BTSから社会を読む
数日前に、「Black Lives Matter」の運動に対し、世界中にいる防弾少年団(以下、BTS)のファンの方々が寄付を募っていることをSNSで知った。
そして、以下のニュース。
ヒップホップボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」と事務所が、「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」の運動に対し100万ドル(約1億1000万円)を寄付したことを受け、同グループのファンたちが24時間以内に同じ金額を集めて寄付をしたことが分かった。
インフルエンサーの方が今回のBTSのようなことを発信すると、日本では賛否の意見が沸き起こることが多い。「偽善だ」というニュアンスのものが散見されるのが常だ。
BTSとファンの方の関係はとても正しく思える。私は、エンターテイメントが社会に及ぼす影響、またはその逆といった相互作用を考えることが好きなので、世界中のBTSのファンの方々の素晴らしい行動力と、それを引き起こしたBTSに思いを馳せる。
以下の本がamazonから届いた。
BTSの成功は一日にしてならず、また、誰かの魔法によるものでもない。これまでのすべての歩みが今日の彼らをつくっているのだ。(プロローグより)
目次を見ただけで、胸が高鳴る。
コロナで世界は変わろうとている。その変わりゆこうとしている時代の突端で、BTSとそれを応援するファンの方たちが力強く旗をふっていてくれているような気が勝手にしている。
今から、読むのが楽しみだ。
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【追記】
マイケル・ジョーダンをはじめ80-90年代の黒人アスリートは政治的なことをずっと避けてきてたのだそう。
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