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横浜ビール『オリジナルグリーティングカード』制作秘話 インタビュー

ローカルビアカンパニー「横浜ビール」は、地元横浜・神奈川を拠点に『人と人を繋ぐビール』を育み、クラフトビールの楽しさを伝えることを大切にしています。

私達はそんな中、自社通販サイトを通して横浜という街に想いを持ち「横浜ビール」を購入された全国各地の方や、贈り物として利用される方々の存在をきっかけに『ビールを贈る側と受取る側がもっと楽しい気持ちになるようなギフトカードを作りたい!』という想いで、グリーティングカードの商品開発に至りました。

グリーティングカードとは年中行事のお祝いや、感謝の気持ちを身近なひとへ伝えるカードのことを言います。イラスト・デザインは「おいしいビールをイラストに」をテーマに活動されているイラストレーター イソガイヒトヒサさん(iso Brewing Design)、印刷は「野毛印刷」さんを迎え、唯一無二のグリーティングカードが完成しました。

今回、グリーティングカードの企画者である「横浜ビール」EC担当の澤田 真奈美さん、イラストレーターのイソガイさんに制作秘話を語って頂きました!

聞き手
左:横内 勇人(横浜ビール 広報・ファンプロジェクトGM)
話し手
右:澤田 真奈美 (横浜ビール EC担当)
中央:イソガイ ヒトヒサ (iso Brewing Design)

【プロフィール】イソガイ ヒトヒサ (iso Brewing Design)
イラストレーター、グラフィックデザイナー。”おいしいビールをイラストに”ビールの楽しさをイラストでたくさんのヒトに届ける。日本のビールをカッコイイデザインでいっぱいにする。これがiso Brewing Design(アイエスオーブルーイングデザイン)のコンセプトです。HP:https://www.isobrewing.com

グリーティングカードの発売背景

— まず始めにグリーティングカードを作ろうと思ったのは何故ですか?

澤田:仕事の休憩中、散歩がてら立ち寄った本屋さんで横浜の風景のポップアップカードを偶然見つけて「これは可愛い!」と思ったのが最初のきっかけです。

私は通販サイトの運営を担当しているのですが、横浜ビールにはビールと一緒に贈るギフトセットとして、グラスや巾着バッグなどのグッズはあって。貰った人が嬉しいと思えるのは勿論、贈った人も「自分で贈った自己満足感」を高められるギフトを作りたかったんです。

貰って終わらずに飾る事も出来る価値のあるカードを作りたくて「良いイラストレーターの方を知りませんか?」と広報メンバーに相談して、磯貝さんを紹介してもらいました。

— 磯貝さんはこの話を受けたときはどういう印象でしたか?

磯貝:まず、知り合いのヨコビメンバーからのオファーだったので受けました(笑)。あとは「楽しそう〜!」って思って。

どうやって作る(!?)飛び出るポップアップカード

— 磯貝さんがデザインされていた、アウトドア用品メーカーのビールのギフトボックスが印象に残っていたので、ギフトカードの話が出て「お願いするなら磯貝さんだ!」と思いました。今回制作して頂いたカードは少し特殊だと思うんですけど、実際にやってみてどうでしたか?

磯貝:初めは「一体どうやって作るんだろう…?」って感じで。悩んだ時間は結構多かったですね。何のイラストが前に出て、二段、三段、背景があって。あれ?どうなるんだ?みたいな。

— 平面と立体的では違いますよね。

磯貝:四層くらいあるから頭がちょっと混乱しました(笑)。ただ、入れたいシーンは関係している人達と話していたからそこはスムーズでした。

澤田:後ろの背景が透けて見えるというか、奥行き感はポイントです。あとはカモメはマストでお願いしました。

横浜のワクワクが詰まったグリーティングカード

— それぞれのイラストのシーンはどういった経緯で決めていきましたか?

磯貝:ビールを楽しんでいるひと、提供するひと、作るひと、農家さん。横浜ビールの中にいる人をイメージしています。

ランニングもビアバイクも関わっている人たちが楽しそうなイメージで、ヨコビのコミュニティ感を描きました。そういう中の人達も「このカードを使いたい」って思ってもらえると嬉しいです。

— イラストはビールだけではなく色んなシーンがあって良いですよね。

磯貝:横浜のお土産としても機能するし「横浜やで!」みたいな感じ。大事に使ってもらえそうというか。楽しく作りました。

澤田:新しい横浜の土産にもなれたら良いですね。あとは、クラフトビール の街なんだって、横浜で暮らす生活の中にクラフトビールが根付きたいっていう思いも表現して頂きました。

写真:グリーティングカードに描かれた景色を眺めながら歩く三人

— 自分もどこかへ行った時にはこのカードを渡したいなと思います。

磯貝:「このイラストは何?」とか会話も生まれそうですよね。ちなみに時計の11時30分は、ヨコビのお店の開店時間なんですよね(笑)。

— そんなところまで!磯貝さんと澤田さんはこのカードをどんな方へ贈りたいですか?

磯貝:贈り物には自分がデザインしたものをよく使うので、普通に友達に贈りたいです。帰省しても社会ご時世的に会える人が限られていたりするので結構使うと思います。

澤田:日常的に特別な理由が無くても「最近どう?」みたいな感じで、気軽に利用して欲しいです。「わざわざ贈るのもなぁみたいなぁ」と迷う時にこそ、関係性を繋ぐツールとして是非!あとは「ビールだけでは寂しいかも」っていう時にこのカードが生きると思います。

磯貝:確かにちょうど良いですよね。仰々しくなく気軽に贈れる感じ。

— 「乾杯しようよ」って思いでビールとこのカードを贈る。一緒に、という気持ちも伝わりそうですよね。ヨコビの人達ってどんな印象でしたか?

磯貝:仲良しなんだなぁと思いました。ビアジャーナリストアカデミーで同期だった広報の二人がヨコビで一緒にやり始めたじゃないですか。それをきっかけに、横浜ビールさんが色々面白い事をやっているんだと知って、刺激になりました。

— 最後に、ご自身の活動を通して何か伝えたい事はありますか?

磯貝:自分勝手なので、自分が楽しいという事が一番っていうちょっとわがままなスタイルなんですけど…(笑)。それでも「クラフトビールって何だろう?」みたいな方達も受け入れやすいわかりやすさは大切にしています。「ビール楽しそう!」と思えるイラストでお手伝い出来たら良いなって。

まとめ

サプライズ感満載のグリーティングカードは、開くと飛び出す仕様で自宅に飾ることも可能です。横浜ならではの景色の中に、新旧の街のシンボル(観覧車や都市型ロープーウェイ)や「横浜でクラフトビールを飲みたい!」「横浜に行きたい!」と思わせるシーンが散りばめられています。

そんな楽しい想いが詰まったグリーティングカードをきっかけに、皆さまの乾杯の輪が広がりますように。気になる方は是非、通販サイトにてご覧下さい!

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写真・文:工藤 葵

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