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1/2 ディマシュ・バースデーライブ in イスタンブール2024:曲順+紙上実況

 またまた長~くなりました🤣
 なので、紙上実況を『1/2』、エピソード集を『2/2』と、2つに分けました。
 こちらは『1/2:紙上実況』です。

(『2/2:エピソード集』はこちら
 →https://note.com/yoko_t_dear/n/nb649d6131e9e )
(面白い所は『2/2』に詰め込んじゃったので、こっちはそうでもないかも!?😅)

(Dimash 55)
(10,826文字)
(第1稿:2024年5月27日~31日)






【ディマシュのバースデーライブ開催!】

 5月24日、ディマシュの30歳の誕生日に、トルコのイスタンブールにある「ベシクタシュ・フットボール・スタジアム」(トプラス・スタジアムまたはヴォーダフォン・スタジアム)でソロ・コンサートが行われました。

 すでに前の投稿で一度書いてますが、何度でも言いましょう。

ディマシュ、30歳の誕生日おめでとう!!!!!🌷🌷🌷🌷🌷


 まあ、30歳になったからってすぐに何かが変わるってわけでもないですけど、「自分ももう若くないしなー」と言い訳が出来るというメリットはありますね(笑)

  イスタンブールでの会場となった、このスタジアムの収容人数は、約4万1千人。
 コンサートの場合、ステージ裏で客を入れないコーナーがあることから、およそ3万5千人ぐらいかな? 今回の席のゆったり具合から見て3万人ぐらいかもしれません。
 なにせ、たった20日前にブダペストでコンサートがあったことに加えて、トルコの慣習としてチケットの大半が前日あたりに発売されるため、売り上げ数がまったく分からず、誕生日だってのに満杯になるのかとdearsはかなり心配していました。
 しかし、ふたを開けてみると意外としっかり入ってて、良かった~と胸をなでおろしましたですハイ。
 トルコ側が、事前に精力的にコンサート開催をTV報道で取り上げたり、ディマシュのインタビューを何度もオンエアしてくれたのが、功を奏したのかもしれません。コンサートを発起・主宰したプロモーション会社が、トルコ国内で非常に大きな力を持っているのではないかと思われます。

 

【ディマシュのウォーミングアップ】

 ではまず、リハーサルから。

★YouTube動画:『Dimash warming up his voice』 by Dimash Iran 2024/05/27

 なんすかそれ!
 笑ったがな(笑)

  こちら⇩は、チケット販売の「biletinial」が投稿した、会場のスタジアムがディマシュのコンサート仕様に出来上がっていく様子や、入場するファンの様子、コンサートの様子などのコンピレーション動画です。

★biletinialのIG 5月26日



【ライブの全体的な感想】

 今回は、前回のようなセキュリティの制限がそれほど厳しくなかったのか、わりといつもの雰囲気でした。
 前回の「ブダペスト・ライブ」は、セキュリティ問題もあったけど、初見さんの客層には1月のクラシック系タレント・ショーに審査員として出演したディマシュを見てコンサートに来た人が多かっただろうと思うので、全体的にお客さんが結構おとなしめだったのです。

 で、今回は、その20日前の「ブダペスト・ライブ」で1度、3時間通して歌っているためそれがウォーミングになったらしく、ディマシュの声が非常に非常に、ひっじょーに! 良く出ていました。
 ディマシュも楽しそうに歌っていました。
 実は「ブダペスト・ライブ」は4カ月ぶりのライブだったので、いわゆる「ツアー初日」並みに音程が不安定で、ちょっとヤバかったのです。

 他には、ギターが結構目立つギターソロを弾いてました。
 特に『When I've Got You』のギターソロ。
「やっちゃっていいの? いいんだね? やったー!」
みたいなソロで、非常に良かったです(笑)

 そして、スタジアムなので自然発生的な音響が凄くて、でもそれがかえってディマシュの歌を綺麗に装飾していて(ライブストリーミングで聴いた限りですが)、雰囲気は非常に良かったと思いました。
 ディマシュの声、スタジアム向きなのかもしれないな。
 今回は見ても聴いても、とても楽しかったです。



