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Netflixで口語を学ぶ

最近見始めた「El rey」(ビセンテ・フェルナンデスの生涯を描いていて、全36話というなかなか壮大なドラマ)。なぜか日本語字幕がなくて英語とスペイン語のみ。ということでスペイン語字幕を見ながらメキシコ弁と格闘しております。ドラマは時系列どおりに進まず、子ども時代と青年時代を行ったり来たり。最初はやや混乱したものの、慣れてきたら飽きずに見られて意外とよいかも。

さて、今回気になったのは主人公の父親が妻に対して「vieja」と呼びかけていたこと。酔っ払って怒鳴りながら「vieja」と言っていたので、「おい、ばばあ!」的な意味かと思ったらそういうわけではないようで。スペイン語大辞典で調べたところ、

《メキシコ, ラプラタ》[夫婦間の親愛の呼称]あなた, おまえ

という意味が載っていました。

そういえば、以前スペイン語のボランティアガイドをしていたときに、夫婦間で「gordita」とか「negro」とか呼んでいてびっくりしたことがあります。別に太ってないし、色黒でもないし、何で?って。でもどちらも親愛の意味を込めた呼称なんですよね。

以前は月1~2回ペースでボランティアガイドをしていて、こういう生のスペイン語に触れる機会が結構あったのですが、今はなかなかそれもかなわず。なのでNetflixは貴重な情報収集源。最近は一気見してしまうほどはまるドラマがあまりなくて、ケーブルガールズを最初から見直してたりしていたのですが(2回目でもやっぱり面白い♪)、El reyはわりとサクサク見てしまいます。36話までこのペースでいけるかな。

*上の写真はチュルカナス(ペルー)の焼き物でタイトルは「歯医者」。国立民族学博物館(民博)に展示されています。民博には何度も行っているのですが、この作品はあまりにも好きすぎて、行くたびについ写真を撮ってしまいます。

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