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ジャジー!ファンキー!ドゥダライ・最新版/ディマシュin中国5

 

(Dimash 36)
(15,974文字)
(第1稿:2023年11月22日~12月4日)


YouTube動画①:『ドゥダライ・最新版』のみの動画
『Dimash - Dudarai (CCTV-1, China)』
by Dimash Qudaibergen(公式) 2023/10/06


動画②《美美与共》 20231005 by CCTV中国中央电视台
(ディマシュとラン・ランの共演は、司会の紹介から、40:49~)
(ディマシュのスタジオ登場は、44:51~)
(ディマシュの『ドゥダライ』歌唱は、46:06~)

(追記:昨年はYouTubeに CCTV中国中央电视台の番組公式アカウントがあって、そちらでは英語翻訳が見れたのですが、そのアカウント自体が削除されたようです。英語翻訳、メモしとけばよかった💦 中国語もカザフスタン語も、わかりませんよう😂)




【「in中国4」からの続き/時間トリック?】

 えー、この「ディマシュin中国」シリーズ、順番に投稿文を書いているように見えますが、実はちょっとした叙述トリック、ていうか時間トリックがありまして。
 ディマシュが歌で出演したin中国の番組のうち、前回4の「中秋晩会」と、今回の5の「美美与共」は、録画番組です。
 そして、番組収録や歌唱の録音などは、放送日よりかなり前に行われています。
 なので、ディマシュの実際のカレンダーと、我々に見えている事象は食い違っています。
 9月の実際のカレンダーでは、以下のようになります。

 (〇内の数字は、ディマシュが飛行機に乗った順番)
 (〝 〟内が番組の収録や録音作業、太字が本番と番組放送日)

8月中:①LAから、北京国際空港?に到着。
(9月)
01日:北京のジャッキー・チェンのスタジオで〝録音〟している。おそらく『同心』
02日:② 北京国際空港から、15時頃に四川省宜賓空港に到着。
03日:宜賓でCCTVの番組〝「中秋晩会」用に『万里夢同心』を撮影〟
04日:③ 四川省宜賓空港から、15時30分頃、北京国際空港に到着。
07日:河北省廊坊(ランファン)市の「大昌(ダチャング)フィルム・TV文化シティ」で、今回のTV番組の〝「美美与共」を撮影〟
08日:④ 北京国際空港から、15時30分頃、上海虹橋空港に到着。
09日:無錫市で「中国国際ICフォーラム」(以下「国際フォーラム」)に参加。舞台で『ドゥダライ』の1番を歌う。
10日:⑤ 抗州蕭山国際空港を出発。
   ⑥ 韓国経由でLAへ。
16日:⑦ ハワイに滞在。
18日:⑧ ??から、中国の成都天府国際空港に到着。
 (10日から18日の間、実際に何回フライトしたかは不明)
19日:「ゴールデン・パンダ映画祭」リハーサル。
20日:「ゴールデン・パンダ映画祭」本番
21日:⑨ 成都双流国際空港から、北京T3国際空港に到着。
25日:⑩ 北京国際空港から、福州長楽国際空港に到着。
27日:「第10回シルクロード国際映画祭」本番で『ジャスミン』をティアとデュエット。同日に〝バーチャル・ホスト「Nana Alena」とのインタビューを収録〟した模様。
29日:中国CCTVで「中秋晩会」がテレビ放送される。(9月3日撮影分)
   ⑪ 福州長楽国際空港から、カザフスタンへ帰国。
(10月)
05日:中国のCCTV1で「美美与共」が放送される。(←今ココ)


 前回投稿した『万里夢同心』の最後に、『「中秋晩会」を収録したあと、ディマシュは体調を崩した』と書いたのは、実は9月29日ではなく、もっと前の9月7日のことでした。
 この日に今回の「美美与共」を収録しますが、この時ディマシュの体調にある「異変」が起こっていました。


【ディマシュ、9月4日に宜賓から北京へ】

 前日、「中秋晩会」用に『万里夢同心』の収録を終えたディマシュは、次の日の9月4日、四川省宜賓空港から北京大興(ダーシン)国際空港へ飛びました。

★同、jadecheung0524のIGより。9月4日付。⇩

(投稿者の解説より編集)
 空港を歩いている時、周り(dearsではなく)を見て何か思うところがあるそぶりのディマシュが、
「貸して貸して貸して、あなた僕より年上だし、僕の方が若いんだし、僕の方が体力あるし、だから貸して」
と、マネージャーのジュアンさんの荷物を持とうとして話し掛けます。
 荷物を渡さない彼女の肩を抱いて、
「あなたは年取ってる女性だよお~」
「ありがとー、でもいいのよ」とジュアンさん。
 普通スターは自分の荷物はアシスタントなどに任せて、自分で運ぶことはありませんからね。
 すると荷物運びを断られたディマシュ、中国語で、まるでチンピラが捨てゼリフを吐き捨てるような声で “Chou Bu Yao Lian”(チョウビャオレィと聞こえる)と言います。
 素直に訳すと、
「それで自分の面目が保てると思ってんの?」
らしいのですが、それってつまり、
「オレのメンツはどうしてくれんのよ?」
と(笑)。
 親密な相手に使う中国語のスラングだそうですが、時々ビックリするくらい辛辣なディマシュ(笑)