【ライブの曲順と、当日の感想】

 以下は、当日の会場からのライブストリーミングを見ていた時のメモと、当日の感想です。
 今回は、ライブストリーミングはOKでしたが、それをSNSなどに投稿することは禁止されているため、全体動画はありません。
 また、ライブの分割動画(まとめ動画①~⑤)はあるのですが、撮影者がステージから非常に遠く、目いっぱいクローズアップにして撮影しているため、画像が不安定です。
 でも音は割合に良かったので、とりあえずサウンドのアーカイブとして、残しておきます。
 各曲の単発動画については、いまだに動画がない曲もありますが、そこはご容赦を。

**********

まとめ動画①
★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen [STRANGER TOUR in Istanbul 24.05.2024] Part 1 』 By OOHKS 2024/05/25
(曲:1、2、3、4)

 

《1.  ゴールデン》

 青いスーツのような衣装なんだけど、ボクサーが試合前に着ている長いガウンのような不思議な服。背面は深紫のキラキラした布地。
 声は、前回のブダペストより調子がよさそうで、そしてなんかカワイイ💖

★YouTube動画:『GOLDEN ... Istanbul 30th Birthday concert May 24th 2024 - Dimash (fancam)』by Dimash Dears Downunder 2024/05/26


《2.  SMOKE》

 この歌は現在のところ、音楽動画のバックトラック込みの方が面白い。
 ライブではディマシュのボーカルはともかく、サウンドを再現できなくて普通の歌になってしまった感じ😅
 それでも、この歌のコーラス部、ディマシュのヴォカリーズのメロディは非常に耳に残る。こんなミニマル風ポップスのオケにクラシック風のヴォーカルを当てて違和感なく聴けるというのは、ディマシュの真骨頂だろう。
 しかも、ただ高い声を出しているのではなく、1音1音、あきらかに言葉以上の意味があり、それがちゃんと伝わってくる。そこが凄い。
 音楽プロデューサーのドミトロ・ゴードン氏がインタビューで「この曲は、イヤーワームのように耳に残る」と言っていたが、本当にその通りだ。
(「イヤーワーム」は「ディラン効果」とも言われ、歌または音楽の一部分が頭の中で強迫的にループされる現象のこと)

★『SMOKE ... Istanbul 30th Birthday concert 24th May 2024 - Dimash (fancam)』



《ディマシュ、トルコ語でご挨拶》

 曲のあと、ディマシュのあいさつ。
「アッサラーム・アレイクム」。
 そのあとトルコ語で話す。
 まだ誰も翻訳してくれないので、ディマシュが言いそうなことを想像中🤣
 会場がスタジアムなので、観客の声援がサラウンドのようで面白かった。

★moon.kudaibergen_2のIG 5月25日

 

《3.  オリンピコ》

 もう絶好調。

★YouTube動画:『[24.05.2024] DIMASH QUDAIBERGEN - OLYMPICO (Ogni Pietra) live @Istanbul』 By Sezen Heny  2024/05/25



《4.  バトル・オブ・メモリーズ》……まとめ動画①を参照

 上着を脱ぐと、下には金色のシャツ?
 なんかとっても変な色合い😂
 声はものすごく調子が良い。キーのはずれも無し。
 途中、観客に歌わせて、とっても楽しそう。
 この歌のあとで一時ライブストリーミングが途切れ、次がなかなか始まらなくてやきもきしていた。

 
まとめ動画②
★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen [STRANGER TOUR in Istanbul 24.05.2024] Part 2』 By OOHKS 2024/05/25
(曲:5,6,7,8,9,10,)
(何度やり直しても途中から始まるので、手動で最初に戻して見て下さい)



《5.アヴェ・マリア》

 今回コンサートを行った都市イスタンブールは、かつては「コンスタンチノープル」と言われていた。
 その頃の都市の守護聖人は「聖母マリア」。
 この都市の歴史にふさわしい歌。
(ライブストリーミングで見ていないので、感想はありません😅)

