《レポ TIF2023 8/15》 TOKYO IDOL FESTIVAL 2023
TIFっていうのは画面の向こう側にあるものだと思っていました。
まさか自分が行くとは思わなかった。
前段
基本的に、都市型フェスにはあまり興味がなくフジロックやRSRには行ってもサマソニにも行こうとは思わなかった人間なので、TIFは自分が行くものではない、毎年ニュースをチェックする対象だと思っていました。
初日に出演したBEYOOOOONDSのセトリが面白かったこと、自分の中では「もしかしたら今年だったら行くのに一番良いタイミングなんじゃないか?今年を逃したらもう一生行かないんじゃないか?」と思ったことから、急遽8/4夜にチケットを購入し参加することにしました。
タイテ的にはお昼くらいに会場着けたらいいかなというザックリとしたイメージで。HOT STAGEのREIRIEに間に合えばいいかな・・くらいの感じで。
会場についた時はREIRIEが終わったくらいの時間帯。
お台場に来るのは・・15年ぶりくらいか。テレコムセンターで研修受けに来たのが最後。とか思いながら日陰で日焼け止めスプレーをまんべんなく。
リストバンドを交換しに歩いていると、HOT STAGEから聞こえてきたのは・・FRUITS ZIPPER?? あれっ?出番ってもっと後じゃなかったっけ??と思ったら、UNIDOLとのステージでした。
リストバンドをもらったらそのままSMILE GAEDENへ。
幾多の名演の会場となったSMILE GARDEN。
実際に行ってみると、ステージはそこまで大きいわけでもないけど客席が広い。そうなのか、これがあのSMILE GARDENなのか。
ステージの近くまで近寄る・・あ、BONDS!!本物のBONDS!!
いや〜、TIFに来たって感じがするわ!!
到着したときには「PRSMIN」が出演中。が、尋常じゃない暑さに一旦テントへ避難。次の「buGG」もテントから拝見。
で、ここからがお目当て、「BiS」。
BiS 《SMILE GARDEN》
第3期BiSとしての初ライブのステージだったSMILE GARDENに、メンバーチェンジを経てBiSが帰ってくる。今現在のBiSを確認するためにも、是が非でも見たかったステージ。
1曲目、STUPiD。2019年のTIFでも1曲目だった名曲からスタート。
そこにトギーが居る。でもモンちゃんもティ部も、そしてネオも居ない。そんなステージで圧倒的に目を引いたのはナノ3。小さな身体で大きな振り付け、全力のダンス。そう、第3期BiSってこうだったよなと感じさせてくれる。
2〜4曲目はテントへ退避。ちょっと暑さを我慢できませんでした。
5曲目「BiS-どうやらゾンビのおでまし」のイントロが流れた瞬間、ネオさんの歌声が恋しくなった。それが正直な感想。
CYNHN 《SMILE GARDEN》
BiS終わりで客席に空きができたのでそこそこ前の方で見たCYNHN。
何度でも言いますがオケのサウンドが抜群に良い。SMILE GARDENのPA自体はそこまで良くはないんですが、それでも他の出演者と比べて気持ちのいい音が鳴っている。
この日、特に目を引いたのは広瀬みのりさん。CYNHNにはある種の厨二病感を感じていますが、その中で広瀬みのりさんは生徒会長感があるというか清々しさが光っていました。
MCで綾瀬さんがいじった相手が実はアイドル(学歴の暴力)だったことが判明する流れ、さすがだわ。
THE ORCHESTRA TOKYO 《SMILE GARDEN》
初見。最近聞こえてくる評判が良好なオケトー。CYNHN終わりで研ユニ待ちの間だったのでそのまま見たんですが、思っていた以上に良かった。
ショートカット&ショートパンツの方が特に良かったので調べてみたらゼアゼア→NILKLYの平沢さんか!!
