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【2021年10月最新】これからの士業に求められるスキル・知識-10月6日、LEGAL SUMMIT5thのまとめ。

いつの間にか5回目となったTwitterスペース配信「LEGALSUMMIT」。今回もこれからの士業に求められるスキルや知識はなにーーーーーーーーーということで、ゲストスピーカーをお招きして配信しました。例によってまとめ記事です。よく書くなぁほんと←

LEGALSUMMITが始まったきっかけはこちらの記事から

毎回なんとなく雑談的にてきとーにやってるんでしょ!って思う人もいるかもしれませんが、毎回ゲストスピーカーのチョイスにはコンセプトを練っております、これでも←

今回はレア資格回ということで、弁理士不動産鑑定士という組み合わせでお送りしました。弁理士は宮川壮輔さん、不動産鑑定士は木下典子さん。ご参加ありがとうございましたーーーーー!

ちなみに宮川さんはパワーコンテンツジャパン株式会社の商標を数多く手掛けてくださっております。いつもありがとうございます「プロ士業」にも掲載させていただきました←宣伝

というわけで、今回のまとめです。今回は箇条書きというよりは、流れで解説してみまーす。

Twitterスペース配信開始も…

まあ、コレ前回もそうだったんですけど、スマホからゲストスピーカーで参加するっていうのが結構難しい仕様みたい← 前回もゲストスピーカーがリスナーからスピーカーとして入るのに時間かかったっけ…そういうわけで、開始に時間がかかりましたすべて私が悪いのです申し訳ありません←

(私、スペースってゲスト参加したことないんだよな)

そういうわけで、レア資格回としてスタート。まあ、いくらレア資格と言っても、士業なら弁理士は知ってるでしょってことで割愛。問題は不動産鑑定士だ。不動産鑑定士ほど「ふわっと」しか知られてない士業もないかもしんない。せっかくなので、一応解説。

不動産鑑定士(国家資格)
不動産の経済価値に関する専門家。不動産の鑑定というよりは評価を決める専門家って言った方が伝わるかもしんない。多くの不動産鑑定士が、国・地方公共団体からの委託で業務を行ってます。不動産鑑定士の人数は9500名超(平成29年、ごめん調べが雑)。弁理士よりも少ないんですね

というのが、不動産鑑定士。で、今回は宮川さん中心に配信は進みました。

弁理士は本来、大企業案件が多いのだけれど…

宮川さんは、弁理士として開業。弁理士の業界って、ほとんどが大手メーカーというか大企業の特許出願を、大規模特許事務所が受けるっていう構図なんですよね。というか、特許を出すのがほとんど大企業ってこと。別の見方をすると、弁理士で独立して大企業から案件取れるようになったら、ある意味いっちょ上がり的な面もあって、多くの独立系弁理士は大手からの特許出願を狙います。でもそこは元祖エンタメ系弁理士(?)の宮川さん。独立したとき「大手の仕事は取らない」と決意。このあたりはさすがよね。

独立後、宮川さんは模索します。大企業の案件を受けないなら、中小企業がお客になる。もちろん、大企業の経営者と中小企業の経営者ではバックグラウンドも性格も何もかも違う。ここで身に付ける必要があったのは、「ひねくれ者の中小企業経営者とのコミュニケーション能力」でした

スキル①:ひねくれ者の中小企業経営者とのコミュニケーション能力

まあ、確かに製造業系の中小企業の経営者って「開発者」って感じしますもんね。寡黙でぶっきらぼう。つくることに熱中して我を忘れる的な(ちょっと偏見強いですけど)。こういう人たちと上手くコミュニケーションを取ることは重要です。宮川さんのヒストリーはここから始まります。

「弁理士」という枠を外していく決意

宮川さんは、単に特許・商標だけでは伸びしろがないと判断。なにか違うことをしなければ、と。そこで考えたのが、弁理士業務以外の仕事ができるようになること。しかも宮川さんのスゲーところは、バックエンドに最悪弁理士業務がなくてもいいやっていうレベルで考えたところです。企業がお金を支払ってお願いしたい仕事はなんだろうと。それが、売上増、人事、資金調達の3つ。この関連の仕事をできるようになっていこうと宮川さんは考えたわけです。

スキル②:士業業務以外の「売上」「人事」「資金調達」能力

そこで宮川さんが事業再生コンサルティングを選んでしまうところがまた普通じゃないわけですが、ともかくコンサルティング能力を高める必要がある。しかも企業が求めるところで。これは間違いなく今後必要なスキルです。

おまけ解説:
士業以外の業務・ビジネスをする場合は、客層を揃えると良いです。例えば、私が過去行政書士業務メイン(会社設立中心)で、ブログマーケティングのUSPを持っていたとき、「起業家」向けにブログマーケティングの解説セミナーとかをやってました。結果、客層が起業家なら会社設立するかもしれないもんね、ということでブログセミナーからはかなり多くの案件を頂きました

そういう意味では、いきなり全部習得!というのは難しいと思うので、ビジネスの基本みたいなコンテンツがあっても良いのかも。

スキル③:売上増・販促に関する基本スキル

そういう流れで、宮川さんは新しいことに取り組んできました。そして、「新しいことをはじめる」には、いつも考えなければならない2択があります。それは、「実力養成orマーケティング」。つまり、実力を身に付けるのが先か、販売するのが先かという選択。実力ばっかり身に付けていても売上にはならないし、かといって実力なしにマーケティング先行しても受注できない。そういう意味で、「新しいビジネスの始め方」はテーマとしてありかなと感じました。

スキル④:新しいビジネスの始め方

で、これで最後。宮川さんがポロッとおっしゃっていたのですが、「結局、新しいことをはじめるのに、一番大切なのは『勇気』ですよね」この言葉がとても印象的でした。そう、最後はメンタルなんだよなぁとしみじみ。

スキル⑤:変化する「勇気」を持つ方法

というわけで、不動産鑑定士の木下さんと私は今回ほとんどオーディエンスに近かったです← たまにはこういう配信も良きでしょう!

次回は2021年11月4日(木)19時から!次回はクラハ回です。お楽しみに!

追伸:勇気が出ると言えば…

勇気が出る本といえば、やはりこれで(ry

次回もよろしくお願いします←


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