★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen - Ave Maria & Love of Tired Swans (live/Istanbul)』 By Ömer Demirkıran  2024/05/25
(かなり遠くからだが、ステージの雰囲気が良くわかる動画)


《6.  疲れた白鳥の愛》

 次の衣装は襟が黒の白いガウン。
 光るスパンコール?の帯が縦に走る、白いズボン。
 インナーのえりに、長い鎖のブローチをつけている?
 途中、アカペラで歌う。非常に良い調子。
 スタジアムの音響でエコーが深くて、非常に良い効果だった。
 ディマシュ、曲のアウトロでも、最後の音符の長さが終わるまで気を抜かない。素晴らしい。

★dimash Dears DownunderのIG 5月27日


《7.SOS》

 ディマシュ、曲が始まる前に舞台に座り込んだけど、長いガウンのすそを直していたら、出だしを歌い遅れてしまい、笑いながら、
「だってこれ(ガウン)が……、もう1回、演ってくれる?」
みたいに言って、バンドにやり直してもらった(笑)

★cathrinedqdearのIG 5月26日

★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen- S.O.S istanbul concert 24 may』
by Senem hacıömeroğlu 2024/05/26
(全編、中央の巨大ヴィジョンの映像を映していて、珍しかったので)


 この曲でも、声の調子がわりと良い。
 メリズマ、ランが多かった。
 ただし「最高音」は無し。うん、もういいよあれはね。
 最後は、歌に合わせてステージに寝っ転んだ。
 歌い終わると観客の声援が鳴り止まず、ディマシュ、正座して何度もひれ伏すアクションで感謝。そして、ガウンのすそを踏んづける(笑)

★nino_2405のIG 5月25日

🌷🌷🌷🌷🌷

 その後、英語で長めのお喋り。
 お婆様のミウアさんが今日ここで見ていてくれて非常に嬉しい、と。


《8.アンフォーゲッタブル・デイ》

 当日のライブストリーミングでは、ファンカメが後ろを向いて客席を映すと、皆、スマホを光らせて掲げていて、それはもう壮観だった。
 1階席、2階席も、割合よく入っていたようだ。
 コーラスでは、マイクスタンドを持って走るディマシュ。
 長いガウンを着ているとロックスターのようだ(笑)

★official_dimashjapanfcのIG 5月27日 #Repost @dossymzhan_tanatarov

 
 以下は歌の最終盤、目の前の南米のdearがデカい声で「あなたは美しい! 愛してるわ!」と叫ぶので、つい笑ってしまうディマシュ。
 そしてマイクを渡された男性客の歌。

★dimash_luminousのIG 5月27日 #Repost @gulmiraa02.dq_dear

 
 この、ディマシュがマイクを渡して歌わせた男性が、結構上手だった。
 この男性は、もしかしたらカザフ国内の音楽祭だったかコンペだったかで、ディマシュそっくりに上手に歌って優勝したかして話題になった、10代の男の子ではないかと思う(その動画を探したけど見つからなかった)。
 ステージすぐ近くにいたので、ディマシュ側から招待されていたのかも。

 以下はその男の子本人のストーリーズのリポストより。
★dimash_luminousのIG 5月26日 
#repoststory@kudaibergenov.nursultann


 歌のあと、花束と白いくまさんのぬいぐるみをもらい、サインする。
 次の曲の前に、ガウンを脱ぐディマシュ。
 この白いシャツは、アルマトイの「フライング・シャツ」の別バージョンのようだ。

(追記)

 曲のイントロでディマシュは観客に「一緒に魔法をかけよう!」と叫ぶと、スマホのライトを掲げるようリクエスト。
 その後うしろを向き、イヤホンを直し、下を向いてガウンの合わせを直してから、客席に向き直ったディマシュが見た光景は……

★di.llusion_ 5月30日

ディマシュが思わずマイクを取り落としそうになった、その光景


(さらに追記)