この日以降、フェスや対バンイベントにオケトーの名前を気にする日々が始まりました。
ハロプロ研修生ユニット’23 《SMILE GARDEN》
前日、以前から活動している5人と共に吉田姫杷&上村麗菜が初ステージを踏んだ研ユニ23。
もちろんこの日は新加入の2人がどうなのか見に行ったんです。これがね、2人とも本当に良くて。
上村麗菜さん、前評判通りキラッキラしててもう・・なんでこの人ハロプロ来たの?坂道とかスタダでもいいんじゃないの?ハロプロに来てくれてありがとう。
そして吉田くん、いや、吉田姫杷さん。これまでのイメージって「スポーツ少女」「加賀楓と互換性あり」とかだったので、ちょっとオモシロ枠の目線で見てました。ところがですよ、この日のステージを見たらそんな考えは吹き飛びました。吉田姫杷、ハロプロ流アイドルのど真ん中じゃないですか!なんならこの日、ずっと吉田姫杷を目で追ってました。
研ユニ、面白いな!
REIRIE《FESTIVAL STAGE》
さてこの時点で14:30を過ぎてそろそろお昼ご飯にしようかとダイバーシティ方面へ向かう。そこで通りかかったFESTIVAL STAGEに立っていたのがREIRIE。
なんかね、遠くから見た二人の立ち姿、シルエットがもう完璧すぎて。最後の1曲しか見れなかったのが残念。あー、ちゃんとステージ見たかったな。
~お昼ご飯~
ダイバーシティ、フードコートが激混み。なので6階まで上がってつけ麺。涼しいところでちょっと体力回復。
FRUITS ZIPPER《HOT STAGE》
休憩後、FRUITS ZIPPERを見にHOT STAGEへ。自分が見た限りではHOT STAGEに一番人を集めたのってここじゃないかなってくらいのぎゅうぎゅうさ加減。見たいもんな、やっぱ。
ただなんとなく、PAが音割れしてたように感じたかも。ちょっと耳が痛かった。
「RADIO GALAXY」「完璧主義で☆」「Going!」まで見たところでSKY STAGEへ移動。
湾岸スタジオへ移動しエレベーターで7階へ。そこからさらに3階分くらい屋外階段を登って屋上へ。
予想よりスムーズに移動できたので、ちょうどミームトーキョーが始まるところに間に合いました。
ミームトーキョー《SKY STAGE》
私にとってのミームトーキョーってMEWとRITOさんのイメージでした。で、この日初めてSOLIさんを見て衝撃を受けました。歌、ダンス、表情、すべてが完璧で。あぁなるほど、SOLIさんが居てこそ完成するグループなんだなと。
「スーサイド ボーダレス」で泣きそうになった。なんだこれ。
また好きなグループが増えてしまった。
きのホ。《SKY STAGE》
さて、今回の目的の一つ、きのホ。
1曲目の「emo衛門」がテンポが早くなってて思わず笑ってしまう。こういう特別なステージで何かしら仕掛けてくる姿勢が最高です。
サビで全員でジャンプする「片鱗」をジャンプ禁止のSKY STAGEに持ってくるってのがもう・・観客がジャンプしたらすかさずスタッフが止めに来てました。
やっぱりこのSKY STAGEというシチュエーションが本当に素晴らしくて、きのホ。が出演していた時間帯は若干逆光気味だったんですが、その逆光の中に映るミコちゃんの横顔が本当に美しくて・・横顔美人といえば嗣永桃子や生駒里奈を思い浮かべるんですが、そうか、ミコちゃんもか!
