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お引越しと美術展鑑賞

こんにちは!陽子絵画制作室です。

日々のアート活動と、身近な生き物の観察を綴っています。

週の初めの月曜日、皆様いかがお過ごしですか?

今朝は、台所で保護しているアゲハの幼虫とさなぎのお引越しをしました。

台所では、寒くなってきたらガスファンヒーターを使うのですが、暖房で部屋が暖かくなると、アゲハのさなぎ達が春と間違えて冬にもかかわらず羽化してしまうことが考えられます。

家の中で外の環境のように広々と飼うことはできないので、羽化したら外に放します。それが冬だと寒すぎて生きていけません。

昨日も一頭羽化して巣立っていました。これから寒くなっていくので、そろそろ越冬の時期では?と予想しています。

丁度いい大きさの、パソコンのダンボール箱があったので、さなぎ4匹、前蛹2匹、飼育ケースの終齢幼虫4匹を移動して、北側の廊下に移しました。

さなぎ達は、13号〜16号、前蛹(さなぎになる直前の幼虫)17, 18号がいます。

終齢幼虫達も、じきにさなぎになっていくと思われます。

アゲハたちの引越しが終わってから、元町の兵庫県民会館で開催している「日本の風景 岡 宏展」の鑑賞に出かけました。

県民会館に行く途中にある兵庫県公館の庭を通り抜けると、オレンジ色のランタナがたくましく咲いていました。

最近巣立っていった蝶たちも、あちこちで咲いている花を見つけて密を吸って元気に暮らしているといいなと思います。

岡 宏さんは、安曇野や奥入瀬、日本アルプスなど、日本各地の風景を油絵で描いておられます。

現場主義で、できるだけその場で制作されるそうです。

風景を3時間ほど眺めてから、 30分ほどで一気に描くこともあるそうです。

季節によって移り変わる自然な色合いを表現されていてとても素敵だと感じました。

その後、2階で催されていたグループ展も鑑賞しました。

こちらの方々は、染色の方が一人で、他の方々は日本画を描いておられました。

グループの方々は概ね傘寿ということですが、80歳とは思えないようなとても力強い作品が数多く展示されていました。

染色の屏風作品です。

日本画の作品です。

岡 宏さんの油画作品はとても落ち着いて気品があり、グループ展の作品は、一人ひとりの楽しみや個性が感じられました。

絵を描くことは誰にとっても生きている証であり、生き甲斐であり、素晴らしい! と実感しました。

帰宅すると、前蛹だった17号が、さなぎに変身していました!

日々刻々成長するアゲハたちを見習って私も成長しようと思います。

読んでいただきありがとうございました。
 

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