2023/1/23~27:投資戦略

注意:本記事はモチベーション維持のための私的な分析記録で、個別銘柄への投資を煽るためのものではありません。投資の判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

今週発表予定の指標

今週のNYダウの予想

週前半は34,000ドルを試すものの、下落し、33,000ドル~34,000ドルのレンジで再度停滞すると予想。週後半にかけて発表される指標は、インフレの終了を明確に示すような数字が出てくることが予想されるが、長期移動平均線に支持される形で34,000ドルを上抜ける可能性を見ている。来週はISM景況指数の発表を控えていることもあり、大きな値動きとはいかないかもしれないが、市場がどう反応するか注目したい。

日足

今週の日経平均予想

先週末の、米指数の上昇を受けて、日経平均は上昇して始まることを予想。ショートで入った投資家が多く、月曜日は27,000円を試してもおかしくないと考える。それでも、やはり27,000円の抵抗線は出来高も多く、上抜けは難しいのではと思っている。27,000円以上ではインバースなどの購入も検討したい。

日足

今後の投資戦略について

時間軸を分ける

株価は長期的なトレンドがあるが、その中に短期的な動きがある。例えば、半年かけてぐんぐん上昇した相場も、日足で見れば陰線だった日や、陽線だった日がある。

つまり「間違いなくこの銘柄は伸びる!」と思えるような銘柄に出会えたならば、資産の50%はとにかく握り続け、もう50%は日足レベルでどんどん回転させていく、という戦略が成立すると考えている。

兼業トレーダーで、多くの銘柄を追跡したり、スキャルピングできない中、すくない軍資金をリスクヘッジしながら、細かく稼ぎつつ、大きく利益をあげるにはこの方法が最も効率が良いのではと考えている。

どうやって銘柄と出会うんだい

今までエネルギーブームや、海運ブーム、子ども家庭庁ブームなど、トレンドフォロー型の戦略を取ったことがあるが、乗り遅れるし、下り遅れて、いつの間にか大きな損失の闇に取り残されるということがよくあった。実際、兼業の素人がそんな鮮度が大事な情報戦に生き残れるはずがないのだ。

また、仕手株もよくない。Wスコープや、バンクオブイノベーション等、お祭りになるような銘柄は危険すぎる。いや、その日だけ勝つことはできるかもしれないし、実際勝ったこともあるが、これらは単なるギャンブルに等しく、こんなラッキーで勝利してしまうと、今後の重要な場面で余計な勘違いをしてしまう可能性が非常に高い。なくなってもいいようなあぶく銭ならばいいけど。。。

実際、いろんな情報に惑わされずに、良い銘柄に出会うには、無難に決算内容や適時開示を読み込むことだと考えている。

先週気になった決算

出前館(2484)

飲食店出前仲介サイト「出前館」運営。酒類のネットスーパーや配達代行も。ZHD傘下。

決算内容を見ていく。

QoQで売上高は減少しており、営業利益は依然として赤字。
YoYで見れば、人件費・広告宣伝費が大きく改善。
認知度向上のフェーズは終了か。
クーポンキャンペーンはかなり縮小されたにも関わらず、売上高は大きく減少していないと言える。配達拠点を廃止し、ビジネスモデルの変革もはかる。
加盟店による配達比率を23年以降は下げていく。
UberのようなOutsource配達員によるシェアデリバリーを拡充させる。
自配の場合は10%・シェアデリ利用の場合は35%の出前館サービス利用料を徴収。
OutSource配達員への業務委託費が売上原価となる。
出前館自前の配達員確保よりも効率的な人員配置が可能となる。
そのため、売上総利益率が改善する。


アプリUIも改善。私も利用してみたが、確かにUBERよりは見やすいし、使いやすい。
シェアデリ×加盟店拡大による利用シーンの拡大。
配達員向けのサービスも向上。配達員確保を目指す。
実際、KPIの数値は良いように言っているが、
出前館利用シーンに季節性があるのだろうか。
YoYでは増加しているが、QtoQでは減少している。
直近はトレンドラインに跳ね返され下落した。移動平均線に支持され上昇できるか。
安い場面では買っていきたい。

佐島電機(7420)

半導体・電子部品商社で上位。絶縁監視装置や通信関連など自社製品拡充。台湾への販売強み

修正予想よりもさらに上方着地。
為替レート変動により売上高を押し上げ。
輸出増ということか?
営業利益も為替の影響が大きい。
SMエレクトロニクスの子会社化により、インドビジネスを加速
ちょっとざっくりだが、DX化も推進?
決算を受けてダブルトップを形成するも、上昇の勢いはストップ。

あらら(4015)

小売店向けハウス電子マネー提供。メール自動配信も。22年6月バリューデザインと経営統合

依然として赤字だが、QoQで売上高は6%上昇。経常利益は126%改善。
マイナポイント関連の手数料売上高が売上高に大きく寄与。
独自Payの導入をサポートする。
コスト削減にも引き続き取り組んでいく。
上値ブレイクするか!?

今週はどうするか

先週に引き続き、出前館の動きには注目したい。安く入りなおせるポイントがあれば入りたいと、まだ思っている。上値ブレイクを狙いたい。また、月曜日の始値で手持ちのインバースは決済予定。だが、日中のいい位置で入りなおしたい。そのほか、市況・決算内容を見ながら修正していく。

いただいたサポートは妻と娘に還元します。よろしくお願いします。