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【YOKOSAWA CAMPUS メンバー紹介#3】

sasatta.llcは2019年6月に現役女子大生社長、南條亜依のもと設立されたまちづくり会社で、岩手県の盛岡と花巻の中間に位置する小さな町、紫波町を拠点に活動しています。

目下私たちが取り組んでいるのは、紫波町にある空き家をリノベーションし、カフェ兼コワーキングスペースを創るプロジェクト、名付けてYOKOSAWA CAMPUS PROJECT
このNOTEでは2020年1月13日より挑戦するクラウドファンディング、そしてその後のsasatta.llcの活動を発信してまいります。

まずは第一弾シリーズとしてsasatta.llc代表の南條の想いにかられ集まったメンバーを紹介いたします。

経験から得た大切な「今」

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ーまずは自己紹介をお願いします!
村松 佳祐(むらまつ けいすけ)です!クラウドクレジットという都内にある金融機関の会社で新卒1年目として働いてます。
プライベートでは世界一周中に出会った彼女と最近婚約し、来年の入籍を控えています。

ー大学はどちらに通われてたんですか?
代表の南條と同じ神田外語大学で、アメフト部やラグビー部に所属したり、休学して世界一周をしたり、学生団体の立ち上げなどに携わったりしていました。

ーなかなかにアクティブな大学生活だったようですが、なぜ今は金融機関に?
実は、もう2回就活をしていまして、1回目は就活真っ只中だった大学4年生。7月にラグビーの試合で膝に全治2年の怪我を負ったんです。リハビリと2回の手術を経て、退院したのは11月。それまで進んでいた就活面接もチャラになって、内定先もゼロ。
4月の入社にはリハビリが間に合わないうえに翌年に最後の手術をしなければいけなかったんです。3月に大学を卒業した後はプー太郎をしながらリハビリと10月に3回目の手術をして、やっと完治しました。それが去年の話です。

で、2ヶ月入院していた時に、卒業旅行にとずっと貯めてた資金が退院する時には完全にゼロになって。空になった口座をみてすごく悲しい気持ちになったんですよ。
その時に、人生を生きていく中で、こういう『アクシデント』って常に隣り合わせにいるなと思って。で、ゆくゆくは結婚して家族ができることを考えた時に、自分以外が怪我とか病気になるリスクもあるわけで。そういう時に、大切な家族が路頭に迷わないように自分のお金を自分で守れるような知識とかを付けたいなと思ったんです。

入院中に読んでいた本がちょうど不動産投資の本で、はじめはそれ関係の会社から探して、そのうちちょっと広げて『金融』で調べてみよ~って思って片っ端から応募しまくったうち、一番最初に返事が返ってきて面接を組んでもらったのが今の会社なんです。

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ーなるほど、そんな壮絶な経験が…!
 話は変わりますが、次に気になる彼女さんとの馴れ初めを聞きたいです!

彼女とは2年半前(怪我する年)に付き合い始めました。
出会いは4年前、お互い学生時代に単独で世界一周をしていて、ペルーのマチュピチュの麓にあるクスコという街の宿で偶然出会って。で、お互い明日からマチュピチュに行くから一緒に行こうってなって一緒に歩いて回って。帰ってきた後はお互い違うルートだったからじゃあねってFacebookとLINEを交換して。

・・・というと一見ドラマティックに聞こえるけど、実はそうではなくて。笑
実はその時、自分はもう1人たまたま行き先が同じだった日本人の男と2ヶ月くらい一緒に旅をしていて。南米の旅の中で色々と苦難を乗り越えたことで絆ができてたんです。

その直後に出会った彼女は、そんな2人の姿を見て
『この人たちはゲイカップルなんだ!一緒に旅したら面白そう。』
ってマチュピチュに一緒に行くことにしたんだって。笑

しかも当時自分も一緒に旅してた彼もお互い日本に当時付き合ってた彼女残して旅に来ていて、それを話したら次は『この人たちはバイなんだ!』って。それ払拭するのに1年かかった。笑笑

その後、彼女が就活で東京に来るたび飲み行ったりして少しづつ距離が縮まって、彼女が完全に上京して来るタイミングで『勝負を決めよう』と思ったからその日に告白して付き合いました

