黄金色の玉ねぎ染め

画像1 こんにちは!陽子絵画制作室です。今日は神戸の絵画教室がありました。数年前から放置してあった玉ねぎ染めの材料が出てきたのを機に子どもの生徒さん達の共通課題で「玉ねぎ染め」を実施しました。
画像2 5回に分けて染めました。最後の回に途中経過を撮影しました。絹地や、あらかじめ薄めた豆乳を染み込ませて乾かした木綿地の模様を入れたい場所に、ビー玉や小石等を布で包むようにして輪ゴムでしっかりくくりつけます。又は割り箸で折りたたんだ布地を挟んで両端を輪ゴムでとめます。それを10分間水につけます。
画像3 玉ねぎの皮(布30gに対して8g)を水(750cc)で20分煮てざるで濾して作った一番染色液に布地を入れ、よくかき混ぜながら20分間煮ます。
画像4 段々布地に色がついてきました。その後染色液に入れたまま20分間放置します。
画像5 布地を引き上げて軽く水洗いし、ミョウバン(布地30gに対して3g)をぬるま湯( 布の重量の30倍)で溶かした媒染液に入れ、かき混ぜながら20分媒染します。赤みがかった色が黄色く変化します。その後軽く水洗いします。
画像6 一番染色液を取った後に残った玉ねぎの皮に再び同量の水を入れて20分間煮て作った二番染色液をザルで濾して、一番染色液に足して布地を入れて再び10分間煮ます。その後10分間放置し、取り出して軽く水洗いします。
画像7 布を再び媒染液で10分間媒染してから取り出し、輪ゴム等を取ってよく水洗いして干したら完成です!
画像8 深い黄金色に丸い白抜きの模様が浮かび上がりました。久しぶりの玉ねぎ染めを徒の皆さんに楽しく作ってもらえてよかったです。読んでいただきありがとうございました。

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