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今起きている事を背景にして、思うことをつらつら、だらだらと書いてみる

(2022.11.30追記)
朝の情報バラエティ番組でApple社がTwitterを締め出そうとしているというニュースに、どこの誰のものとも分からないたった一人の「子どものけんかやな」というツイートを最後に紹介していました。一体何のために?このツイート実在するの?このニュースの最後をこれで締め括る意図は?

このニュースはある意味象徴的なものだけれど、それを「子どものけんか程度の話」と矮小化したいとしか思えませんでした。こうやって印象操作をするのがテレビ。気を付けて見ていきたいです。

先日長尾和宏先生が厚労省の人たちの前で、感染症の対策についてのご意見を述べられているのを動画で拝見して、感慨ひとしおでした。長尾先生は一時期多くの人たちに馬鹿にされたり、どこからか知りませんが脅しを受けているともおっしゃっていました。

国会議員さんの集まりやら市議会やら、これまでの状況が公の場で語られるようになって、少しずつ全体像が見えてきたのではないでしょうか。

最後に関連記事を貼りました。

追記ここまで


ちょっと長いので、お時間と根気と優しさのある方は、お付き合いください。😊

感染症に続いて起きている国際情勢(このタイミングは偶然?)について、様々な見方があります。やはり、人それぞれの視点と世界観があるのだと改めて思います。

ここに書くのは私の個人的な感想なので、どなたかの考えを否定したり、また特定の考えを支持する意図も全くありません。

話がいきなり逸れるようですが…

私の母とその家族(叔母と祖母)は広島で被爆しています。叔母(母の妹)と祖母はそれぞれ80代まで生き、既に他界していますが、母は101歳で健在です。

母はアメリカで生まれ、幼少期はアメリカで過ごしていました。ただ、記憶はほとんどないようです。祖父も祖母も日本人です。

元々アメリカ映画が大好きで、戦後もよく映画を見ていました。私が子どもの時にも、TVで西部劇やアメリカのドラマなど、よく見ていました。

戦後のGHQの3S政策とやらにはまったわけではありません。

そんな母から、こんな話を聞いたことがあります。

母はある団体から、被爆の体験を語って欲しいと頼まれたそうです。悲惨な出来事を忘れてはいけないから語り継ごうという趣旨です。

母はその時、「あの時の体験は私にとっては感謝の体験でしかないから、悲惨な体験として語ることは出来ない」と断ったそうです。

母は大火傷を負った妹を抱えて大変な時期を過ごしたのですが、その時、たくさんの人に助けられたそうで、本当に感謝の体験だと私にも話していたことがありました。

これは、悲惨な体験を語り継ぐことについて是非を論じたいのではなくて、一人の人間の考え方として記しています。

オバマ大統領が広島を訪れた時、母は骨折して入院中でしたが、オバマさんが来るんだねぇ…と感慨深そうにしみじみと語っていました。

あの時、広島市民は大方は暖かい歓迎の気持ちで受け入れていたと思います。

過去の遺恨を持たない。これ、凄いことですね。

オバマ元大統領については、実はこういう人物だ…とネット上では色々取り沙汰されていますが、それが本当であれ何であれ、それは別に置いておきます。

さて、今起きていることについて。

ロシアとウクライナのことに関して、私は感染症の報道と同じように、メディアの報道はあまり信じていません。

どちらか一方が完全なる悪で、もう一方が真っ白な善であるなんてことはあり得ない。

YouTubeでこの地域の歴史的背景や西と東の関係のバランスなどについて、専門家や関係者が語っている動画をいくつも見ました。

机上で学んだ学者だけではなく、関係した国々で暮らしたり、国際的なビジネスを展開されていたり、政治的な立場にいて関係国と実際に関わってきた人など、少なくともテレビのコメンテーターなどよりは広い視野を持つ方たちです。

前に書いた通り、私は本来ノンポリ人間(ノンポリティカル・政治運動に関心がない)ですから、知らないことばかりです。

でも、調べて行くと今起きていることが少しはわかるようになります。

それぞれ異なる見方がありますが、TVの報道が偏向していることは多くの著名人、識者が認めています。

これは、過去の大戦に於いて、メディアの報道がどのような役割を果たしたかを思い出せば容易に納得です。

一方ヤフーニュースで、SNSで数多くのフェイク動画や記事が拡散されていることについて警告する記事がありました。

出来事の一部だけを切り取ると、どちらがどちらに何をしているのかは、解説次第でどうにもなる。真逆のことだってあり得る。

(子どもたちの喧嘩の動画で、A君が泣いていて、その隣にB君が立っているとします。「B君が突然A君を殴ったため、A君が泣いています。」とテロップをつけられたら、そのようにしか見えなくなります。でも、もしかしたら、その前にA君が噛み付いていたのかもしれません。)

過去の戦争の動画を使って、今起きていることのように見せることも出来る。(これは、実際ある番組でやっていたことを「混乱してやってしまった」と認めていました。)

