームの自分の興味との関連性が少なくなってくるので、ノイズだらけになるだろうし、本来的なやり方じゃないので、すぐに対策をとられるでしょうね。

こういう一種の変則的なテクニックというか、本来的な関係性の構築からはずれるようなことはその人(ルームを作る人・入る人も含めて)の印象も変えてしまいますので要注意ですね。来週くらいには、「大して話も面白くないのになぜか10000人のフォロワー」みたいな人がたくさん出てくるんですかね笑


○今週のとんかつ〜カツとカレーの店 ジーエス(虎ノ門)〜
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13224013/

画像2


カツラーは大体カレーも好きなんですが、うまいカレー屋にはとんかつは置いてないし、たまにある適当な「カツカレー」はまったくカツが美味しくない。当然どちらも仕込みから何から手間暇がかかるわけで、いくら美味しいカレーだからって美味しいとんかつがあることなんてそうそうないのです。もちろんあったらいいな、とか思うのですが夢のまた夢的な…。

そんな夢を東京で実現してくれるのは、虎ノ門から歩いていけるジーエスさん。連れがカツカレー、僕は上ロース定食にカレートッピングしました。カレーは甘めというよりもすっきり絡めな味わいで好みは分かれる味かなと思いますが好きです。とんかつのお味も美味。こちらのお店は先日紹介したポンチ軒をも手がける斎藤元志郎さんがオーナーシェフとのことで納得です。これを食べているとどっちがメインなんだろう感がすごくて満足度がとても高いです。

土日はサラリーマンが全くいないので比較的空いているのでおすすめです。
それでは今週のメルマガです。

▼039
-----------
                         2021/02/03
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
横田 淳『週刊ドローンリアルビュー』 Vol.39


毎週水曜日発行
◆◆◆────────────────────────────◆◆◆


今週の目次─────────────────────────────

1.今週のトピック
2.横田のドローンガジェットレビュー
3.世界のおすすめ動画解説
4.連載:FPVドローン入門〜エアートリック〜
5.Q&A(何でも質問回答)

--------------------------------------------------------------------

1.今週のトピック

日本中・世界中でドローンを持ってコンテンツ企画、イベント運営、撮影している著者が毎週違ったトピックで旬な話題を提供します。

--------------------------------------------------------------------

『桜ドローンプロジェクト2021』

画像3

本日の18時からのテレビ朝日「スーパーJチャンネル」に早速桜ドローンプロジェクトが紹介されました。

この数ヶ月間企画会議を色々と重ねてきまして、最初は「和食+絶景」とか「ブルーシートを擬人化する」とか「音楽LIVEとコラボ」して桜を世界に広めるなどの作戦をねっておりました。が最終的にはまた戻って「オンライン花見」。

去年は「撮影地の数」という都道府県コンプリートを目指して行いました。ご支援いただいた方のおかげもあり、40都道府県50箇所の桜映像をドローン100%で撮影し、B-Ray・DVDを作成しお届けすることができました。日本の文化をアーカイブするという意義のあるプロジェクトを成功させることができたと考えています。

移動はかなりのハードスケジュールであり、それに伴う機材の準備や、撮影許可、天候や開花状況を考慮した場所の選定など本当に難易度が高い撮影でした。鎌倉撮影を終えて長崎にとんで九州を一周したり、徳島県で夕方撮影を終えて、その足で群馬県に車で移動し翌朝撮影したりとんでもないスケジュールだったなと改めて思います。

今年のテーマは「世界同時乾杯」です。
緊急事態宣言が3/7まで延長となったものの、4月の満開期にパァーッとお花見しよう!というマインドにはならないと予想しており、今年も皆で集まってのお花見とはいかないと考えています。観光業も飲食業もホテル業も軒並みダメージを受ける中、こうしたメインイベントがなくなることの影響は計り知れません。

今回の「オンライン花見」はただ、桜映像を放送するのみではありません。

ラピュタの「バルス!祭り」ばりに、「乾杯!」が世界中で巻き起こるようなそんなムーブメントを作り、ホテルや飲食店などへの映像提供だったり、老人ホームや病院などへの桜鑑賞会を提供したり、家で一人でステイホームをせざるを得ない人でも「一緒になれる」ような状況をつくりたいなと考えています。

コンテンツは大きく2つです。

1.1000時間の桜映像アーカイブのライブ放送しっぱなし
2.満開の桜を1日中楽しめるリアルタイム生配信

1については、以下のYouTubeのライブ配信をベンチマークして設計しています。

○lofi hip hop radio - beats to relax/study to
https://www.youtube.com/watch?v=5qap5aO4i9A

このメルマガを書いている現在、約50000人もの人がこのライブ配信を見て聴いています。このライブ配信の開始日付に注目してほしいです。なんと、2020年2月!!つまり2月から1年間ライブ放送し続けているのです。

ここから先は

5,084字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?