★同、jadecheung0524のIGより。9月5日付。⇩

投稿者:
「ディマシュがエレベーターを待っている間に、北京で学んでいるカザフ人の男性ファンが初めて実際に会いに来て、勇気を出してカザフ語で挨拶しました。ディマシュはとても驚いて、すぐに彼をハグして握手しました。」

「北京の大学で何を勉強しているの?」とディマシュが聞くと、
「大学2年生で、外交を学んでいます」
「出身はどこ?」
「Xinjiang、China」(新疆ウイグル自治区です)
 この男性ファンは北京の大学の外交学科で中央アジア文化交流を学び、カザフ語、中国語、英語に堪能、今期からロシア語の勉強も始めたという学生さんでした。
 彼の両親がディマシュの大ファンで、彼自身は2016年にはディマシュを知っていたものの、実際にファンになったのは2017年からだと。多分「Singer2017」を見てファンになったのでしょう。
 この男の子にとって、ディマシュは彼の「スピリチュアル・アイドル」なのだそうです。

★同。9月5日付。
 空港の車溜まり、迎えの車が来たので、
「ありがとう。行かなくちゃ。ごめんね。
バイバイ、ファイブしよう、ファイブファイブファイブ」


 ファンがディマシュを「Xixi(シシー)」と呼んでいるのは、彼の中国名が「迪瑪希( Di Ma Xi、ディマシ)なので、語尾の音がニックネームになっています。
 個人的には、シシーといえば19世紀オーストリアのエリザベート皇后か、映画「キャリー」でキャリーを演じたシシー・スペイセクなんだがな。

 そしてディマシュはこの9月4日の時点で、男子大学生と話をしている時におなかをスリスリしていて、食べ過ぎたのか、おなかが痛むのか、ちょっと心配していました。


【9月7日、「美美与共」を収録】

 ディマシュはこの日、河北省の廊坊市(ランファン市)にある「大昌(ダチャング)映画テレビ基地」で、中国CCTV1の番組「美美与共」を撮影。
 この「映画テレビ基地」は、映画やTVドラマを撮影するための巨大撮影所のひとつです。
 ここで、ディマシュはあの「ドゥダライ・最新版」を収録しました。
 これがもう、いろんな意味で、とんでもなかったのです。


【10月5日、番組放送】

 てことで、番組についてですが、もう1カ月以上も経つのに、番組全体を英語に翻訳してくれる動画が全く上がらず、ディマシュが出て来て話しているところしかファンによる英語訳がありません😂

 まずは「CCTV番組公式サイト」から概要を要約。

●はじめに
「一帯一路」構想10周年を機に、中国メディアグループと文化観光部は、共同で大規模な国際文化交流プログラム「美と美」を立ち上げた。
●2023年10月5日放送の主な内容
2023年は「一帯一路」構想の10周年にあたり、「一帯一路」構想に関する感動的な物語が多くあったことを発見した。
「文化シルクロード」をテーマに、セルビア、カザフスタン、ラオスなど「一帯一路」を共同で建設する国々からゲストを招き、「一帯一路」構想の下での相互学習、開かれた協力、多文化交流と衝突の物語を語る。
同時に斬新な「融合芸術」の形を用い、舞台上で美を作り上げる。

 
 日本風に言えば「大型文化交流教養番組」の、今回が第1回目の放送だったようです。

 21分頃、カザフスタンについてのエピソードが始まり、中国人作曲家の「冼星海(シアン・シンハイ)」が紹介されます。(注1)

YouTube動画④:(英語字幕あり)
『#subtitles Musician Xian Xinghai's experience and touching story in Kazakhstan #美美与共 CCTV 05.10.23』By Daidedau Dimash 2023/10/06

  カザフスタンの都市アルマトイには、彼の名を冠した街「西安青海街」があり、彼の記念碑もあるそうです。
 冼星海は1940年、TV番組の収録のためロシアに入国したものの、1941年の独ソ戦争によってアルマトイで足止めされ、その時に現地の音楽家Baikdamovが彼を助けたのだそうです。
 番組では、2017年に両国が「中香映画共同制作協定」を正式に締結し、冼星海とBaikdamovの映画がその先駆けとなったことが紹介されています。
 2017年といえば、まさにディマシュが中国で大ブレイクした年でしたね。