YOKOSAWA CAMPUSを「ヘン」な人が集う場に


ーYOKOSAWA CAMPUSに関わるようになったきっかけは?
2つあって。
もともと社長の南條とは、彼女が1年生の時に同じ授業を受講したことで仲良くなって。ある時、外語大だからみんな海外へ留学に行く中で「私は国内に目を向けたい」と紫波へ行くようになった彼女が上京したてのキャピキャピしてた時から人が見違えるように変化していったので「おや?」と思っていました。

で、南條から今年の夏のオガール祭りに誘ってもらって。初めて行ってみて、人の良さを感じました。千葉育ちの自分にとってそれが凄く大きくて。地方の「人の良さ」がさらに凝縮されているのが紫波なのかなって思いました。

それだけではなくて、都会のチャレンジャーなところと地方の「人の良さ」が合わさったような魅力があるなーっていうのが第一印象です。あと、オガールが普通にかっこよかった。最初はそれくらいでした。

自分あんまり「これやりたい」って思うタイプではなくて、人生を「暇つぶし」だと本当に思っているんです。言っちゃえばかすみだけ食って浜辺で生きていれば満足するタイプなんだけれど、それだけだといつか飽きてしまう気もしたり、なんか厚みがないなーとも思っていて。もっと苦労したいし、やったことがないことを減らしたほうが楽しいという思いがあって。

で、YOKOSAWA CAMPUSの話を聞いた時に、空き家のリノベーションも、カフェの立ち上げも、周りでやっている人がいないし、やったことがなかったからすごく興味があって。

加えて、うちの大学ってすごい「行動力おばけ」みたいな人が多くて「これがやりたい!」っていう思いを発信しやすい場とそれを応援する文化みたいなのがあって。だから世界一周行くってなった時も大学の中と外で反応が全然違かった。
同じ大学の人たちはストレートに「めっちゃいいじゃん!」って言ってくれたのに対して、バイト先とか外の人からは「大丈夫なの?」とか言われたりとか。だから環境ってすごい大きいなって。

自分はすごく恵まれていて大人や先輩後輩が後押してくれたからここまでやりたいことをたくさんやれたから、そういう学生をもっと増やしたいし、そういう環境をもっと増やしたい。
だからYOKOSAWA CAMPUSの理念の1つ「東北とかでくすぶっている学生を集めてチャレンジを推したい」ってすごくいいなって思ったんです。自分も押したいし、押されたいし。だから関わったきっかけの1つは理念への共感。

もう1つは、自分はあまりリスクを背負いたくない人間なので、リスクを自らガンガンとって行く人ってすごいなって尊敬をしていて。
我らが社長も学生でありながら就活っていう大きなチケットをビリビリに破いて起業して紫波に行くっていうかなり特殊なキャリアの選択をしていて、同時にすごい大きなリスクを背負っているから、そういうところをサポートしたいと思ってる。
多分他の人が起業してたら参加はしてないし、彼女が1年生のころからずっと知っているから参加したっていうのはあるな。

ーYOKOSAWA CAMPUSを通じて成し遂げたいことは?
誰もやれない・やらない『必要なこと』をカバーしていきたいです。
今、広報担当としてメンバーにインタビューをしていて思うのは、「建築をしたい」とか「カフェをやりたい」とかYOKOSAWA CAMPUSを通して何かをやりたいって思っているメンバーが多いから、個々がやりたいことに取り組みつつ会社としても前に進めるように
全体を見ていい感じに最適化させるような役割がいてもいいんじゃないかなって思っていて。全体最適の担保みたいな。

このnoteとかも、社長が「文字に起こすのがしんどい、書きたくない」っていうから「んじゃ、やるよ。」ってそんな感じなんで。だから今後も、例えば会社として給料とか出すってなった時には労務とか契約的なところも必要だから、最近は会社の先輩から学び始めたりとか。必要になるところを押さえていってって感じです。

あと、東北でもやりたいこととか心に秘めている人が、自然と想いを共有して・応援しあって・実現する。っていうような場をつくっていきたい。
岩手にあるのでまずは東北の人をガンガン集めたいなと思っているんだけれど、1番はやっぱり母校の人に来て欲しいって思いが強い。夜行バス1本で来れるし、思ったより遠くないしね。
ヘンな学生が集まってほしいなって思います。YOKOSAWA CAMPUSがヘンな人が集まって爆発する場になれば嬉しいです。

ー最後に一言!
周りと違うな、馴染めないなってギャップを感じてる人、とりあえず紫波に来ちゃいなよ!

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