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私のインターンず記録 |塚本夏々花編|2023春期インターン

始めまして!YOKSAWA CAMPUS元インターン生の塚本夏々花です!
大阪出身で、今は秋田の国際教養大学の3年生です。
2023年の3月いっぱいYOKOSAWA CAMPUSインターンをしていました!

インターン期間中から亜依さんにnote書いてね〜と言われていたのにずるずる先延ばしにし、時々なに書こうかなーって考えてもなかなか思い付かず、、、気づいたらインターンを終えてから一ヶ月以上経ってしまっていました、

せっかく一か月も経ったので(?)紫波での経験を振り返りながら、インターンを終えてからのこの一か月間、頭の中でぐるぐる考えていたことを書き起こしてみようと思います。

  • カンボジアとわたし

突然すぎるカンボジアですが(笑)
わたしの自己紹介をするのに欠かせないのがカンボジアです。初めて訪問したのは高1の夏の、学校からの研修旅行でした。交通ルールフル無視のバイクの波や、道路にずらっと並ぶプレハブ小屋、1ミリも理解できないクメール語に「生きて帰れるのか」と心臓バックバクしながらも、シェムリアップ市内の鬼カオスなマーケットや、郊外の、日本の田舎のようなどこか懐かしい景色に夢中になり「なんかまたここ戻ってくる気がする!!!!」という謎の直感と共に日本に帰国。沼です。直感が的中(?)し、高2の冬に1人でカンボジアを訪れ、研修旅行での訪問先の一つでもあったkumaeでインターンをしました。

そんなkumaeでのインターンで衝撃的だったのが、「ビジネスってお金を稼ぐだけじゃないんだ!」ってこと。「ビジネス=お金儲け」「国際協力=ボランティア」の二極端なイメージしかなかった上に、最高に多感な時期だった高校生のわたしにとって、これは控え目に言って人生を変えてしまうくらいの衝撃的な発見でした。物やサービスを売るビジネスサイクルの中の一工夫やアイデアで、社会にちょっといいインパクトを与えて、誰かを幸せにできるってめっちゃ素敵やん!!!!!とワクワクしていました。

高校2年の冬。日本語学校で演劇の授業をしていました!
日本語学校の生徒
去年の夏またカンボジアを訪問〜
kumaeで働く女性のお家に泊めてもらいました
忘れられないアツい夜!

実際、これがきっかけでビジネスについて学びたいと思うようになり、一年後国際教養大学グローバルビジネス課程に進学するのでした。


  • 大学生活〜YOKOSAWA CAMPUSとの出会い

地元の大阪から大学がある秋田に引っ越して、授業とサークルとバイトに追われる日々。秋田の交通の便が悪いことを言い訳に、キャンパスとイオンモールの往復で完結してしまっていた2年間の大学生活。なんとなく取った地域発展論の授業で日本の地方に興味を持ち始め、せっかくだから春休みはどこかでインターンでもしようかなと色んなホームページを見漁ってた時にビビッと来たのが、YOKOSAWA CAMPUSのインターン募集ページに書かれていた「地域おこしを実践しながらビジネスの試行錯誤をする」というフレーズでした。社会に価値を与えられるようなビジネスに興味があり、日本の地方にも興味を持ち始めていたわたしにとってYOKOSAWA CAMPUSのインターンはドンピシャで、「YOKOSAWA CAMPUSやカフェが紫波町・日詰商店街にどんなインパクトを与えているのか自分の目で見てみたい」と、即応募を決めました。

  • 紫波での一か月間

「足で稼ぐ」を目標に、色んな人に会いに行ったり、色んなお店を訪れたり、イベントに参加したりしました。毎朝9:00に紫波町役場でのコーヒー出張販売を終えると一日フリーだったので、なんでもし放題、どこへでも行き放題。農家のたまごのなつかちゃんの葡萄畑に連れて行ってもらったり、さくちゃんのZINE作り部にお邪魔したり、日詰商店街のお店に通いまくったり、紫波町図書館で興味分野の本を読んだり、近所のおじいちゃんおばあちゃんと喋ったり、、、。「インターン生ななかのたこ焼きOSAKAナイト」って名前で、夜のYOKOSAWA CAMPUSでたこ焼きイベントを開催したりもしました!

