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自分のためだけにしたことが、あなたを救うのかもしれない

人のために行動を起こそう。

確かにそう、だ。自分にばかり目が行っていると、自分の利益ばかりを考えてしまい、結果人がついてこなくなる。まずはGIVEを。これは間違っていない。


と思ってたの、私。最初は漫然と人にために、私ができることをやってみるかって感じだったんだけど。そのうちにただGIVEしなきゃを越えて、誰かの役に立たなきゃ意味がないとまで思い込むようになった。

ここまでくると他己利益を越えて、自己犠牲になってくる。


自分を犠牲にする日々を続けると、必ずほころびが出てくると思う。なぜならば、やっぱり私たちって自分のために本来生きていく動物だから。生存していくには他人と協力しながらも、自分を大事にしていかなければならないんだもん。




私のお話を少し。私は誰かの役に立たなきゃと思い込みすぎて、自己を犠牲にしまくったあげく倒れちゃいました。そこからGIVEってどうやれば、自分も周りもHAPPYになれるんだろうなと思うようになって。これまでの態度を振り返って、調整してみました。

具体的に言うと、今までちょっとならと引き受けていた無償のお仕事でも、ちゃんと報酬をもらうようにした。たとえどんなに仲がいい人でも。恩がある人でも。金銭ではなく、ときにはブツブツ交換になることもあったけど。

あとは、漫然とした「人のために」をやめた。見えない、理解できるはずがない誰かの欲求を満たすことをやめた。その代わりに、自分が困ってしょうがなかったことを、まずは解決していこうという思考に切り替えた。

私がぶち当たった壁。苦しかった記憶。

でも私以外にも絶対に絶対に、この世のどこかに同じ壁にぶつかり、苦しんでいる人がいるに決まってる! って思うようになった。人の役に立ちたいと思う気持ちは同じなんだけど、その原点は全く違う。自分の苦しみを解決するために、行動するのだ。


あの辛かった自分に手を差し伸べるように。

私は今、セルフケアや広い世界で見てきた、いろんな人の壁の乗り越え方、そんな文章を執筆し続けている。ここnoteでも、そう。

過去の自分を癒やしていく。

すると、過去とつながっている現在の自分も救われる。

そして、似たような壁を目の前にしている、どこかの誰かも救えるかもしれない。



人は...。結局私たちは、自分しか救うことができないと思う。他人の心情を理解しきることは不可能だから。だからこそ自分への救いが波紋のように、誰かに届けばいいと願うのみで。

そんな気持ちを携えて、私は今日も書く。

いつかきっと、届くと信じて。


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