 番組では41分ごろから、ピアニストのラン・ランとディマシュが紹介され、冼星海が作曲した「黄河船頭歌・星海組曲」(抜粋)が、「北京交響楽団」と、ラン・ランのピアノ演奏で始まります。
 ディマシュはこの曲の途中から北京交響楽団に加わり、ヴォカリーズで歌い始めます。
 メロディは中国風で、キーがそれほど高くないので、なんだか京劇の歌手の声のような雰囲気にも聞こえます。あえてそうしてるのかな?
 エピソードを知ってからふたりの共演を聴くと、なかなかに感慨深いものがありました。
 
 それとは別に、番組を見ていると、この番組を収録しているスタジオは「音楽用スタジオ」ではなく、CGエフェクトや画像処理用のスタジオのような感じです。音声収録は別の音楽スタジオで行ったのでしょう。
 そして、動画と音声の「同期処理」がまあー、甘いったら🤣
 中国の音楽イベント動画は総じて、この同期処理が下手なのか関心が薄いのか知りませんが、もう非常に「甘々」で、それを考慮して見ないと途中でムカついてきますので注意してくださいね🤣


【ラン・ランについて】

 ピアニストのラン・ラン(郎朗)は、1982年遼寧省瀋陽市出身で、現在41才。父親が空軍歌舞団の二胡奏者だったため、子供達全員に楽器を習わせ、ラン・ランも3才からピアノを習い、5才でコンクールに優勝し最初のリサイタルを開いたという、まあ俗にいう神童です。(注2)
 ブレイクは17才の時、1999年のラヴィニア音楽祭ガラ・コンサートで、急病のピアニストの代理として、エッシェンバッハ指揮のシカゴ交響楽団とチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」で共演し、世界的なデビューを飾りました。
 07年グラミー最優秀クラシック器楽部門賞に中国人として初のノミネート、同年12月ストックホルムでのノーベル賞コンサート、08年の北京五輪開会式、09年のオバマ大統領ノーベル平和賞受賞コンサートに出演など。
 日本では、09年に日本映画「のだめカンタービレ最終楽章」で、主人公「のだめ」のピアノ演奏を吹き返えしたことで有名です。
 ラン・ランのピアノ演奏は、この曲でもだいたいどの曲でも、音の粒がそろっていて、明朗で、ポップな、時にハードロックな印象があります。とにかくピアニシモの音がとても綺麗。個人的には、ものすごく分かり易いピアノを弾く人という印象です。

 ディマシュはラン・ランと2018年に知り合っており、今年2月のインスタでは、招待されたコンサートの楽屋で彼と久しぶりに会い、楽しそうに話していました。


【ディマシュの発言部分】

 ディマシュは、ラン・ランとのバーチャル共演の後、司会者やゲストや観客がいるスタジオにやってきて、出演者の皆さんと握手。
 司会者さんがすっごく嬉しそうな声で「久しぶりですねえ!」と言っています。きっと以前何かの番組で共演したことがあるのでしょう。

司会「ディマシュさんは過去に中国で音楽を勉強した経験もありますね?」
ディ「はい、初めて中国に来てからもう7年になります。カザフスタンの歌手として、ミュージシャンとして、私には使命があります。」
司会「次に、中国のミュージシャンや観客の友人たちとも交流がありますね。今後、コラボレーションは増えるのでしょうか?」
ディ「将来、より多くの中国のアーティストとコラボレーションする機会を持ち、交流と芸術の融合を促進し、より大きなステージに到達することを熱望しています。」

 ディマシュ君、またまた非常にまともなことを話しています。
 最近知ったのですが、ディマシュの大学の授業に「パブリック・スピーチの仕方」みたいな講義があったそうです。これは公の場に出ていく人にとっては、意外と大事なスキルです。
 そのためでもありますが、もうひとつ。
 ここは「中国」ですからね。
 (この表現でその意味が分かるでしょうかね?)

YouTube動画⑤:ディマシュのインタビュー部分。英語字幕あり
『[SUB] Dimash interview at "Beauty and Harmony (美美与共)"』
By Dimashifying 2023/10/06



【ドゥダライ、2番の歌詞】

 このカザフスタンの民謡『ドゥダライ』については、以前NOTEに投稿した文章の、《『ドゥダライ』の歴史物語》という項目で詳しく書いていますので、そちらをお読み下さい。

 ただし、この投稿文に載せた歌詞は、どうやらこの歌の1番と3番(もしかしたら10番ぐらいあるかもしれない長い歌のどこか)だったようです。
 今回ディマシュは、1番と、2番らしい歌詞を歌っています。

《 Dudarai 2番の歌詞 動画①の英語訳より》

                  (日本語訳:yoko-tzm)

Between the lakes Aashikol and Tushikol, a path lies ahead,
  アシコルとトゥシコルの湖の間に道があるの
A beaver fur cap suits you well, it's said.
  ビーバーの帽子があなたに似合うでしょうね
Dudar, oh Dudar, if you want to come through,
  ドゥダライ、ドゥダル、もしもあなたがそこを通りたいなら
Hurry, for your place, lad, is sought by the shallow few.
  急いでちょうだい、素敵なあなた、浅はかな連中もやってくるのよ
Dudar-ay, my Dudar-ay, I came into this world just for you, my way!
  ドゥダラリ、ドゥダム、あなたのために私は生まれたの
Shyrgan-ai, Dudar-ray, my Dudar-ay!
  愛しき人よ、ドゥダラリ、ドゥダム!