 6月3日。
 まさにこの項目を編集中、ディマシュ公式のインスタグラムに以下の動画が投稿された。やっぱそうだったんだね🥰

★kudaibergenov.dimash(公式) 6月3日
『トルコでの忘れがたき日(Unforgettable day in Türkiye 🇹🇷)』



《ディマシュ先生のボーカル・レッスン》

 コール&レスポンス、その後、コーラスのレッスン。
 以前どこかでやった「3声コーラス」をやりたかったらしい。
 ちょっととりとめがなくて、会場がデカすぎたかな?
 それでも最後はなんとか形になって、「ブラボー!」と喜ぶディマシュ。

★YouTube動画:『'Vocal Exercises' ... Istanbul 30th Birthday concert 24th May 2024 - Dimash (fancam)』 by Dimash Dears Downunder 2024/05/27



《9.ギブ・ミー・ユア・ラブ》……まとめ動画②を参照

 最初の間奏部で蟹走り(欽ちゃん走り)。
 その走り方、好きなのかな?(笑)
 最後のコーラスで左翼へ、右翼へと走り、とってもアグレッシブ。
 おかげで次の曲までに息が整わず、ゼーハーしてた🤣

★official_dimashjapanfc 6月1日


《10.Be With Me》

 まだ息を切らしているらしく、前半ちょっと音程が乱れてしまった😅
 この曲順は、次回はやめましょう(笑)
 エンディングのポーズの流れがよかった。

★YouTube動画:『BE WITH ME ... Istanbul 30th Birthday concert 24th May 2024 - Dimash (fancam)』by Dimash Dears Downunder 2024/05/27



《シークレット・ハッピー・バースデー・セレモニー》

(この場面の詳細や動画は、のちほど「2/2」で)
 誰かがデカいバースデーケーキを持って出て来た。
 だれ? ディマシュとハグ。
 あ! マラト先生か?
 ディマシュ、ちょっと泣いてる。
 いっしょに出て来た女性から花束をもらう。
 この女性はコンサートの発起人となった会社のファミリーらしい。
「ノーウォー。国境も民族も関係ない、みんなひとつ空の下の子供達だ」
 観客が『ハッピーバースデー』を歌い出して、ディマシュが感謝する。
 ディマシュ、引っ込む。


まとめ動画③
★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen [STRANGER TOUR in Istanbul 24.05.2024] Part 3』 By OOHKS 2024/05/26
(曲:11、12、13、14、ブラク氏の挨拶まで)



《インターバル:ドンブラ物語》

 笛の演奏。トルコの笛かな? 画面に笛の奏者が映る。

《11.ドンブラ演奏》……まとめ動画③を参照

 ドンブラ2人組の「テミルラン・イェルナト」。
 初めて聴くカッコいい曲。
 弓で弾くコブスの演奏者オルジャスさんも一緒に演奏。

🌷🌷🌷🌷🌷

 ドンブラの演奏が終わり、裏でギターの音がした。
 ディマシュが弟を紹介。
「ギター、アビルマンスール・クダイベルゲーン!」


《12.マンスールのギター演奏》……まとめ動画③を参照

 あ! ギター上手くなったね!
 前回の『ブダペスト・ライブ』では、リズムを外したり音を外したり、なんだかすごくまとまりのない感じだった。
 第一、  前回は6弦のE(だと思う、一番低い弦)のチューニングが合ってなかったのよね。あんなに外れてたのに直す暇なかったのかな。バックステージはバタバタしてるからね。
 今回はチューニングちゃんと合ってる、当然の話だけどな。
 あ、ヴァース2も良い。
 コーラス2、おお、良いぞ。
 最後の締め、ベン!とチョッパー1発かまして終わった。


《13.Together》

(マンスール君についても、またのちほど「2/2」で)
 ディマシュ、紫の短めの上着、右肩から水玉の長い布のマフラー?ネクタイ? それに細いストライプの入った黒いキラキラのズボンで現れた。

