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2024年2月27日 産業技術総合研究所@つくばを訪問しました。

一橋の横尾です。
本学は2016年度より産業技術総合研究所(産総研)さまと連携をしています。

その一環で、私とゼミ生・宇野さんと職員の方2名とで産総研を訪問し、意見交換をさせていただきました。

午前中は省エネルギー研究部門のみなさまと意見交換。

特に、エネルギー貯蔵システムグループのみなさまと濃密な意見交換をさせていただきました。
今後、環境・エネルギー経済学でも「エネルギー・ストレージ」がトピックになると考えており、それを念頭に幅広い議論をさせてもらいました。

ちなみに、すでに始まっているフランスのチームによる「エネルギー・ストレージの経済学」研究としてはこちらの2件があります。

[1] Ambec and Crampes (2019) "Decarbonizing Electricity Generation with Intermittent Sources of Energy," Journal of the Association of Environmental and Resource Economists
http://dx.doi.org/10.1086/705536
[2] Crampes and Trochet (2019) "Economics of stationary electricity storage with various charge and discharge durations," Journal of Energy Storage
https://doi.org/10.1016/j.est.2019.04.020

また、議論の後は高性能レドックスフロー電池の実験室も見学させてもらいました。

産総研内のレストランでお昼ご飯をいただいた後、午後は

  • 環境創生研究部門

  • 健康医工学研究部門

  • 地圏資源環境研究部門

  • 企画本部研究評価室

の方々と幅広く「産総研×一橋」の連携の可能性や環境経済学の貢献の余地を議論させていただきました。

たくさんの方々との出会いがあり、刺激的な意見交換をさせてもらいました。
同行した宇野さんは「電池セルと電解液タンクが別々になっているレドックスフロー電池を初めて見ることができて、大変勉強になりました!ありがとうございました!」との感想でした。

今日の会をきっかけに、末永く産総研さまとの連携が続くと幸いです。

2024年2月 横尾&宇野

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