近所のおじちゃんがくれたキックボードで日詰商店街を駆け回る!
葡萄畑を訪問〜
いただいたワインが美味しすぎました
なんバザのたい焼きリピーターすぎて、数量限定で争奪戦のかぼちゃチーズを取り置きしてもらえるように!✨
イベントのポスター
さくちゃんに全力サポートしてもらいながらZINEも作成!
  • Jimmnyを乗り回す亜依さん

なんてったって、亜依さんが最高にかっこいいんです!なんかイカつい車乗ってて、いつもおしゃれな音楽かけてて、素敵なお店や服屋さんをいっぱい知ってて、毎週末山に行ってて、コーヒーを語り出したら止まらなくて、周りの人をグイグイ引っ張っていく感じ、、、。でもそのキラキラした面だけじゃなくて、泥臭く踏ん張ってYOKOSAWA CAMPUSを守ってる感じ。んでもってその泥臭さも包み隠さず見せてくれる感じ。かっけーーーってドキドキしました。

ご機嫌な亜依さん
  • そっか、起業したかったんやん。

「社会にちょっといいインパクトを与えて、誰かを幸せにできるようなビジネスがしたい。」
カンボジアでの経験をきっかけに持ったこの夢は、大学入学後、超ハイスペックな同期や先輩方に圧倒されて自信を失い、忘れかけていました。

「起業」ってなんか生まれ持った才能を持った天才的な人がすることで、わたしはそっち側じゃないかもなー、と。

諦めモードの中参加したYOKOSAWA CAMPUSのインターンで、「でも、こんなかっけー亜依さんも、YOKOSAWA CAMPUSを初めた時は普通の大学四年生だったんじゃん」って当たり前のことに気付かされました。
そしてそのまま、紫波を訪問してくれた大学の卒業生の先輩に「いつか起業したいんですよねーー」って勢いで言ってしまいました。初めて人の前で言葉にしました。

「社会にちょっといいインパクトを与えて、誰かを幸せにできるようなビジネスがしたい。」ってつまり「起業したい」ってこと。頭の中で気づいてはいたけど、怖くて「起業」って変換できなかったのを、ノリと勢いで変換させてくれたのがYOKOSAWA CAMPUSでのインターンでした。

カンボジアの貧困問題や、紫波や秋田の空き家問題、過疎化や少子高齢化を魔法のように解決することなんてわたしにはできないけど、自分のアイデアや工夫で、周りの社会にちょっとでもいいインパクトを与えて、自分もそれにワクワクできているような将来だったらいいなあ。まあでも、やりたいことなんてまだまだどう変わるかわからないから、もしかしたら結局都会のOLに憧れて東京でバリキャリしてるかもしれないし、国際機関で国際協力に関わる仕事してるかもしれないし、、、

将来何してるは本当にわかんないけど、いまは、自分がどこでどんな切り口で社会にどんなインパクトを与えたいのか、どんな人に囲まれてどんな生活をしたいのか、を見つけるために、秋田でもがいています。
「起業したい」って言って、「とりあえず初めてみたらいいじゃん」って返されても、自分が何に興味があって、どこでどんな分野で起業したいのか、全っっ然想像つかないんですよね。土台スカスカ。だからまだ何のスタートラインにも立ってないけど、まずは自分なりのスタートラインを見つける旅に出てみます。

YOKOSAWA CAMPUSでの一か月のインターンは、なにか目に見えた成果を得るには短すぎる時間だったけど、勢いで行動してみたり、ゆっくり振り返ったり、自分と向き合う大切な時間だったと思います。そして、紫波や岩手について知れば知るほど、いま住んでいる秋田について全然知らないなーと悔しく思うことが多く、改めて秋田をもっと知りたい、巡りたいと思うきっかけになりました。

インターン記録というよりは深夜テンションの自分語りになってしまいましたが、、、
一か月間たくさんたくさんありがとうございました!!!
手の掛かるわたしをこれからもたまーにお世話して見守ってくださったら嬉しいです^^

清次郎の海鮮丼の美味しさが忘れられない!!!!

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