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Brandi CarlileのThe Joke 拙訳とベネシオ君の素晴らしい歌唱(AGT)・審査員の講評訳を追記しました

これまでに3回のグラミー賞受賞歴のあるブランディ・カーライルの話題作The Jokeの歌詞を訳してみました。周りに理解されなくても自分らしく生きようとする人たちへの応援歌です。

誤訳もあるかもしれませんが、気づいたら修正していきます。趣味の範囲なのでご了承ください。


  The Joke

すっかり硬くなっているね、君は

その静かな声と完璧なスタイルがあるんだから

あいつらに喜びを奪わせないで

穏やかにやめさせようとすると

君を貶めて顔に泥を蹴りつけてくるだろう

君が輝いていると

お前なんか人並みだと言う

シャツを引っ張ってその中に隠れて

どんなに傷ついたか隠そうとしている君


   今は笑わせておきなさい

   好きにやらせておけば風に散っていく

   そういう映画をたくさん見てきて

   結末は分かっている

   いずれ自分の身に返ってくるだけ



やる気をなくしたんだね、あなたは

もうしばらくは男の世界

悪魔と付き合いながら

この流れを壊していかないと

それが夢を生きるということ

成功を捨てるってこと

奴らはあなたの顔に泥を蹴りつけてくるだろう

弱いくせにと言って 

追い払うだろう

赤ん坊を背負って砂漠を歩いてきたあなた

前髪の陰のその瞳に

疲れは見えても怖れの色はない


   今は笑わせておきなさい

   好きにやらせておけば風に散っていく

   そういう映画をたくさん見てきて

   結末は分かっている

   いずれ自分の身に返ってくるだけ

(訳詞 YOKO)


ここではBrandi Carlileのビデオではなくて、America's Got Talentというオーデション番組で14歳の少年ベネシオ・ブライアント君の歌唱が素敵なので貼っておきます。2番の前半は歌っていません。

ベネシオ君は2歳の時から歌っていてロックスターになりたいそうです。この番組をずっと見ていて、僕の音楽を世界にシェアしたくてワクワクしている…と少年らしく緊張気味に語っています。それが歌い始めた途端に14歳とは思えない歌唱力と深みのある声に会場の空気が…。

歌は1:07から始まります。

始まって間も無く、女性審査員の一人が「もうゾクッときてる」と言っています。

歌唱後の講評では審査員全員が絶賛していて、中でもサイモン・カウエル(プロデューサー)が、ワンダイレクションのハリー・スタイルズが初めてオーデションに現れたときの存在感があると絶賛しています。

【追記】こちらの記事、たくさんの方にアクセスいただきありがとうございます。追記として各審査員の講評を訳しました。


•なんて凄い曲を選んだの!あなたには全て揃っているわね。ずっと聞いていたいわ。

•あなたはここへ完全な本物の自分でやって来て、自分の声に語らせ、みんなを惹き込んだわ。信じられないくらい才能があるわね。そのデニム•オン•デニムも好きよ。

•歌が始まった瞬間からどんどん盛り上がって行って、これはどこまで行くのかと思ったけど、凄いことになった。君は素晴らしい。

•このステージに上がるのは怖いだろう。僕には君が怖くて緊張しているのが分かった。でも君は気を取り直した。君は何かを持ってる。何故か君は僕が初めてハリー•スタイルズをオーディションした時のことを思い出させるよ。彼にもこの存在感があったからね。君には才能があると思う。


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