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職場との相性がはかれる12の質問

ギャラップ社が提案する、エンゲージメントを測定するたった12の質問「Q12(キュー・トゥエルブ)」の存在を知った。エンゲージメントとは、従業員エンゲージメントは、「従業員の企業に対する信頼関係や愛着心」と定義されている。

Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この7日間のうち、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

それぞれの項目を5点満点で点数をつけていく。回答の合計を12で割り、平均点を計算。3.8を超えるとエンゲージメントは高い、3.6が平均点、3.2を下回ると要注意。それが目安となるらしい。

たしかに、この12項目で4や5の点数を多くつけられる職場は、なかなかに魅力的だ。

ちなみに、2017年のギャラップ社の調査によると、日本では意欲的に働いている会社員の割合が6%で、調査対象139カ国中132位という結果に……!!!。

原書を読んだわけでないが、『Bull shit job(どうでもいい仕事)』という本がアメリカで話題になっていると知人から聞いた。

書評では、以下が代表的な「くだらない仕事」と定義されているようだ。

① ”Flunkies(太鼓持ち)”誰かを重要な人と認識させるために必要な仕事
② ”Goons(用心棒)” 雇い主のために誰かを攻撃する仕事
③ “Duct Tapers(落穂拾い)” そもそもあってはならない間違いを手直しする仕事
④ “Box Tickers(社内官僚)” 内向きな仕事
⑤”Task Makers(仕事製造人)” 無駄な業務を生む仕事。主に中間管理職

少子高齢化が進んでいく日本。これから労働人口が減っていくのは目に見えているのだから、これらに対する対策は急務で、「働き方改革」を考える時に、まず念頭に置いたほうが良いのだろう。

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