美容が嫌いだった私が化粧品会社を始めた理由

今回は私が、化粧品会社を始めたきっかけについて書きたいと思います。

ちゃんとできない自分が嫌い

美容オタクなので、もともとはドラッグストアにずらりと並ぶコスメやスキンケアグッズをみると、わくわくするし、何時間でもお店にいれる！というタイプですが、仕事をするようになってから、自分に余裕がない日や、今まで、普通にできていたことを普通にできない日も増えました。（化粧をちゃんと落とすとか、夜お風呂に入るとか）。

そしたら、こんな簡単なことも出来ないなんて女の子失格だ・・・と自分を責めるようになり、もともと好きだったはずの美容を純粋に楽しめない日が増えてきました。

そんな時に、SNSをみると、綺麗な人や、インスタグラマーさんが、たくさんのスキンケアグッズを使って、スチーマーを使ったり、パックをしたりして、丁寧にスキンケアしている姿と比べて、なんで私はみんなみたいに頑張れないのだろうと周りと比べて悲しくなっていました。

今でこそ、人と比べるべきじゃない、自分なりにできることをコツコツやればいい、と思っていますが、当時は、外見のコンプレックスが強く、自信がなかったこともあって、すごく苦しかったです。

時間をかけないと綺麗になれない

そして、美容ライターの仕事をするようになって、世の中には、素晴らしい化粧品や、使うだけで幸せな気分になる化粧品もたくさんあることが分かりました。でも、手間や時間がかかるものがほとんどでした。

深夜まで働いていたころの私が、これ

美容は引っ張られるものではなく前に進むもの

ないと思ったり、自分よりきれいな人を見て悲しくなったり、綺麗になりたい気持ちはあるけど、美容をきちんとできていない自分に、悲しくなることがよくありました。

そして、メイクを落とさずに寝てしまったり、肌が乾燥していると思いながら、もうベットに入っちゃったからと、クリームを塗り直すのを諦めて寝てしまい、翌朝肌が乾燥していたり、美容に、ダメな自分を見せられている気がして、気分が下がったり、自分自身が引っ張られてしまうと感じることがありました。

百貨店のコスメカウンターに行って、綺麗になりたいと伝えると、あれもコレもおすすめされて、気が遠くなるなんてこともありました。

だったら、毎日続けられて、効果がでるものがあればいい。

そんな思いで、作ったのが、株式会社アニュ コスメティックスです。

女性が、自分のことを好きになれる、お役立ちができるように精進したいと思います。