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バスク語を楽しめるIntimidad en Netflix

ネトフリで配信中の『インティミダ』、主演が『ペーパーハウス』でラケルを演じていたItziar Ituñoさんということで楽しみにしていました。正直、ストーリーはいまいちでしたが、ビルバオが舞台ということで、会話の所々にバスク語が混ざっているのがツボでした。

全編バスク語ではなく、あいさつや単語レベルでバスク語が出てくるのが、『バスク語のしくみ』をさらっと読んだだけのバスク語超超初心者にはぴったり。たとえば警察官の制服に「POLICIA」ではなく「ERTZAINTZA」と書いてあったり、普通にスペイン語を話していたのに別れ際のあいさつが「Agur」だったり。

ちなみにAgurぐらいならまだ聞いていてわかりますが、「Eskerrik asko(ありがとう)」と少し長くなると、音だけでは何を言っているのかよくわからず……なのでスペイン語字幕にしておくと「この単語見覚えある!」となってよりいっそう楽しめます。

そうそう、『バスク語のしくみ』に「2018年に生まれた子供たちの名前ベスト10」というデータが載っていて、それによれば女子はAne(アネ)が1位。『インティミダ』では重要な登場人物の名前がAneでした。そして主人公Malen(マレン)は上記データによれば7位。Malenはマグダラのマリアの「マグダラ」に由来するそうなので、人気が高いのも納得です。

ということで、ストーリーにはいまいち入れ込めなかったのですが、バスク語の入門編として最後まで楽しめた『インティミダ』でした。

*上の写真は霊源院(建仁寺塔頭)のアマチャ。アマチャの葉を煎じた「甘茶」は、お釈迦様の誕生日をお祝いする「花祭り」ではおなじみのお茶。よくお寺では抹茶+和菓子を楽しむことができますが、霊源院では甘茶+和菓子(500円なり)。この日は混雑していたので私は飲まなかったのですが、周りで飲んでいた方が「甘っ!」と叫んでいたので、やはり甘いのでしょう(笑)。

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