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念願のベルリンフィル演奏会、サイモン・ラトルが目の前に

3連休を使ってドイツ・ベルリンに来たメーンの理由は、このコンサートでした。

クラシック好きなら一度は聞きたい、世界最高峰と言われるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会。しかも指揮は、カムバックしたサイモン・ラトル。

ラトル氏はかつてはベルリンフィルの名物首席指揮者だったんですが、退任してロンドン交響楽団に移籍。そこからまたドイツへ戻り、今回のコンサートではゲストとしてタクトを振ることになりました。人気の高い人で、こんな記事もありますね。

ちなみに演奏前には、今回のコンサートではなぜこの曲目を選んだのか、どういう曲なのかという背景を説明してくれる講座が30分ほどありました。ドイツ語だったので私は行きませんでしたが、参加した夫曰く、いくつかは第二次世界大戦の影響で日の目を見ることがなかった曲で、ベルリンフィルとしても初の挑戦だったらしいです。

ちなみに、張り切った夫、演奏会ではなんと最前列の席を取っており、ステージが目の前。しかも前半は、少しのミスも許されないような静かで緊張感ある曲。咳が出たりしないよう、見る方がめちゃめちゃ緊張した…。後半は打って変わって激しい曲で、私は気づかなかったけど、複数の団員のバイオリンの弦が切れてしまっていたそうな。

ちなみに第1コンサートマスターは日本人の樫本大進氏で、彼の迫力ある演奏も間近で見ることができて素晴らしかったです。

演奏会では、団員がステージを引き上げた後も拍手がしばらく続き、観客も一部帰り始めていたんですが、なんとラトル氏がステージに再び出てきて手を挙げて応えてくれました。

そして余談ですが、演奏会ではこんなことも。


ベルリンフィルに行く予定のある方、現金はお忘れなく。

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