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思春期=『私ときどきレッサーパンダ』


(instgramより転載)

“思春期あるある“てんこ盛り(特にヲタ属性の方)。“母娘あるある“もてんこ盛り(特に母親が厳しかった方)。ナイフみたいに尖りがちで、自分の中の何かが破裂しそうになる、あの頃をポップに描ききってるのが偉業。さらに、生理の話をがっつり入れたのも偉業。

いつの間にか折り合いをつけて大人になったわけだが、まだまだこの感じ、自分の中に残っているなぁなんて思いつつ。自己受容から相互理解は始まるよね、と思いつつ。

ガールズムービーにして、女三世代物語。

※レッサーパンダは、自分で自分がコントロールできなくなる思春期の暗喩です。

女性チームによって生まれた作品なのがよくわかるメイキング『レッサーパンダを抱きしめて』もセットで是非。

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ちなみに、『私ときどきレッサーパンダ』は、約8分の『Bao』でアカデミー賞短編アニメーション映画賞を受賞したドミー・シー監督の長編デビュー作。ピクサー初‼︎(長編25作目)の単独女性監督。

母と子の思春期の関係性がクリエイターとしてのテーマなんだなぁ、がよくわかる。

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