 カザフスタンDearsの解説によると、歌の作者で主人公のマリアムには別の婚約者がいて、彼女はカザフステップに逃げ、あとから想い人のドゥダルが彼女のもとに来たようです。
「浅はかな連中もやってくる」というのは、ステップに逃げた彼女を婚約者とその仲間が追って来て連れ戻そうとするような状況を言っているのではないかと思います。
 そのため、3番でマリアムは手にハサミを握っていて、追手が来たら、ためらわず自害しようと身構えている、と繋がります。



【『ドゥダライ・最新版』いよいよ歌唱】

 さあ、お待たせました、『AIと、図書室男子』で予告したとおり、マジで驚いた歌唱が始まります。

 ドンブラを持ったディマシュが画面に映ると……
 あっ! その青いスーツは「中国国際ICフォーラム」の頃の写真で着てたヤツ!

意味深な青いスーツ

 つまり、この「青いスーツのディマシュ」は、9月9日の「中国国際ICフォーラム」の2日前、この番組「美美与共」が収録された7日に撮影されたことになります。
 そしてこの青いスーツは、ディマシュが中国の音楽番組「Singer2017」でララ・ファビアンの『アダージョ』を熱唱した時に来ていた、あの青いスーツを思い出させます。

「Singer2017」で『アダージョ』を歌うディマシュの青いスーツ


 そして、もっと思い出すのは、この歌の序盤です。

『アダージョ』序盤、ピアノと青いスーツ

  ディマシュがピアノに座り、イントロで弾き語りを披露します。
 ついついこれを思い出すんですよね、青いスーツって。
 そういうイメージを思い起こしつつ、ドンブラの音で曲が始まりました。

「マリアム・ジャゴール、ロシアの少女 16才か17才か」

 相変わらず、美しいチェストボイスです。
 音色的にはテノールかもしれないのですが、フレーズの終わりのロングトーンには、なんかちょっとバリトンっぽい低音が混ざっていて、それが雄大な空気感になっているような感じです。
 大草原の低い草を薙いで滑っていく風のような音色、というか。
 もしかしてこれは、カザフステップの風景かな?
 ディマシュが生まれ育ったアクトベは、地図で見るとステップの中にあるように見えます。
 ディマシュの中に、体感としてこのカザフステップの雄大さがあるのでしょう、それが見えるような気がします。

夕暮れのカザフステップ


 メロディは徐々に音階を上がっていき、トップのB♭4へ。
「そしてこれがマリアムの言葉」
 ロングトーンのあと、マリアムの名前とともに音階が下がっていき、コーラスへ。

 「ドゥダラリ、ドゥダム、あなたのために私は生まれたの」
 そのあとの
「愛しき人よ、ドゥダラム(Shirkin-ai, Dudaraiym)~」

 ここで、あれっと思いました。
 ここでのディマシュの歌は、これから2番に行くための「語り」の持って行き方ではなく、かといって「国際フォーラム」の時のようにそのまま歌が終わるような「納め方」でもなかったのです。
 コーラス最初の「ドゥダラリ」が、普段なら手前のロングトーンの余韻を切るためにちょっと溜めるんですが、それが無い。
 被せるようにすぐに始まっちゃった。
 次の「シェルケナイ(愛しき人よ)」でも、このまま1番が終わって2番に行くのなら、いつもだったら音量をピアノぐらいに落とすのに、そうはならなくて、メゾフォルテのままで歌ってる。
 それじゃ2番どうするんだ!??
 終わるのか終わらないのか!??
 ちょっと混乱してました。

 そうしたらですよ。

 あれ、音が終わったぞ?
 おっと、シンバルが鳴り出した!
 と思ったら、ディマシュ、キーボードに座った!
 キーボード弾いてるし!
 やっぱ「青いスーツ」ってそういうことだったんだ!!!
 なんかジャズが始まったぞ!
 なんじゃこれは!??
 うわーい、すんごい楽しいんですけどっ???!!!

