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母の介護 vol.2

備忘録😌vol.2

せん妄には、一日でも早く、前の環境に戻してあげるのが1番だと、看護士さんから言われたので、一回目の抗がん剤治療が終わった日に迎えに行きました。

迎えに行くと…
「あなたが死んだ夢を見たの。迎えが遅かったから…事故にでも遭ったのかと心配で…」と、顔見るなり泣かれました。薬の副作用とは言え、かなりの混乱と不安が母を襲っていました。

病院では、トイレが間に合わなかった時に、看護士さんが優しくしてくれたのが申し訳なくて、土下座をして謝ったそうです。母が悪いんじゃなくて、病が悪いのに、母は自分を責めて落ち込んで…。切なくなります。

家に着くと、兄夫婦がいる間は、しっかり受け答えをしてましたが、2人が帰り、夜になるにつれて、せん妄と薬の副作用で、なんだか変な発言が増えて、最後にはティッシュを食べてしまう行動が…。なんだかなぁ…と。

「布団の出し入れは、危ないから私がするね」と伝えたのに、待ちきれず、痩せ細った身体で、出し入れをしてる母に「私がするって言ったのに」とイラっとして思わず母に言ってしまって…今度は私が落ち込んで…。

弱っている母に、寄り添いたいと思いながら、母の夜中の2回のトイレを気にかけていると寝不足気味にもなり、余裕がなくなってきてる自分に、ハッとして…まだまだ、始まったばかりなのに…と、反省しながら。

母は、用事をしてる私に申し訳なさが出てくるのと、寂しさや不安が強くなってきて、「隣に座って、休んで」と何度となく言ってきます。なるべく話を聴いてあげたいと思いながら、父の命日も、すっかり忘れてしまうくらい、泊まり込みの慣れない介護はバタバタ😅

母が暮らし安いように、まずは手すりをつけることになり、早速、工務店さんに来てもらいました。少しでも、安心して暮らし安く出来たらと思いながら…
        to be continued

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