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以前から書きたいことでもあったので、 noteのお題に乗ることにした。 「猫のいるしあわせ」で…
ミーコと触れあった期間は、5、6年ほどだったように思う。 手元に残る画像データを調べると…
そう。2001年頃。 部屋で執筆をしていた私は、誰かの視線を感じた。 見れば庭から、猫がこちら…
ミーコが私の部屋に出入りするようになったのは、 私がシャカリキになって仕事し、 なのに食え…
ミーコは、とても躾の行き届いた猫だった。 いや、彼女の性格もあったのだと思う。 部屋に入り…
ミーコの寝姿を見るのが好きだった。 眺めているだけで頬が緩んでしまう。 いやそれは、「息を…
当時住んでいたアパートには、部屋ごとの庭とは別に、 共用の大きな庭があった。 大きな庭には、私のバイクが止めてある。 この大きな庭も、ミーコのお気に入りの場所だった。 日向ぼっこをしたり、狩りに興じたり、草むらを探検したり。 私が不在の時は、たいていこの庭で、ひとりで遊んでいた。 また、私のバイクも好きなようであった。 バイクカバーの上で寝ていたりするのだ。 けれどこれでは、私が乗ることができない。 バイクは取材する時の足であり、 紀行文を書く際の相棒である。 「ミーコ、
共用の庭は便利で、テントの試し張りをしたり、 仲間を呼んでささやかな宴会をしたりと、 よく…
2006年。 角川書店の文芸誌にて、 「電車屋赤城」の連載が始まった。 この頃には、複数の出版…
ミーコが姿を消した翌2007年、 連載していた「電車屋赤城」が、 角川書店より刊行された。 無…