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ポーカーフェイス

はじめに

昔から少し小ばかにされて生きている。今も小ばかにしてくる奴はしてくる。今回はその体験談について自分史を書いていく。

大学のできごと

今日は痩せたいがためにたくさん走った。横に自転車に乗った友人がいた。彼とはとても仲がいいが、結構口先だけの男で見栄っ張りの自分大好き人間だ。

走っていると、彼から走りのアドバイスの提案を受けた。だが、軽く流した。その結果、「だから意味ないんじゃない」と釘を刺された。

別にいいじゃないか。苦しい思いをしているのは自分自身だ。正直言われる筋合いは全くない。しかも彼は、中学時代しか走る部活に所属していないという。彼は、大学で同じ部活だったが下手でやめた。違う言い訳をしていたが、実にみっともない。じぶんは、小学校も部活を二つやっていたし、中学校も部活をしていた。高校の部活もよく走る部活だった。そんな自分に何をもってそんなことをいえたのだろうか。非常に情けない話である。こんなものは、筋肉のないヒョロヒョロの人が、マッチョに向かってその筋トレは意味がないよと言っているようなものだ。

小さな反抗としてここで文面に起こしておく。
「そんなんだから一浪してもその大学に落ちるし、同窓会にも友達が少ないから行けないと言わざるを得ない。」もちろん彼とは友達だ。

高校の出来事

高校の時、好きな女の子を追って、新しい部活に入った。中学校の時に入っていた部活は、手術の関係でドクターストップを受けていたため中体連も出ずに終わった。前代未聞の主将となって幕を閉じた。そして、高校の新たな部活へと精通していく。

高校で新たに入った部活では、ほとんど初心者が多かった。むしろ男子は1人しか同学年に経験者がいなかった。彼は中学校では全道大会に出たと言っていた。そしてこいつが部活における問題の種であり生涯において最高の親友となる。

彼は、ただの可愛がられて育てられたワガママぼっちゃんだ。その結果、人から煙たがられることも多い。だが、優しさは誰にも負けない。そんな彼は、他の人を見下していた。経験者の言うことが絶対のように言う態度が気に入らなかった。確かに気持ちはわからなくはないが、理不尽なことを言うからこそ叩かれていた。

ある時、有酸素運動の話になった。彼はいつも、走る時はぶつくさと文句を言ったり、わざととろく走る。それに部員は抗議をしたが、言い訳で全部かわされた。しかも勝てればいからと主張して話を聞いてもくれない。なんてやつだろうと思った方は多いのではないだろうか。自分は、そういう考え方もあると置いておいて、裏でグチグチ言ったり、正々堂々しないのが大嫌いだ。もちろん人には人の考え方はあるが、言いたいことは言うべきだ。もやもやは残さない方がいい。強要する訳では無いが。

「正直めんどくさいんだろ?俺はめんどくさいと思う。走るのはきついけれど、強くなりたいから走る。だから、腹割って話そう。」と、臭すぎる発言をした。その結果、めんどくさいと吐いた。彼の主張では、膝を壊すからと言っていたが本心はめんどくさいと言ってくれた。この1件があり1番の親友となり、1番のライバルとなる。

そんな彼は、プレイスタイルもいちいち指摘してくる。自分のミスを人のせいにしてくるのでイライラした。そいつより上手くなってやると決心し、必死に練習した結果、校内の学年でいちばん上手くなった。校内戦でもそいつに勝っていた。そいつはとても悔しそうだったが、そいつのいう強けりゃいいというのを根底から覆してやった。これが武力行使に対するジャイアントキリング(番狂わせ)というやつであろう。公式戦でも自分の方が上のランクに位置していたし、彼はあまり勝てなくなっていた。

おわりに

職人には職人の世界がある。やってみないとわからない世界もある。だが、その人の頑張りなどを卑下するような発言をしてはいけない。相手に対して侮辱するような行為や批判的な発言をしていくのは、友達だからできるのかもしれないが、両者にとって綺麗な形ではない。いいすぎるのも良くないが、言わなさすぎも良くない。相手の価値観を評価して鼓舞する事こそが求められる資質なのではないかと考える。

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