ラストの「DANGER!」、ステージ後方に全員で歩くシーンの先に大都会の絶景があって、本当に素晴らしい光景でした。
※セトリお借りしました
さて、次はDREAM STAGEのfishbowlを見たい。が、広い会場を端から端まで移動しなければいけない、20~30分かかりそうなので間に合うかどうか・・とSKY STAGEをあとにしようとしたら、次に出てきたグループが異常に歌が上手いし曲がいいし、誰だ!?と思って振り返ったらフィロソフィーのダンス。いやっ、あとでHOT STAGEで見るから、、と断腸の思いで階段を降りる。
会場を南から北へ大縦断。時計とにらめっこしながらなんとかステージに間に合った。その直後にDREAM STAGEに入場制限がかかったっぽい。
fishbowl《DREAM STAGE》
炎天下の中、先月リリースされた「八月」を聞く、最高のシチュエーション。20分のステージがあっという間。一瞬で終わってしまった印象。楽しかったという感情だけを残して。
さて、ここで涼しいところに避難したくなったのでZepp DiverCityを利用したHEAT GARAGEへ。Kolokolさんを見たりトイレに行ったり。
でんぱ組. inc《HOT STAGE》
「どんな時でもでんぱは見たい」のでHOT STAGEへ。一番後ろのブロックで見ていました。ヲタ芸とか楽しかったです。
次はガンダム前のFESTIVAL STAGEへ。本日2回目のCYNHNを見に。着いたタイミングでナナランドさんのステージだったのでぼーっと見守る。
CYNHN《FESTIVAL STAGE》
事前にメンバー1人が体調不良とのアナウンスがあり、3人でのステージ。
何度見てもCYNHNは素晴らしいな、そしてやっぱり広瀬みのりさんが学級委員長というかしっかりした妹という印象でした。
さて次はDOLL FACTORYできのホ。を見たいので移動。湾岸スタジオに着いたけど入口がイマイチ分からなくてちょっと迷う。入口を見つけて通路を少し歩いた先にあるスタジオの一室が会場。入ったらちょうどBREAK TIME GIRLS。ユリアさんを見れて満足。PA的には反響多めだけどまあまあか。
きのホ。《DOLL FACTORY》
本日2度目のきのホ。
屋外だったSKY STAGEと違い、音が散らないし照明効果抜群だし。きのホ。ってこういうステージも似合うな。
「ゲイン」から始まったステージは勢いが凄かった。音楽劇「いまゾーンB、そっちは?」以降、大幅に上がった表現力と歌唱力、観客を巻き込む力がステージングを別レベルに押し上げているのが分かる。
それにつられて客席も盛り上がりが凄かったし、なんだろう、いつもよりMixが大きかったような気がする(Mix打たない勢)
※セトリお借りしました
はい。
あとはHOT STAGEへ向かうだけ。
フィロソフィーのダンス《HOT STAGE》
初見。音源は散々聴いているし映像もかなり見ているのにこれまでタイミングが合わずに今回ようやく初見。
実際に見て、本当に楽しかった、楽しめました。
ファンクをベースにしたキャッチーな楽曲は音楽性が非常に高くて音楽好きも楽しめるし、それを歌う5人は歌唱力が高くてメジャー感があるというかドルオタだけじゃなく一般のファン層まで巻き込みそうな間口の広さを感じました。
かつてラジオDJ赤坂泰彦さんは「生まれて初めてコンサートというものを見に行くときには、スターダストレビューのライブを見に行け」という言葉を残されています。私自身、90年代末にスターダスト・レビューのライブを何度か見る機会がありましたが、確かな技術に裏打ちされた美しいメロディーやステージと客席の対話があり、誰が見ても笑顔で帰ってくることができる「ライブっていうのはこういうことなんだよ」という教科書のようなライブでした。
この日見たフィロソフィーのダンスには、それと同じ様な情熱を感じました。もし今誰かに「ライブって行ったことないんだけど、最初に見に行くとしたら何を見たらいい?」と聞かれたら、「フィロソフィーのダンス」と即答できます。
この日3曲目に披露された「シスター」、この歌い出しが狂おしいほど好きです。
BEYOOOOONDS《HOT STAGE》
フィロソフィーのダンスで最高に盛り上がった会場に、BEYOOOOONDSが登場。先月SPARK2023 in YAMANAKAKOでメインステージのトリを務め猛烈な盛り上がりを見せたBEYOOOOONDS。今回はどうだったのか。
この日も大盛り上がり、非常に楽しかったです。が、個人的には感情の高ぶりはSPARK2023にはわずかに届かなかったかなと。
1.激辛LOVE
2.Hey!ビヨンダ
3.恋する銀河
4.虎視タンタ・ターン
5.ニッポンノD・N・A!
6.オンリーロンリー
感想
まず、今回初めて参加するにあたり、こちらのnoteにはとても助けられました。
記載と違ったことといえば、湾岸スタジオ系のステージ(SKY、DOLL)でのセキュリティチェックが無かったことくらい。
実際に自分で体感したTIFは楽しかった&暑かった。これがTIFか!
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