 あとから動画をゆっくり見たら、キーボードは最初から画面に見えてましたね💦
 前半は歌をうっっっとり聴いていたので、キーボード全然見えてませんでした(笑)
 そして、やおら始まった8ビートのジャズ!
 それも、スウィング・ジャズのような。
 もう、驚愕しました。
 ついに出たかこれが!と。


【歌の印象:1番と2番の違い】

《キー(調)の変化》

 実は「国際フォーラム」のア・カペラ歌唱の時に、なんでこのキー(調)で歌うんだろうなあと思っとりました。
 以前にディマシュがこの歌を歌った動画で私が知ってるのは、妹ラウシャンと歌った「変二長調」(Ⅾ♭メジャー)と、中国の番組でちょっと歌った「ハ長調」(Ⅽメジャー、普通のドレミ)でした。(注3)

⇩YouTube動画⑥:『ディマシュは妹と一緒に「ドゥダライ」を歌った』


 今回、1番は「G♭メジャー」(変ト長調)なんですよこのキーは。
 楽譜に書くとフラットが6つもあるんです。
「F(へ)」以外の音には全部♭がついて、「B(ロ)」が「C(ハ)♭」になるのです。そして黒鍵は5つとも全部弾くことになります。
 よくわかんないけど、そういうキーだった、と。
 でもディマシュが2番でキーボードを弾き始めたら、こんどは「A♭メジャー」(変イ長調)になり、楽譜のフラットが4つに減ります。
 黒鍵も4つに減ります。
 ディマシュが1番の最後、「愛しき人よ(Shirkin-ai)」で2番にも行かず終わりもしない納め方だったのは、2番から世界が変わっちゃうからだったんですねえ。
 音階的には、ディマシュのバリトン音色を含むG♭メジャーから、テノール音色になるA♭メジャーに1音上がっていますが、それよりも、調の変化による歌の意味の違いが凄く分かりやすくて面白かったのです。

《1番の印象》

 バリトンの音色を含んだ1番は、「国際フォーラム」で歌った時と同じく(というか今回の番組で歌った2日後が「国際フォーラム」なので当然か)その印象は、

「この実在した女性の人生を祝福するような雰囲気」
「遠い過去の物語に対する郷愁」
「やさしく包み込むような」
「過去への思いやりを含んだ温かい声の響き」
  (以上、過去NOTE「『ドゥダライ』他」から抜粋)
 そういう風に感じます。

《2番の印象》

 ところが、2番でスウィング・ジャズ風、しかもファンクも入ってる風になると、ディマシュのボーカルに、かなり不思議な躍動感が出て来ます。
 いやジャズだからってだけでもなくて、ですね。

 それはまるで「小鬼たち」が原っぱで踊っているかのような。
 2番最初の「アッシュコル、トッシュコル」、このふたつの湖の名前が、とても小気味良いリズムで、まるで小っちゃい生き物が飛び跳ねているかのような。
 日本人的に言うと、民話の「瓜子姫とあまのじゃく」に出てくる「天邪鬼」が、言葉巧みにお喋りしながら踊ろうぜって誘っているかのような(笑)

 なんなんですかね? このイメージは?
 すんごく楽しいのに、この楽しさには「邪悪な感じ」とか「腹黒い感じ」とかもあって、でもとっても明るくてカラッとしているのです。
 前回まで「小歌神」のディマシュ・パンダ君だったのが、アメリカのジャズやファンクを取り入れた瞬間、「天邪鬼」のディマシュ・インプ君になっちゃった、みたいなこの変化。
 しかも、カザフスタン語の音がこんなにファンキーなスウィング・ジャズにフィットするとは。全然、違和感がない!
 もう、たまりません、面白過ぎて(笑)

  楽しいけどやっぱなんだかよくわかんないので、「音楽理論」っぽい方面に助けてもらいましょう。


【調性からの考察】

 18世紀、音楽の調性(tonality)には、人間の情緒や感情に結び付く性格があるとして「調性格論」という考え方がありました。
 ベートーベンが最も影響を受けたと言われる「シューバルトの調性格論」から、今回ディマシュが使った各調がどんな性格をしているのかを探してみました。

 「調性の性格論」指揮者 福井雄ー by シャルムミュージック


《変ト長調》

 1番の「G♭メジャー」(変ト長調)は‟Ges-Dur″で、調性格は、
「困難な勝利、やっと登った頂上での自由な吐息、激しく闘った末にようやく勝つことができた魂の余韻」
 これはすごくわかる感じがしますね。
 マリアムは恋人ドゥダムとの結婚を両家から反対されていたけれど、彼女はカザフステップに逃げ出して、あとから来たドゥダムと駆け落ち状態になり、最終的には許されて結婚します。
 ふたりはまさに困難な勝利を勝ち取ったあとに自由の息吹を感じ、勝利した魂の余韻がこの世に残された、そういう状態だと言うことが出来ます。
 へえー、まさか「調性」からもそういう性格を表現していたのかあと思って、驚きました。
 ディマシュ的には普通に音楽理論に則っただけなのかもしれませんがね。

