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1日1建築 ⑤ 「ラムネ温泉」

✅ ラムネ温泉

藤森照信 / 大分県竹田市

✅ 特徴

焼き杉と漆喰、そして屋根には手捻りの銅版が張られ、外壁には杉板の表面を一枚一枚焼くことで耐久性を高める、伝統的技法の焼き杉と漆喰を用いている。日本に馴染みのある素材、製法の組み合わせで日本の建築よりも北欧や、ヨーロッパのような雰囲気がある。

そのへんにムーミンとか転がっていそうだ。

屋根の銅板は、先生が自然素材との相性が良いと考えているもので、手で凹凸をつけることで、昔ながらの茅葺き屋根を表現しています。ここでも人の手を加えることによるいい表情が出て、見た人は「かわいい」と言う


✅ 竹田市長


設計したのは、藤森照信氏だが、もう一人の立役者がいる。

わずか15年で九州一の“建築天国”をつくり上げた仕掛け人──大分県竹田市の首藤勝次しゅとうかつじ市長だ。

首藤市長が竹田市長に初当選したのは2009年(平成21年)4月なので、ラムネ温泉の完成はその前になるが、大分県議会議員だった時代に計画推進の中心になった。

そこから、塩塚隆生氏設計の「竹田市立図書館」、香山壽夫こうやまひさお氏設計、「グランツたけた」、坂茂氏設計、「クアパーク長湯」、隈研吾氏設計、「竹田市城下町交流プラザ」、同じく隈研吾氏設計、「竹田市歴史文化館・由学館」

✅ まちづくりとは

建築をアートとみなすのならば、文化を土地や、生活に取り入れる豊かさをもち、まちづくりに反映させていくのも政治家の役目かもしれない。



実際に行ってみた感想は↓


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