🌷🌷🌷🌷🌷

 演奏後、マンスール君が少し長いスピーチ。
 兄に誕生日おめでとうと言ったようだ。
 スピーチの終わりに、兄が弟の頭を抱きかかえるようにしてハグ。
 カワイイ💖

《14.Fry Away》……まとめ動画③を参照

 曲終わりの間奏中、フットステップで急に踊り出していた。

🌷🌷🌷🌷🌷

「元気~? 次の曲ではもっとノイズが必要だよ!」とかナントカ。
 舞台では何かを準備中、DJブラク氏のキーボードかな?
「プリーズ・ウエルカム、DJブラーク!」
 ブラク氏出て来てディマシュとハグ。
 ブラク氏のスピーチ。
「ユー・ハブ・ワン・ライフ、(中略)、ワン・ディマシュ!」(笑)
 ディマシュ、笑いながら胸に手を当てて感謝。


《15.Weekend》

(こちらの詳細と動画も、のちほど)
 最後、ふたりしてキーボードに上がって、ゆらゆら揺れながら歌う(笑)
 歌のあと、ブラク氏が観客を先導して「ハッピーバースデー」をみんなで歌ってディマシュをお祝いした。


まとめ動画④
★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen [STRANGER TOUR in Istanbul 24.05.2024] Part 4』 By OOHKS 2024/05/26
(曲:16、17、18、19)


《16.When I've Got You》

★YouTube動画:『WHEN I'VE GOT YOU ... Istanbul 30th Birthday concert 24th May 2024 - Dimash (fancam)』
by Dimash Dears Downunder 2024/05/26

 声が非常ーに調子良い。
 途中で上着を脱ぐと、黒いシャツ、黒い幅広のベルト、細く長く黒いマフラー、黒い細身のズボン。
 なんかカッコいいぞ。
 いつもなら、ズボンがイヤーモニターのちょっと重い機械のせいで、ずり下がってしまうのだが、今回はそれが無くてたいへんによろしい(笑)

 今回はギターが良い。
 誰だギター? いつもの人かな?
 いつもの人だったけど、ギターが良く歌ってる。
 その調子で最後まで弾いてくれ~。

 そして、最後のコーラスのあの「早口」のところで、バックがブレイクしてサウンドが消え、ディマシュのボーカルだけになった。すごく良かった💕

🌷🌷🌷🌷🌷

 さて、この曲が終わったあと。

「次はカザフスタン語で歌おう。
 次の曲は、僕たちについての曲で、もちろん僕についてでもあって、でももちろん僕は君たちと結婚してないけど

 ディマシュのこの「謎理論」に、会場からすごい「結婚して~~~!!」コールが沸き上がった(笑)

 英語でスピーチ。
 子供の頃、これを何回も夢に見た。ビリーブ・ユアセルフ。
 囁く声でdearsに感謝。
 カザフ語でおそらくいつもと同じ内容を話す。

《17.ギブミーラブ(マハバット・ビー・マガン)》

(詳細と動画などは、のちほど)
 今回のライブでは、久しぶりのバラードだ。

 以下、つい昨日出て来た動画。感涙。

★moon.kudaibergen_2 6月2日

 空間が大きいので、ディマシュの声が空間に溶ける様子がよくわかる。
 自分の歌を聴いてくれる人々への愛しさがこもった、ディマシュの声。
 こちらにも伝染する、その愛しさ。
 なんだろう、聴いてると泣けてくるぞ。

 途中で大きなカザフ国旗を客席から貰う。観客大いに沸く。
 歌い終わって、丁寧に国旗を畳むディマシュ。
 スタッフに国旗を預ける時も、最後まですごーく丁寧に扱っていた。
 カワイイ💕
 客席から自然にディマシュ・コール。

🌷🌷🌷🌷🌷

 歌のあと、カザフ語で何かを長く話す。
「アイムシンガー」と言ったので、今までの経歴を話しているのかな?
 ジャッキー・チェンの名前が出る。
 誰か出て来た。
 ワン先生だ!
 ディマシュ、先生に何か言って、笑わせる。
「エンドレスラブ」と曲名を言って、ちょっと歌う。
(この場面も、詳細はのちほど)


