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ギガントアーム・スズカゼ

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加藤一郎。 男。 日本人。 とある理由により現在無職。 せめてもの救いは何故か畳の隙間からほどよい冷気が出て来るようになった事。 その冷気が原因となり、異世界で繰り広げられる…
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記事一覧

ギガントアーム・スズカゼ 第八話

 爆炎。  轟音。  やや遅れて窓ガラスを揺らす衝撃波。  己の愛機、ブランケイドを襲った…

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ギガントアーム・スズカゼ 第七話

 ウォルタール内部、ギガントアーム格納庫。ハンガーに鎮座する日本刀形態のスズカゼ以外にも…

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ギガントアーム・スズカゼ 第六話

 轟音と共に射出される巨大な刀。ギガントアーム・スズカゼ武器形態。  その柄へ、一郎は手…

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ギガントアーム・スズカゼ 第五話

「オイオイ何でそんな面倒な事を……てか、俺しか動かせないの!? なんでそんな仕様に!?」…

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ギガントアーム・スズカゼ 第四話

「アレがインターポールの……」 「ああ、M案件対策員。本当にお目にかかる日が来るとは」 「…

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ギガントアーム・スズカゼ 第三話

「ク」  トーリスは笑った。視界に映るのは、四機のフェアリーユニットに囲まれてようやく足…

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ギガントアーム・スズカゼ 第二話

 くるくると。  手裏剣のように回転した後、ミスカは着地。氷樹をなぎ倒して墜落したグラウカを一瞥すると、足早に一郎へと歩み寄る。 「今の内だ、逃げるぞ」 「エッこの流れで!? 今の凄いキックで倒したんじゃないの!?」 「そんな出力は出せない。今はな」 「やろうと思えば出せるんだ」 「まあな。そしてヒトで例えるなら、あんなのは頭をぶつけてバランスを崩して派手に転んだ程度だ」 「それはそれで結構致命傷になりそうな気もするけど」 「生命体ならそうかもしれんがな。生憎とアレはそうじ

ギガントアーム・スズカゼ 第一話

「では確認させて貰うぞ、加藤一郎。いつからだ? この、畳の隙間から冷気が出るようになった…

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