《変イ長調》

 2番は、転調して「A♭メジャー」(変イ長調)の ‟As-Dur"になります。
 調性格は、
「墓場の調。死、腐敗、審判、その周囲に横たわる永遠。」
 うわああああ、そうそう、まさにそんな感じ!
 マリアムとドゥダルは、当時の常識で言えば決められた許嫁を拒否した「天邪鬼」だし、密かに計画を練って誰にも知らせず誰も知らないカザフステップに逃げるってのは、周りから見たら「審判を受けるべき罪」だろうし、登場人物がすでに全員死んでいるのも事実だし、彼らは永遠のかなたに横たわっているわけです。
 また、ディマシュがキーボードを弾く手つき、2番の途中で同じコードを鍵盤にガンガン叩きつけている所など、まるでマリアムとドゥダルふたりのお墓の上で踊り狂う小鬼たちのようです。面白すぎるw

《変ホ短調》

 さらに、ディマシュが2番を歌い終えた後の、アクロバットなボーカルで繰り広げるインプロビゼーション、ていうか、アドリブの場面。
 ここはなんと♭が6つもある「E♭マイナー」(変ホ短調)に転調ます。
 これは ‶es-moll″ で、調性格は、
「あらゆるもっとも深い魂の衝動の不安の感性。思い悩んだ絶望、もっとも暗い憂鬱。もっとも暗い魂の状態、あらゆる不安、おののく心の恐れが恐ろしい変ホ短調から息をしている。もし、亡霊がしゃべるとしたら、おそらくこの調による。」
 ひええーーーー、これもまたすんごいそのまんま。
 F♯5(たぶん)のハイノートから旋回して下降するランが「運命の変転」とか「♪まっさかさーまーにー堕ちてDESIRE」(🄫阿木燿子)とか(古くてスミマセン笑)みたいな。
 ふたりの高揚した恋の気分から一転、周りから反対されて絶望し、2番でのまだ来ない恋人や追手が来るかもしれない不安、憂鬱と憎しみ、魂の夜、そういう過去のありさまを、お墓の前で亡霊たちが踊っているようです。

《4音だけ変ニ長調》

 そのあと、短いブリッジの4音(B♭-Ⅽ -D♭-E♭)が入り、これも転調していますが、驚愕の#7個の「C#メジャー」(嬰ハ長調)なのか、異名同音の「D♭メジャー」(変ニ長調)なのか私にはわかりませんでした。
 そこで、調性格の記載がある「D♭メジャー」(変ニ長調)の‶Des-Dur″のほうを見ると、
「横目を使う調。悲しみと喜びが交替し、笑うこともできない微笑み、号泣もできないが少なくとも顔をしかめて泣く…だから珍しい性格と感情だけをこの調で表す。」
 わはは……😅 感情が交錯してるのは確かにそんな感じ。
 なんかもう、どうしていいやら、みたいな。

《イ長調》

 このアドリブの最後の、超絶に高いスタッカートのフレーズ。
 ここからまた転調して「Aメジャー」(イ長調)になります。
 もう、小鬼やらインプやらゴブリンやら天邪鬼が、並んでラインダンスのステップ踏んでます(笑)
 
 そして歌は1番の歌詞に戻ります。
「Aメジャー」(イ長調)は#が3つの‟A-Dur"、調性格は、
「無邪気な愛の表明。その状態への満足、愛する人への別れに際しての再会への希望。若者の陽気さ、神への信頼。」
 2番で皆を出し抜くふたりのたくらみを歌い、アドリブでマリアムの錯綜した感情を歌いました。
 歌はファンキーなスウィング・ジャズが続いていて、最初の1番より現代的ですが、今度は3人称の視点から、成就したふたりの愛とその後の別れ、そして永遠の世界で再会を果たしたであろう彼らを祝福するような、信仰心のある歴史的な目線を感じます。

《「腐敗」の意味》

 で、2番で転調した「A♭メジャー」(変イ長調)の調性格に「腐敗」という言葉がありましたね?
 ファンキーの名詞である「ファンク funk」という言葉の元々の意味は、実は「悪臭」という意味なのだそうです。
 いきなりファンキ-なジャズになる2番を、悪臭のもとである「腐敗」を意味する調性にしたのは、そういう意図があったのでしょうか?
 妄想しすぎでしょうかね?(笑)


【歌の印象:背徳感】

 それから、これは私の考えすぎかもしれませんが、ジャズ風になってから、歌の底の方にうっすらと「背徳感」を感じる気がします。

 ディマシュはイスラム教徒ですが、今年に入ってアメリカのロサンジェルスに長期滞在しています。
 LAに移動してすぐ、スティービー・マッケイというLA出身のシンガー/ボーカル・コーチ/ボーカル・プロデューサーと会っている動画を投稿していました。

★ディマシュ公式:
「才能ある歌手のみなさんとの写真。ご招待ありがとう、スティービー」

 写真右から、スティービー・マッケイ氏、ディマシュ、名前が聞き取れなかった人、そしてJessiahというシンガーです。

 マッケイ氏は、クリスマス・ソングやキャロルを歌うクリスチャン・シンガーの家に生まれ、母親は教師、父親は理学療法士だそうです。現在42歳。
 オークウッド大学を卒業後、ララ・ハサウェイや、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソンのバック・ボーカルから出発。
 ジェニファー・ロペス、マルーン5、セレーナ・ゴメス、レニー・クラヴィッツなどにボーカル・コーチとして協力。
 個人的には、ジェニファー・ロペスと仕事が出来るとは、凄い人格者なんだなとちょっと思ってしまいました。
 そして彼は、ボーカルとは「ストーリーをどれだけ上手に伝えるか」だと言っています。
 ここらへん、ディマシュと考え方が凄く似てますね。

