「叱られた御恩返しに墓参り」
先週の23日の木曜日に秋分の日を迎え
すっかり秋めいて来ました。
昼間はまだ真夏日となる日もありますが、
朝晩はすっかり涼しくなりましたね。
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秋分 (しゅうぶん) 9/23頃
八月中 二至二分 (葉月:はづき)
太陽視黄経 180 度
陰陽の中分となれば也(暦便覧)
暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。
昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもある。
秋の七草が咲き揃う頃である。
(こよみのページより)
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秋分の日が過ぎると「寒露」「霜降」と続き
11月7日には「立冬」を迎えます。
立冬となると、今年も年末が近づいてくる季節。
1年は本当にあっと言う間ですね。
さて。
私は健康のため毎朝、ラジオ体操と腹筋100回、
そしてウォーキングを1時間ほどしています。
ラジオ体操は昨年12月に新型コロナにかかって
レムデシビル投与による血栓防止のため。
ラジオ体操は、本当によくできた体操だそうで、
全身運動ですので、全身に血流が隈なく流れるようです。
腹筋100回は、お腹をへっこませるため。(笑)
今年に入って腹筋のお蔭でお腹がへっこみました。
これも効果てきめんですね。
ウォーキングは、
1時間かかりますので、朝のノルマとしては一番大変ですが、
それでも今年に入って
一日も休まずに続けています。
スマホに万歩計アプリをインストールして
最低でも1万歩を歩くことをノルマとしています。
最近のスマホの万歩計はゲーム感覚のものも多く
機能も充実していますので
そういった万歩計を見ながら歩いています。
ウォーキングの楽しみは四季折々の花や光景を見る事。
先日の秋分の日近辺は、
近所の寺町通は、参拝客でにぎわっていました。
私の住んでいる世田谷区千歳烏山には、
寺町があります。
「烏山寺町」と呼ばれ、「世田谷の小京都」とも呼ばれる一角です。
北烏山の四丁目から五丁目にかけての狭いエリアに
26もの仏教寺院が立ち並んでいます。
静寂でしっとりとした街並み。
自然豊かなこの地域では、春には桜、秋には紅葉など
四季折々に変化する風景を楽しむことができます。
もともとは1923年の関東大震災がきっかけです。
関東大震災で大きな被害を受けた寺社が
リスクヘッジのために
千歳烏山に移転しました。
浅草、築地、本所、荒川にあった寺が26も移転してきました。
だから歴史が古く名刹が多いのも特徴です。
為永春水や水野忠邦などびっくりするような名前のお墓がある
お寺が多いのも特徴です。
先日の秋分の日の頃はいつもはしっとりと静かな街並みに
賑わいがありました。
秋分の日の前日や前々日あたりから
お寺のお坊さんたちが早朝6時から
境内や道路を掃き清めていたり
秋分の日は、軽トラックの花屋さんが
あちこちに出張っていました。
朝、9時過ぎに歩いた時には、
すでにお墓参りの人のクルマが
お寺の駐車場で渋滞していました。
ご先祖様を思い出し、
お墓参りをする、という習慣は素敵ですね。
人間にあって、ほかの動物にはありません。
人間の持っている素晴らしい心の在り方です。
時代がいくら変わっても、
変わらないですね。
さて。
今週に入るとまたひっそりと静かな烏山寺町に戻りました。
今朝、ウォーキングしている時に
あるお寺の入り口に掲示されていた紙に
「叱られた
恩返しに
墓参り」
とありました。
新型コロナで、2年以上私は墓参りに行っていませんが
父の墓参りに行きたくなりました。
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それでは。
今週もあと1日。
心穏やかに体は全力で頑張りましょう。