＊無料【4/21】”士業壊滅”ChatGPTが与える本当の破壊的脅威とは？-平岡拓×横須賀輝尚オンラインセミナー

2023年4月12日 13:04

横須賀輝尚です。
脅しでも煽りでもなく、また集客のための過剰表現でもありません。

むしろ、だいぶ抑えた表現。
それが「士業壊滅」です。

今回、この「士業壊滅」というテーマで配信を行います。もちろん言うまでもなく、解説の中心となるのはChatGPT（GTP-4）。

前回、2月9日に「どこよりも早い士業のためのChatGPT解説」という配信を行いました。

まあ、我ながら察知から企画実現まで異常に早いと思います。2022年11月に公開。1月に話題に。このペースですからね。そして、この配信の企画段階では、正直に言うとプロモーションがメイン。「どこよりも早く、話題のChatGPTを取り上げれば、注目度は高いかな…」くらいの認識でした。

実際、配信の中で寄せられた反応としては、

・「ChatGPTってすごいな…！」
・「AIってここまで進化したんだ！」
・「士業の相談業務にも影響ありそうだぞ…」

というようなものが多かった。AIへの感嘆、称賛ですね。一方で、こんな感想もありました。

・「なるほど、まだ過去の情報からしか回答できないのか…」
・「映像や画像の認識はできない。あくまでテキストがメインか…」
・「まだまだ間違った回答をすることも多い」

というような、ChatGPTに関するネガティブな意見も。私自身も2023年1月の時点では、似たような認識でした。「こりゃすごいものが出てきたけど、実務で使うレベルになるには、欠点も多く、時間もかかるのかな…」と。

しかし、しかしです。
配信からたった1ヶ月半後の3月14日。ChatGPTの新バージョンである「GPT-4」が開発元のOpenAIから発表されました。

なんと、GPT-4では2月の時点での欠点をほとんど克服していました。大きな変更点は「プラグイン」の存在。まあ、「機能が追加できる」くらいの認識で良いでしょう。これによって、GPT-4は大きく変わりました。このプラグインによって、外部サービスと連携することができ、新しい情報も追えるし、画像認識もできるし、わかりやすく言えば、「信じられないスピードで欠点がなくっている」ってことです。

ポイントは、この進化のスピードです。
別の言い方をすれば、どんな欠点も時間の問題で解消されるということ。

もう、「AIチャット」ってレベルじゃないです。

例えば、プラグインとして追加が発表された中には「Expedia」があります。航空券やホテル手配をするオンライン上の旅行会社。これが実装されれば、GPT-4に「どこそこに観光旅行に◯泊◯日で行きたい」と質問すれば、観光ルートから航空券、ホテルの手配まで完了する可能性があります。

日本でも「食べログ」とかがプラグインとして連携されれば、検索から予約まで、ChatGPTで完了する、なんてことが実現するかもしれません。

ほかにも「FiscalNote」との連携も発表されています。これは世界中の法律や規制、訴訟の情報などがリアルタイムにアップデートされているサービス。

「あれ…？もう新法や法改正は、ChatGPTに聞いた法が早くね？」
そのとおりです。

ほかにもいっぱいあるんですが、ChatGPTは今こういう状況。
そして、ほかにも見逃せない進化があります。例えば、GoogleChromeの拡張機能です。これは私のツイートを見てもらった方が早い。

このChromeの拡張機能は結構使える。

【YoutubeDigest】
YouTubeの内容をChatGPTがテキストでまとめてくれる。記事風でも箇条書きでも。試しにYoutubeDigestを入れて、成功法則RADIOを見てみて。こんな感じになるから。https://t.co/bWlXsQ8MJl #ChatGPT #YoutubeDigest pic.twitter.com/Xi6hk9smDB
— 横須賀輝尚 |「会社を救うプロ士業会社を潰すダメ士業」著者 (@pcjyokosuka) April 6, 2023

このChromeの拡張機能が使えるその2

【ChatGPT for Google】
Googleで検索すると、同時にChatGPTにも質問できる。#ChatGPTforGoogle #ChatGPT pic.twitter.com/vwamEFErkg
— 横須賀輝尚 |「会社を救うプロ士業会社を潰すダメ士業」著者 (@pcjyokosuka) April 6, 2023

「あれ…？もう文字起こしのAIも要らなくね？」
そのとおりです。

この拡張機能、すべて無料です。

そしてこれも、開発や発表はおそらく2023年の1月-2月あたり（すみません、詳細な資料が見当たらず）。ただ、重要なのはChatGPTリリースから数ヶ月の間でこれだけのものが生まれているってこと。

そして、あらゆるものにAIが搭載されてきている。このnoteにも「AIアシスタント（β）」がつきました。この文章は自分で書いてますけど、もう基本的な文章は全部AIがやってくれる。NOTIONのテキストAIもヤバい。

だから、いまあるAIチャットの問題が解決されるのは時間の問題ということです。

特に、各種サービスと連結していくというのは、ChatGPTがプラットフォーム化しているということです。ちょっと難しいかもしれませんが、私が考える未来の一部はこんなものです。

・原則、「置換」「変換」ビジネスは終わる
・肉体労働より、ホワイトカラーが先に終わる
・データとお金を持っている企業・事務所が勝つ

実力もお金もデータもない企業・事務所は、本当に生き残れなくなります。控えめに言って、このくらいの衝撃です。調べれば調べるほど、各国で「AIの開発を中止せよ」って声が出てるのもわかります。このままAIが進化したら、マジで仕事奪われる人だらけになるもん。

そして、士業の仕事は壊滅的になるでしょう。

じゃあそのChatGPTというのはパンドラの箱で、絶望しか入っていないかと言えばもちろんそんなことはありません。箱から最後に出るのは「希望」。そうわけで、平岡拓さんと最新のChatGPT解説をやります。

平岡拓（DX導入支援コンサルタント）

京都府出身。立命館大学理工学部卒。投資銀行の内定を蹴って新卒でIT系スタートアップ企業に入社。インバウンド・アウトバウンドともに新規の法人営業を担当したのち、若干22歳でノーコードのスクール事業立ち上げに参画。初年度から黒字化。サービス設計、営業、マーケティング、講師業務、採用・育成等のサービスに関わる全業務を担当する。その後、国産ノーコードツールのプロダクトマネージャーを経て、現在はフリーランスのコンサルタントとして活動。中小企業から大手企業まで、様々な受託開発実績がある。

※平岡さんの注目度も、信じられないスピードで上がってます。今年1月に1000人程度だったらTwiterのフォロワーも、いま2万人弱くらいまで増えました。

横須賀輝尚

士業専門の経営コンサルタント。パワーコンテンツジャパン株式会社代表取締役、特定行政書士。2007年に日本では初めてとなる士業向けに経営スクール「経営天才塾（現LEGALBACKS）」を創設し、2023年現在、全国3000名以上の士業から相談を受け、その相談数は優に2万件以上を超える。主な著作に「会社を救うプロ士業会社を潰すダメ士業」（さくら舎）、「資格起業BIBLE」（技術評論社）などがあり、21冊20万部超の著者。週刊ダイヤモンドや日本経済新聞などメディア掲載も多数。

前回はこのテーマの配信に200名が集まりました。
今回は、それ以上に集まるようであれば、士業の未来は明るい。それ以下なら…ということで、こちらとしては参加者何人でもいいんですが、この配信は全士業にとって極めて重要な配信になるってことだけは、間違いないです。