自作自演もあるかもしれない。

市民へのインタビューも、本当かどうか分からない。本当であっても、一部分だけが意図的に切り取られていたり、翻訳が違っていたりするかもしれない。

これはSNSでもTVのニュースでも同じです。

先日のお昼の情報バラエティ番組では、SNSから拾ってきた戦地の動画が使われていましたが、この混乱の最中に発信者とコンタクトを取って真偽を確認したものなのかどうか、疑問に思いました。

どちらか一方を悪に仕立てたもの、民意を一方向に駆り立てるためのもの、私たちの正義感や同情心に強く訴えてくるものには特に注意。

だから、どちら側のどの話も鵜呑みにしないようにしています。

感染症のストレスから、ある意味ヘイト感情を増幅させる状況が整っているとも思います。

この記事の上部にある noteからの注意喚起にもこう書いてあります。

極端な内容・真偽不明の情報でないかご注意ください。ひとつの情報だけで判断せずに、さまざまな媒体のさまざまな情報とあわせて総合的に判断することをおすすめします。

どちらか一方を悪者にして、ああしよう、こうしよう…という呼びかけにも乗らないようにもしています。

戦争というのはいずれにしても、庶民は情報に操られ、犠牲になるものです。

どちらがどうであっても、戦争を正当化することは出来ないのは勿論です。

出来るだけ冷静に見ていきたいと思っています。

話はまた広島に戻ります。

私自身、戦後11年経ってから東京で生まれました。

隣の町に米軍の駐留地があったので、子供の時に地元の商店街でよくアメリカ兵の姿は見かけていましたが、原爆どころか、戦争について日常意識することは殆どありませんでした。

でも、小学生くらいの時から、母に「あなたは被爆2世。そのことを人に言ってはいけない。」と言われていました。まだ戦争のことも、原爆のこともよく分かっていなかった時でした。

母にしてみると、人類初の被爆体験からくる差別(福島の原発事故の後にもありましたね)などを心配して言ったのだと思いますが、幼かった私は何か自分にいけない所があるような気がしたのと、いつか不治の病に罹って若死にするのではないか…という不安を抱えてしまいました。

当時はインターネットで調べるなんてことも出来ませんでしたから、20歳位まで何となくそう思い続けていました。

だからと言って暗い子ども時代を過ごした訳でもなく、原っぱを走り回ったり、思い切り遊んで無邪気な子ども時代でした。

ただ病気に対する潜在的な不安についは、むしろ大人になってから心や意識のことを学んだことで、大きな影響を受けていたことを知りました。

ですから、間接的に被爆の影響は受けていたとも言えます。

そんなこんなでも、私は英語と洋楽、ジャズが大好きで、外国の人と話すのも好きで、とくにアメリカの人は概してオープンで話していて楽しいです。

稀に話の流れで、親が被爆者だということを話すと、相手のアメリカの人が恐縮?したのか、表情が硬くなり、それで私の方が、あ、これ話してよかったのかな?と気づくことがあります。

こちらは全く気にしていないというか、忘れているというか。

日本人だけが持っているというYAP遺伝子🧬の中に、過去のことは忘れ易いというのが入っているのでしょうか。

昨晩の晩御飯に何食べたっけ?とよく忘れているのもそのせい?(笑)

閑話休題。そろそろまとめないといけませんね。

父も母も戦争をくぐり抜けてきた世代。若い時にやりたいことも出来ずに、思い残すことの多い人生だったと思います。

どれだけたくさんの人が、無念な思いだったかな…と思います。

今やりたいこと、楽しいことが出来る環境にいる人は、躊躇せずにやったらいいと思います。

こんな時には自粛すべきとか、楽しむなんて不謹慎とか、私は思いません。これは少数派の考え方なんでしょうか?リサーチしていないのでわかりませんが…。

(この記事を書いた時点で、戦争が起きているのだから自粛すべきというムードが一部にありました。)

「被爆は辛い体験ではなく感謝の体験」と言うような母のDNAを受け継いでいる私なので、人から見たらおかしな事を言っているように見えるかもしれませんが、そう見えたら、そのまんまそう思って、通り過ぎてください。

とりあえず今私がすることは、

リアルで身近にいる人たちを大切にすること。

今それが出来ることに感謝しつつ大好きな音楽を書くこと。

毎日お散歩すること。

花の写真を撮ること。

noteで書きたいことを書くこと。

考えや意見の違う人を攻撃しないこと。見下さないこと。(そもそもこれが戦争の種)

自分の考えを正しい物として他人に押し付けないこと。

感情的にジャッジせず、冷静に見ること。

自分が真実を「分かっている人」「知っている人」だと過信しないこと。


被爆の話と今の状況の話がうまく繋がっていないかもしれませんが、私の頭の中ではひとつです。伝わったかな…。🙄

ダラダラと冗長な文章に、最後までお付き合い頂きありがとうございました。😊

この一週間が、穏やかでありますように。

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こちらはYOKOのオリジナル曲です。今回はヒーリング系の曲の動画を貼っておきます。よろしければ覗いてみて、美しい海の動画で癒されてください。😊


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