見出し画像

私が夢と希望をかわいがってあげるんだから

夢、ありますか?

ちょっと大きいですよね。夢と聞くと壮大過ぎて私は少しビビっちゃいます。じゃあ、目標とか希望とか。もっと小さくすると明日何をしたいか?

自分に対して、こうなってほしいという思い。こうなっていたいなという願望。


大小それぞれ、みんなそれなりに持っています。

私は将来の夢は、クリエイターのパトロンになること。目標や希望は、今勉強している資格試験に合格すること。それからこれから先もずっと海外を拠点にして暮らしていくこと。

明日は、入稿しなきゃいけない原稿の編集を終えること。締切が迫った原稿をラフに書き終わること。それから週の真ん中水曜日なので、缶ビールを飲みたいなぁ。

こんな夢や希望や、やりたいことがあります。



これまでもたくさんの夢を持って生きてきました。叶ったもの、叶わなかったもの、さらには忘れてしまったもの。いろいろ。過去の私は夢に私を合わせる生き方をしていました。

夢を叶えるために、深夜まで仕事をするとか。目標を叶えるために、行きたくない飲み会に顔をだすとか。やりたいことのために、家族や恋人を犠牲にするとか。夢というキラキラしたスパンコール付きの容れ物に、私を入れていました。

容れ物は美しいのですが、中にいる人(私)はそのキラキラのために、結構無理をしていて、かなり疲れていました。疲れているままに、夢を追いすぎたので、もっと疲れてさらには夢をうとましく思うまでになっていました。

あれれれれ?



そんなこんな過去を経て今ね。私はわたしという容れ物の中に、夢を入れました。質素で飾り気のない容器ですが、その中で夢はお構いなしにキラキラと光っています。

私のリズム、私の生活に夢を合わさせて、それからやっと歩みを進める。分かりやすいワクワク感はないけれど、必要以上に疲れることがないので、着実に前に進んでいる気がします。夢が私に合わせてくれているから、ありがたや。

生活は私のリズムファースト。自分の力量に合わせて、やりたいこととやるべきことをします。早寝早起きと、たっぷりの休憩時間をまずは確保して...それで初めて夢のために動くのです。

変化が早い世界の中で、こんなんで良いのかしら? 遅すぎやしないかしら? と思うのだけれど。夢や目標の達成は、自分自身との約束みたいなもので。世の中さんには関係のないことだから、まぁいいか。と思いながら「今日も可愛がってあげるからね」とちょっと先輩ヅラして夢と共に歩んでおります。

読んでくださって本当に嬉しいです! いただいたサポートにいつも励まされています。