 また別の公式の投稿では、

★ディマシュ公式:
「僕は王様でもないし、ナンバー1でもないよ。ただ、同僚達が僕を持ち上げようとしただけ。本気にしないでくれよ😉😉😉
 カザフスタンへ、こんにちは。」


 この動画でのマッケイ氏の発言内容は、
「ハローみんな、カザフスタン! 僕たちはみんなを愛してるよ。
 僕、スティービー・マッケイと、
(もうひとりが自己紹介、エィブリモンスーンと聞こえる)
 そして、キーング!(ディ:おいおい君ら……)
 キングだよ! この人はグレイトでアメイジング、僕たちみんな君(ディマシュ)が大好きなんだ。
 僕たちはアメイジングな彼をプロデュースしてて、みんなとっても楽しく過ごしてるんだ。
 僕たち音楽大好きで、君たちのことも大好きだよ。
 愛をこめて、みんなに神のご加護がありますように」

 ここで重要なのは、マッケイ氏がディマシュを「プロデュースしている」と言っていることです。

 彼のインスタから、資料になりそうな歌唱をご紹介。

★① SteviemackeyのIGより。2023年3月10日付。
・徐々に7種類の声域を重ねてハーモニーを作る動画。超絶美しいです。

 
★② 同。2023年4月10日付。
「人生で必要な時に、これが少しでも希望をもたらしてほしいと思っています。 神があなたを見守っていることを忘れないでください」
・ゴスペルのライブの短い動画。


★③ 同。2023年11月7日付。
・住宅の一室でホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』を歌うマッケイ氏。


 マッケイ氏の②のゴスペルは、私が今まで聞いたゴスペル歌唱の中で一番好みかも。
 なんて言うのかな、信心深さと明るさの割合がちょうどいい感じというか、ハートの澄み具合がディマシュとかなりそっくりな感じというか。
 ③『I Will Always~』でのマッケイ氏のランは、ディマシュが今回の『ドゥダライ』のアドリブで披露する、音階をくるくると下りたり上がったりする細かいランと同じような感触があります。
 ディマシュは元々こういうランが得意ですが、これほど細かくて正確で素早くて長いランは今までに聞いたことがなかったので、おそらくマッケイ氏から習得したというか、マッケイ氏の歌を聴いてたら出来ちゃった、みたいな技術ではないかな?と。(ただの妄想ですからね)

 そして、LAでディマシュを「プロデュースした」というマッケイ氏が、ゴスペルを得意とする歌手であることから、ディマシュは彼のゴスペルから「キリスト教」のテイストを吸収した可能性があります。

 今までディマシュは、「キリスト教」世界の西洋の歌に、かなり強引にイスラムのアザーンのようなランやヴォカリーズを加えていました。
 2つの世界は拮抗してはいるけど、紹介文には先に「イスラム」を書く、みたいな順番で、イスラムが「異物」としてやや優勢でした。

 今回は、逆です。
 イスラム教文化を持つカザフスタンという国のフォークに、ジャズという形でアメリカのキリスト教文化という「異物」を無理やり加えたことになります。
 本人にそういう感覚があるかどうかはわかりませんが、キリスト教を実際に信仰する人物から吸収した実感としての「キリスト教」に、ディマシュの内側に根付いている「イスラム教」が、この歌では少々圧倒されているような印象があります。
 それを、何だかちょっとマゾ的な「背徳感」として感じ取っているような気がします。
 もちろん妄想ですよ、もちろんね。
 でもこの感じが、今までの誰のどんな歌にも聞いたことがない手触りの「背徳感」で、それによって歌の奥行きに異常が発生し、ただ楽しいだけでは終わらない、人間の心の不可思議な機微を感じます。
 そして、これこそが、この番組が意図した「多文化交流と衝突の物語」のアート的な表現ではないかと思います。

 それにしてもディマシュ、大学で現代音楽を専攻してて、先生や同級生たちと一緒に『Uptown Funk』歌ってる動画があるのに、あれから7年かな? 
 やっとジャズやファンクに突入したんだねえ。
 そしてそれは、とんでもなく素晴らしい、
「現代風バージョンアップ版カザフ・フォーク」
 なのでした。


【異変:歌うディマシュの口元には……】

 それで、ですね。
 最初に書いた「ディマシュの異変」なんですけどね。
 私、初めてこの動画を見た時、途中でこう思いました。

「ディマシュの口元に…… ごはんつぶ…… ついてる……」

 思ったあとで、「まさか!!!」
 スタイリストも目を光らせてんのに、そんなもんついてるわけないじゃん!
 で、何回も動画を繰り返して見て、わかりました。
「吹き出物」です。
 それも、かなり大きな。

 何を食ったんや! ディマシュ!???
 そうとう脂っこいものか!?
 それであんなに胃を押さえてたのか?

