リアルなレジン鉱物作家になったきっかけ
私は幼稚園児の頃から、とても石が大好きな子供でした。
といっても、決してショーケースに入っているようなお高い宝石などではなくて、本当にその辺に落ちているような粗野な石です。
外に遊びに出れば地面を凝視しながら歩き、好きな形や質感の石ころを探しては大量に拾って帰り、母を困らせていました。
それがやがて小学生になる頃には、当時雑貨屋さんに行くとよく置いてあった、着色料でバキバキに蛍光色になっている〝掴み取り一回500円〟の天然石にハマり、それをクッキー缶一杯に集めていました。