インド英語テキスト、当教室も使ってます
横浜の英語・タイ語講師 佐野なおこです。
神奈川県横浜市海沿いの教室で、大人初心者の方に人対人の英会話、タイ語会話を教えています。
2015年前後くらいに教室で購入したインド英語のテキストが、ようやく役に立つ時代になって来ました。
当教室では、ビジネスの現場で英語を使う方に対し、テキストとして使っています。
以下動画の最後の方でも、「インド英語のリスニング」が売れているというお話をされています。IT関係の方はきっと必要でしょうね。
暑い国の人が英語コミュニケーションのメインの相手に
かつては英語というと、主に英米のクリスチャンのネイティブの方が話すイメージが強かったと思います。
ところが2023年現在、朝や夜のビジネス・経済ニュースを見ていると、前向きな話題の中心になるのはインド、アジア。
インバウンド(訪日外国人観光客)が訪れる場所でも、インドやアジアあたりのお客様が目立って来ています。
2023年の広島サミットでも、「グローバルサウス」と言ってインド、アジア、アフリカ、中南米など、南の国々との関わりが重要課題の一つにとりあげられました。
ビジネス現場での英語コミュニケーションは、暑い国の人がメインになりつつあるのかもしれません。
暑い国で暮らす人は、寒い冬を越す欧米の人と違う
インド、アジア、アフリカ、中・南米には、キリスト教だけでなくイスラム教も多く、食事、生活習慣があまりにも多様です。
加えて、会話、行動、意思決定がスピーディー、こちらが考えても言葉を出そうとしても待ってくれません。
暑い気候で人口も多いので、きっとそうする必要があるのでしょう。
私が働いていたタイでも、屋台ではスピーディーな意思決定が必要。
注文したものを店主がチャッチャッと作り、パッと料理を出すという流れでした。
注文前に考え込んだり迷っていると、店主から急かされることもあります。
一方、寒い冬を越す欧米では食事にゆったり時間をかけたり、芸術を楽しむ時間の豊かさがありますね。
「暑い国の人は寒い国の人と違う」ということを改めて知る必要があると思います。
これからの英語は英米ネイティブ英語学習では対策が不十分?
このように、今後日本のビジネスにとってはインドだけではなくアジア、アフリカ、中・南米も無視できない存在になって行くと考えられます。
従来の英米白人ネイティブ・スピーカー向けの英語学習では対策が不十分になる可能性が高くなるかもしれません。
そこで、私の教室ではビジネスで英語を使えるようになりたい方に、以下インド英語テキストによる学習をご提案者しております。
インド英語テキストから学べること
このインド英語テキストを通して、以下のことを知っていただいております。
・多様な英語アクセントの存在
・英語とヒンディー語を混ぜての会話が普通であること
・多様な宗教、食生活、生活習慣
・意思決定のスピード
・スーパーポジティブなバイタリティ
・強い意思、忍耐力
・人対人の距離感の取りかた
これらの知識やスキルは、インド以外の国と関わる方、世界に出ていく方も、日本国内で外国人対応する方にとって身に着けて損はないものだと考えています。
「『白人さんの英米ネイティブイングリッシュ』でなければ英語ではない」という考えは、この多様性(Diversity)の時代にもうマッチしないですし、つまらないなと思います。
英語に他の言語を混ぜて話すcode-switchingは普通のこと
「インド英語のリスニング」には、英語にヒンディー語を混ぜて会話するシーンが多数出てきます。
2言語以上を混ぜて話すことを社会言語学ではcode-switchingと言うそうです。
このcode-switchingはインドだけではなく、私が働いていたタイでも普通に行われていました。
“Bye-bye"の後ろにタイ語の女性の丁寧語"kha"をつけて、”Bye-bye kha"は仕事終わりに使っていました。
日本国内のオフィス仕事でも"I'm sorry NE."や"Very OISHII"などと使ったこともあります。
シンガポールでも"OK la"とか言いますし、英語へのハードルが下がる感じです。
世界では、英語以外の言語背景を背負っている人の方が多いのです。
英語の中にふと自身の言語が出てくるのも自然なこと。なんか気負わなくていいと思わせてくれますね。
インド英語の発音は教えていません
但し、インド英語の発音は教えていません。インド英語の発音はあまりも独特すぎ、真似するのは不要と考えています。
発音だけは、英語本来の発音記号通りの口の形で音を出すことから指導しています。
その理由は、インド、アジア、アフリカ、中・南米の方と話すとき、英語本来の発音に近い音の方が受けが良いからです。
聞き取りやすいのでしょうか?不思議ですね。
私自身も社会人になって30年が経ちましたが、その間関わったお客様の国籍は英米以外のノンネイティブの方がほとんどでした。
また、これらの国々では宗教、食生活、生活習慣も多様です。
そのようなビジネスパートナーに対しては、従来の英米イングリッシュでは備えが足りないかもしれません。
あなたのビジネスパートナーも、もしかしたら多様な文化背景を持つ方かもしれないからです。
それでは、今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。
接客・やさしい英語・タイ語教室 横浜サワディーブリッジ
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