 この投稿の見出し画像の場面でも、動画でははっきりと「ごはんつぶのような吹き出物」が確認できます。
 珍しいですね、ディマシュは元々アレルギー持ちですが、口元に吹き出物が出ている動画は初めて見ました。
 きっとスタイリストさんから「取ったら皮膚に跡が残るから触るな」って言われて、そのままにしてたんじゃないかと。

 9月4日に宜賓から北京の空港に降りたあと、ファンと会っている時にディマシュがおなかをスリスリしていたことは前半に書きましたね。
 で、3日後の7日にこの歌を収録している時の、このデカい吹き出物。
 次の日の9月8日には、北京から飛んで上海の空港に降りたディマシュが、こんどは胸の上、胃の上部かみぞおちのあたりに手を当てていました。

★mingyayue78のIGより。9月8日付。


 9月9日、無錫市で開催された「国際フォーラム」では、会場に入って来たディマシュがおなかの左側、胃の下部に、まるでナポレオンのようにずっと手を置いていて、その動画を見たdearsみんなから、かなり心配されていました。⇩

★dear_4yleenのIGより。Cr. 诗芯的宝贝(Weibo account)
投稿者「どうやらディは、私の赤ちゃんを妊娠しているらしい、それがこの手の理由😝」


 このdear_4yleenさんはこんな冗談で心配を紛らわしてたわけです。

 9月10日、ディマシュは抗州蕭山(こうしゅうしょうざん)国際空港を出発します。
 ここでもまだ胃の上部を押さえていました。⇩

★jadecheung0524のIGより。9月10日付。
Cr.突栾麦丽素(Weibo account)
・セキュリティー・チェックから投げキッスをするディマシュ、やっぱり胃を押さえています。


 てことで、ディマシュはどうやら胃を壊していて、中国で食べた物が合わなかったのか、久々の長距離移動の連続で胃がびっくりしたのか、今年前半の結果が出る緊張感と不眠で胃を壊したのかとか、いろいろ考えました。

 前回の最後に「まさかとは思うが、まさかね」と書いたのは、前日にデュエットしたタン・ウェイウェイさんから、けんもほろろに扱われての傷心か?とか考えたわけですが、それはまあ、無いな🤣

 原因は不明ですが、とにかくこの「ごはんつぶ」かと見紛うほどのデカい吹き出物。
 それが気になって気になって、動画の初見から5回目ぐらいまでは、ディマシュの口元しか見てなかった(笑)

 この口元の吹き出物や、ディマシュが手で胃を押さえる仕草が消えたのが確認されたのは、リスナー側の事象では10月13日のDJブラク氏のコンサートに彼がゲスト出演した動画でした。
 なので、今回の歌の感想&妄想解説は、その動画を見るまで全く頭に浮かびませんで、原稿が非常に遅れました(笑)
 実際には、9月19日の「ゴールデン・パンダ映画祭」の時点でディマシュはすでに健康を回復していたわけですが、時系列については当時は私まだ知らなかったんですよう。
 もう、心配させるなよぅ💦
 と思いましたけども、胃を壊すってことは、彼が巷で言われているような
「AI生成物」や「エイリアン」ではなく、地球の普通の生き物だったことがわかってちょっと安心(笑)

 そして、ここでも変な符丁があって、「胃を壊す」のは「腐敗」したものを食べた可能性もあって、それはつまり『ドゥダライ』2番の「ファンキージャズ」を、「腐敗」を含む「A♭メジャー」(変イ長調)にしたからなんじゃじゃないの!?
 みたいな(笑)
 ディマシュ、歌にシンクロしすぎて小鬼に胃を乗っ取られちゃったのか?

 そういう体調の異変が、「口元のごはんつぶ」だったってのが、やっぱりこの子は突っ込みどころ満載で(笑)
 可愛いすぎて、どうしましょう???

(終了)


【注解】


(注1)  冼星海 Wikipedia


(注2)  ラン・ラン Wikipedia


(注3)  以前の『ドゥダライ』動画2本

① 妹ラウシャンと舞台で歌った動画。2018年頃。
YouTube動画:『Димаш спел «Дударай» со своей сестрёнкой』
By Қазақ әуендері  2018/05/04
(本文に埋め込み済)
https://www.youtube.com/watch?v=8UDHobcsJRk

 
②中国のTV番組でア・カペラで歌った動画(時期不明)、後半は「美美与共」での『Dudarai』
YouTubeショート動画:『Dimash – Dudarai』 by Dimash Uruguay FC


(注解、終了)

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