美容皮膚科通院歴18年の私が語る、やって良かったプチ整形&やらなくても良かったプチ整形
はじめて美容皮膚科を訪れたのは、30歳の頃でした。
きっかけは、大好きな漫画家・安野モヨコ先生が当時「VOCE」で連載していた人気企画『美人画報』。その体当たり体験取材に衝撃を受け、仕上がりの自然さやコミカルなイラストのおかげで、美容皮膚科へのハードルがグッと下がりました。そして意を決して予約を入れたのが、新宿の「Tクリニック」。
当時の私は、おでこの真ん中と眉間が少し凹んでいるのが悩みで、「これがツルッとしたらどんなにいいだろう」と期待に胸を膨らませながらクリニックの扉を叩きました。
初めての美容皮膚科体験
担当してくださったのは、当時も今も人気のT梨院長先生。イケメンでありながら、物言いがものすごくストレートでした。
「あなたの顔の骨格ね、フランケンシュタインやゴリラタイプなんだわ」
……いきなり衝撃の発言。フランケンシュタインって実在してないですよね?と頭が混乱しつつも、先生のペースで施術がどんどん進んでいきます。
おでことTゾーンのラインを整えるため、ヒアルロン酸を注射してはゴシゴシと押し広げる先生。痛みに耐えながらも、仕上がりは大満足!ただ、効果は半年ほどで元通りになりました。
それを皮切りに、美容皮膚科通院歴は18年に及びます。メスを入れるような本格的な整形は避けていますが、ちょっとしたプチ整形は色々試しました。その中で、**「やって良かったもの」と「やらなくても良かったもの」**を、私の個人的な感想としてご紹介します!(あくまで個人の体験です)。
やらなくても良かったプチ整形
涙袋(涙堂)のヒアルロン酸注射
涙袋がある顔に憧れて一度試してみたのですが、元々涙袋がない私には不自然すぎて、鏡を見るたびに「宇宙人みたい…」と違和感バリバリ(笑)。幸い、3ヶ月ほどで吸収されて元通りになりました。エラへのボトックス注射
エラに打つと筋肉の動きが麻痺して小顔になります。施術後2ヶ月くらいまでは感動するほどフェイスラインが変わりましたが、それ以降はやつれたような印象に。また、噛む力が弱くなり、顎が疲れるという副作用も。効果は3ヶ月程度で消えましたが、気軽に小顔を体験したい方にはおすすめです。
やって良かったプチ整形
頬骨上のヒアルロン酸注射
頬骨の上にふんわりとヒアルロン酸を入れると、自然なリフトアップ効果が得られます。顔全体が若々しく見えるのでお気に入りです。おでこの生え際へのボトックス注射
シワが気になる部位に打つボトックスは、効果的ですが注意も必要。私は過去に広範囲に打ちすぎてまぶたが下がり、眼瞼下垂のようになったことがありました。そのため、今はおでこの生え際に限定して施術しています。ショッピングリフト
糸入りの注射針で顔を持ち上げるこの施術。施術時の見た目のインパクトには驚きますが、実際の痛みや腫れは少なく、ダウンタイムもほぼありません。糸が溶ける過程でコラーゲンが生成されるため、エステ感覚で続けられる施術です。
美容皮膚科でのプチ整形は、気軽に試せる反面、効果や副作用が人によって異なるため、自分に合う施術を見極めることが大切です。私の場合、「やって良かった」と思える施術は長く取り入れていますが、「やらなくても良かった」と思う施術は早々に見直しました。
何より大事なのは、自分が心地よく笑顔でいられること。これからも楽しみながら、自分らしいケアを続けていきたいと思います!