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【Xデザイン学校】 2019年度日台合同サービスデザインワークショップ-福岡ステージ

2/1,2でXデザイン学校の日台合同のサービスデザインワークショップに参加しました。

Xデザイン学校の東京校、大阪校、福岡、台湾から約40名での開催でした。

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1日目

・【講演】「MaaS とまちづくり」(西鉄)

バス運転手の高齢化による人材不足という社会課題と、インバウンド、カードシェア普及等の社会変化に合わせて、地域にあった最適な交通を提供するため開発された「my route」というアプリのお話しを伺いました。

・【講演】「オープンイノベーションとサービス」(トヨタ自動車九州)

1日目のWSは、トヨタ自動車九州さんの運営するGarrawayFで開催されたのですが、ここはコーワーキングスペースとなっており、現在、自動車を作る会社からモビリティの会社を目指しており、協業・共創するために作られたそうです。

・【講演】山崎先生

ワークショップが始める前に、ビジョンのデザイン方法について講演がありました。

ビジョン提案型デザインとして、ビジョンを具体化するために、メタファとしての「ことば」が重要であるというお話しでした。

〜ビジョンを提案するには、個人の熱い想いと、批判してくれる仲間が必要であり、具体化する際には、多様な人とチームが必要である〜

・WSのテーマ「歩く回遊性のサービス」

バス、自動車ではなく、あえて歩くという視点を入れた、テーマとしたそうです。

事前にチーム分けがされており、チームメンバーの福岡在住のメンバー2名に、最近行ったことがある場所について、インタビューワークショップを行いました。

天神の街に出て、行ったところを巡りながら、移動場所、移動手段、行動目的などを根ほり、葉ほり歩きながら、インタビューを行い、GarrawayFに戻ってから、インタビューの内容を、KJ法でまとめ、ラベルづけを行いました。

2日目


・【講演】「SmartCity Fukuoka」(LINE)

SmartCity戦略室の方に、LINEの最近の事例をご紹介いただきました。粗大ゴミの申請、引っ越し証明案内チャットボットなど、興味深い事例が多かったです。

申し込みから、決済まで一気通貫でできるのは、やはり強い・・・。

・【講演】「SmartCity Service in Tipei」(林事務所)

地方創生をするためスマートシティは一つの答えであるという、興味深い内容でした。台湾も都市部への一極集中が問題となっており、バランスが崩れ地方がなくなってしまうことを懸念しており、情報使い、生活の品質を高めることで、スマートシティを地方に導入し、人が都市に集中することを防ぐための取り組みに力を入れているそうです。

・【講演】「ビジネスとデザイン」(浅野先生)

WSの進行が気になったということで、急遽、講演を入れてくださいました。

〜サービスは誰のための作るか、どんな人を開発してサービスを使ってもらうかが大切である。そのためには提供者側のビジョンを深く理解が必要で、その上で、いつ、誰が、どのような状況で使うものなのかを定義して議論するべきである。〜

・アウトプット

今回はインタビュー調査から出たインサイトを元に、アイデア発想を行い、エレベーターピッチとしてまとめました。

振り返り

アウトプットしては、回遊性を高めるため、新しい店舗の出店ハードルを下げるため、店舗出店を低価格にするということを提案しました。

ありきたりなアイデアになってしまった原因としては、

・インタビュー調査に、初期視点を持てなかった

・インタビューの概念化ができなかった

・ビジョンを理解した案を考えられなかった

ことの3点かなと思いました。

2日間の濃密な時間を過ごすことができました!先生方、ありがとうございました。










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