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民衆を導く自由の女神

美容家の神崎恵さんを誤解していた。仕事を一緒にするまでは、キラキラ見える女子たちの頂点に君臨しているかのように見えていたからだ。

これまでに出されてきた著書ほぼ全てに目を通し、毎月のようにお仕事をご一緒し、インタビューを横で聞き、打ち合せでたくさん話し、そんな約1年間を過ごしたら、本当に、本当に見る目が変わった。キラキラ見える女子たちと真逆のような方なのだ(注:ご本人が輝いていないわけではない)。

神崎さんを名画に例えるならば、ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」だ。もう、この絵を見たら神崎さんにしか見えないくらい。迷える不安な女の子たちに、「ほら、皆、こっちだよー」と先陣をきって、身を挺して、皆が生きやすくなるように、ひとつの指針になろうとしている人。恩着せがましくもなく、圧もないけれど、この世に蔓延る呪縛から皆を解き放とうと、グイグイと引っ張る姿、その力強さは自由の女神、そのものだ。

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昨夜、前回が大好評だったので、第2弾はドラマ『だから私はメイクする』の脚本家・坪田文さんとインスタライブを企画した。

コスメフリークの坪田さんとのコスメ対決は、将棋の竜王戦(?)のように緊迫しつつも、コメント欄も大盛り上がり。神崎さんの人となりが分かる幼き頃のエピソード(唇に食用油を塗っていた! バニラエッセンスを香水代わりに塗っていた!  など笑)には、「美のカリスマの振れ幅よ!」と現場にいたスタッフ一同大爆笑。

たくさん盛り上がりポイントはあったのだが、第2弾インスタライブの骨頂は、お二人が「コロナ禍で再認識できた美容の力」を確認しあった件だと、私は思う(1時間3分頃〜1時間7分頃/お時間あれば、是非、ご覧ください)。

神崎さんの思いを、コスメの力を、美容の力を。改めて再確認できた夜だった。

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今日の一冊『神崎CARE』





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