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【申し込み終了】米国DOE「クリーン水素の商用化道行きレポート」解説ウェビナー(2/8@Zoom)

【注意】この記事のウェビナーは終了しました。
この記事は2024年1月26日に公開した、告知記事です。


一橋大学・横尾研究室では下記のウェビナーを2024年2月8日19:00-19:50にオンラインで開催します。

「グリーン&ブルー水素関連で米国市場を目指したい」という投資家の方、事業者の方、スタートアップの方、政策立案者の方、研究者の方、学生の方に向けたウェビナーです。
今回紹介する「リフトオフ・レポート(2023年)」の概要を知ると、米国市場の見通しの解像度がぐっと上がるはずです。
どなたでも視聴可能ですので、ぜひどうぞ!
(2月9日現在、申し込みは終了しています。)


一橋・横尾研 ClimateTech ウェビナー
「クリーン水素」リフトオフ・レポート解説

日時:2024年2月8日(木)19:00-19:50
開催方法:Zoom(事前登録制)
参加費:無料
参加申込:【申し込みフォーム】 よりご登録ください。
申込締切:ウェビナー当日17:00

そもそも「リフトオフ・レポート」とは?

今回のウェビナーで解説する「リフトオフ・レポート」は、アメリカ合衆国エネルギー省(Department of Energy; DOE)が2023年に公表を開始したレポート・シリーズです。
米国の2050年カーボン・ニュートラルを目指して、新しい技術のラボから市場への社会実装・普及を加速させる目的で、主に投資家に向けて書かれたClimateTech領域の市場の見通しに関するレポート・シリーズです。

より正式には「商用化へのリフトオフ(離陸)に向けた道行きレポート(Pathways to Commercial Liftoff)」というシリーズ名になっています。

2024年1月現在で、すでに8本のレポートが公表されています。
1本目は全体概要についての「イントロダクション」です。
続く2本目は新技術の社会実装における「社会的な受容性と影響」についてのレポートです。
そして、残りは技術ごとに個別のレポートが公表されています。
例えば、長期エネルギー貯蔵(LDES)、仮想発電所(VPP)、炭素回収&貯蔵(CCS)などがすでに公表されており、今後もトピックごとに公表される見込みです。

このうち、今回のウェビナーでは2023年3月に公表された
クリーン水素(Clean Hydrogen)
についてのリフトオフ・レポートを日本の投資家、事業者、スタートアップ、政策立案者、研究者向けに解説します。

リフトオフ・レポートでの「クリーン水素」とは?

このリフトオフ・レポート「クリーン水素」では
グリーン水素とブルー水素の米国における商用化が予測対象です。
(水素のグリーンとブルーについてはこちらをどうぞ。)

今回のウェビナーの内容は?

一橋大学経済学部・横尾研究室の横尾、北川、高祖で事前にレポートを読み込んで、噛み砕いて解説することを目指します。
ウェビナー講師は横尾が担当します。
なお、当研究室の専門分野は環境経済学です。

当日は、リフトオフ・レポート「クリーン水素」の概要を紹介するところから始め、

  • 製造・貯蔵・輸送・利用ごとの米国DOEの市場予測(規模、コスト)

  • 製造技術ごとの見通し

  • エンドユースの規模と順番の見通し

などの要点を中心に横尾が発表者となって25分ほどで解説する予定です。
また、可能な限り、日本にある要素技術の紹介など、リフトオフ・レポートには無い情報も盛り込む予定です。
「日本の技術にとっての機会は?」という観点での私見も共有する予定です。
そして、後半の時間には質疑応答を予定しています。

どんな人におすすめのウェビナー?

今回のウェビナーは日本のベンチャーキャピタリスト、機関投資家、商社、事業会社、起業家、エンジニア、大企業のオープンイノベーションご担当者、研究者、政策立案者、学生・院生の方に聞いてもらえると幸いです。
特に、
「どのエンドユースから米国でクリーン水素の普及が始まるか知りたい」
「米国のクリーン水素の2035年の市場規模予測を知りたい」
「日本の水素関連技術で米国市場を狙いたい」
「米国の水素関連技術に投資したい」
といった方におすすめです。

本文が英語で111ページの専門知識を要するレポートです。
「一人で読み通すのはなかなかきつい」という方はぜひお越しください。

必要な予備知識は?

必要な予備知識はありません。この分野に明るくない方でも、学生の方でも参加いただけます。
ただ、「水素のグリーンとブルーとは?」「CCSとは?」といったことは把握されてからの方がよいでしょう。
質疑応答でも、基本的にはリフトオフ・レポートの事実確認や議論に集中します。
基本的な用語などについては、各自で調べながらウェビナー参加していただくようお願いします。

また、日本の水素基本戦略(2023年6月改訂版)との比較も挟む予定です。
下記の「概要」を見ながらウェビナー参加いただくのもおすすめです。

日本・資源エネルギー庁(2023年6月)
水素基本戦略の
概要
水素基本戦略の本文

以上です。当日にお目にかかれるのを楽しみにしています!
2024年1月 横尾



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