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【アフターコロナ】地球との共存

緊急事態宣言が発令されて、本格的に在宅でのリモートワーク生活となっていますが、この数週間様々な方々とオンラインで会話などしてきて、モヤモヤしながらも現在感じていることを考察してみたいと思います。

1.リモートワーク2.0の到来

過去、国内の事業会社でなかなか浸透が進まなかったリモートワークの推進が、ここに来て待った無しで本格化することになってきました。リモートワークで重要なのがアナログコンテンツを全てデジタルコンテンツに移行させることが求められます。このシフトが新型コロナの影響で劇的スピードでインストールされることになってきました。

するとオフィスで仕事する必要性がおよそ80%削減されることが期待され、在宅や個人のオフィスでのリモートワークで実施可能な形態に急速に移行することになります。つまり、本格的なリモートワーク2.0時代の幕開けの年になると確信しています。これはこれまでのような人事評価などを結果重視型への移行が急務で、全ての観点で業務の見直しが図られることになりますね。

2.セカンドライフ2.0

リモートワークが普及すると通勤の必要性の無い全国民自由勤務時代がやってきます。いつ、どこで仕事しても良い、労働環境が激変するのです。これは何を意味するかと言うとソーシャルディスタンスが保てる地域や地方への移住が容易となります。その結果、都市と地方の人口格差が無くなっていき、地方の価値が上がることが起こると考えられます。

生活と仕事の距離が縮み、人生の生きがいに重きを置く若者が増えていくでしょう。つまりセイフティー・ネットのエリアとして非常に価値有る領域として見直されることとなり、精神的安全領域への回帰となるだろうと考えます。

3.経済的富みから精神的富みへのシフト

さて、ここからが人間の本質的な話になりますが、今後残念ながら経済的収入は減っていくことになるでしょう。このことは徹底して固定費を削減して出費を抑える意識が求められます。固定費の大きなものとして不動産や自動車やそれらのローン返済などで、それを持たない身軽な生活スタイルが求められる時代になります。Airbnbの次世代版のような民族大移住ライフみたいなスタイルが流行るのではないでしょうか。

結果的に経済的富みから精神的富みを追求する考え方・潮流が拡がると考えます。

また、通勤頻度が減ることから外出機会の削減が進み、移動や人との対面に関連する製品・サービスが減少するでしょう。例えば。身だしなみやお洒落を演出するアパレル業界、化粧品業界、旅行業界や自動車業界など。

逆に在宅で必要とされる製品・サービスが普及するでしょう。ECはもちろんのこと、例えば自給自足を促す農業関連サービスや、リモートxx関連サービス(冠婚葬祭、教育、健康、余暇)や、最先端VR・AR型サービス、などなど顧客ニーズが劇的に変化し、今後大きなマーケットチェンジが起きると考えます。
つまり早く変化した者が勝ち残ると思われます。

4.人間は地球に生かされてるに過ぎない

上記考察から、新型コロナウィルスの発生は何を意味しているか?と考えてみちゃいました。

ひょっとしてこれまで人間が激烈な経済競争で発展してきたことに対して「地球」が恐ろしい警笛を鳴らしているのではないか?と思うのです。

私達人間は今後どうやって地球と付き合って行けば良いのでしょうか?
それは、「地球に優しい生きものに進化しなさい」と言われているように感じます。そこで、今後10年以内に起きることを妄想してみると

(1) 集中化から分散化へ

東京やニューヨークなどビジネスの中心地に集中する経済都市から地方分散型へシフトが加速され、ソーシャルディスタンスが保たれ個人々々が安心出来る距離感を確保出来る社会が訪れるでしょう。

(2) 人間の仕事の80%はAIに置き換わる

DXがいっそう加速されAIが台頭し、人間の仕事の80%はAIに置き換わると既に言われてますが、その可能性が更に現実味を帯びると考えます。その結果人間はより大切な自己実現を達成させることに時間を費やせるようになるでしょう。

(3) 経済的コミュニティーから精神的コミュニティーへ

経済連合であるEUやUSなどの超大国(経済的コミュニティー)の発展が衰退し、今後は精神的不安を解消出来る人間同士が繋がれる仮想的コミュニティーが普及するのではないでしょうか。これは物理的にどこに住んでいても構わず、国境なども無い自由な交流基盤のようなものが現れるのではないかと考えます。

(4) 経済成長社会から自然への回帰が加速

これらの考察から、人間が発明した資本主義社会がついに変革期を迎え、経済至上主義が衰退し、地球にやさしい自然への回帰を推進するリーダーが生まれると考えられます。

こうして人間という生きものは地球への恩返しが叶い、生き延びることが出来るんじゃないでしょうか。

未来は皆さん一人ひとりの行動にかかっていると信じています。

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