《18.曲名不明:新曲(⇦訂正、2020年映画『Vanguard』の曲で『Be Happy』でした》

 中国風のちょっと早口で始まった。
 途中のメリズマが凄かった。
 なにげに80年代後期の「TMネットワーク」みたいなコーラス。

🌷🌷🌷🌷🌷

 歌のあと、トルコのゲスト歌手を紹介。
 ゲストがアコースティック・ギターをディマシュに贈呈。
 どうやら以前ディマシュがドンブラを彼に贈ったので、そのお返しでもあるようだ。
 ディマシュが持つとギターが小さく見える(笑)

《19.トルコの民謡『ゲシ・バラリ』 》

(詳細と動画は、のちほど)
 去年、アンタルヤでも歌った曲。
 ゲストの歌手とディマシュ、ふたりの歌の対比が凄く良い。
 ゲストのマエストロがディマシュの歌に「凄すぎる」みたいなことを言ったようだ。

《インターバル・コブスの物語》



まとめ動画⑤
★YouTube動画:『Dimash Qudaibergen [STRANGER TOUR in Istanbul 24.05.2024] Part 5』 By OOHKS 2024/05/27
(曲:20、21、22、23、24)
(何度やり直しても途中から始まるので、手動で最初に戻して見て下さい)



《20.ストレンジャー》

 ディマシュ、スパークする光の刺繍をたくさんあしらった黒い上着に、黒いズボン。
 声、相変わらず絶好調。
 凄い。どうなってんの。

★YouTube動画:『[24.05.2024] DIMASH QUDAIBERGEN - STRANGER live @Istanbul』 By Sezen Heny  2024/05/25

 

 このあたり以降、インスタもYouTubeもMoonさんの写真もほとんど無いので、みんな撮影どころじゃなかった感じかな?


《21.ストーリー・オブ・ワンスカイ》……まとめ動画⑤を参照

(なにせ歌が長いので、1本の動画にまとまっていませんでして……)
 いきなり始まった。
 ディマシュの感情が一瞬のうちに、悲しみと悔恨に染まる。凄い。
 凄い説得力。
 YouTubeチャンネル「Throga - Vocal Gym」のリチャードさんが『ブダペスト・ライブ報告動画』で、1曲ごとに映画を見るようだったと言っていたが、まさにそんな感じ。
 前半の終わりのメロディ・チェンジのところが非常に良かった。
 中間部、スタジアムのエコー効果が素晴らしい。
 途中で黒い上着を脱ぐ。白いプルオーバー。
 最後のコーラス部、ディストーション・ボイスのあとのブレイクで、観客が皆、思わず立ち上がってしまった。それくらいの凄いエネルギー。

🌷🌷🌷🌷🌷

  歌のあと、カザフ語でスピーチ。
「カザフスタンの偉大な作曲家、マエストロ、レナード・ガイシーン!」
と、ガイシン氏を紹介。

《22.カイラン・エリム》……まとめ動画⑤を参照

 作者のピアニスト、レナード・ガイシン氏が登場。
 非常に抒情的で、やっぱり非常に良いピアノ。
 コブス奏者のオルジャスさんも演奏に加わっている。
 ディマシュもしっとりした歌い方。
 ヴァース2の最後のロングトーン、エコーが美しかった。

 ここで日本では朝6時。もう3時間ですぜ。
「メイク・サム・ノーイズ!」


《23.ドゥラダラズ》

 曲の途中で、ステージから客席に降りた。

★dimash_dears_downunderのIG 5月27日
*posted by @raizabegimbaeva
投稿者
『コンサートでは、ディマシュが群衆の中に降りていった時、何も見えませんでしたが、このビデオではすべてが映っています!』


 動画の前半、バリアの柵の外側を歌いながら歩くディマシュに大量に近づいてくるファンを追い払おうとする、金髪ポニーテールのデカい警備員氏。
 次に、撮影者のメガネのおじさん(関係者)がニカッと笑う自分を撮ったあとでディマシュに戻ると、ディマシュは身動きできない状況に前進するのをあきらめて、警備員たちに「戻ろう」と指で合図を出した。
 後半、バリアの柵の内側に入った若い男性スタッフが彼を先導しようとして左に走ったが、ディマシュはひとりで反対の右側に向かい始めた。
 金髪ポニテのデカい警備員氏が、あわてて若い男性スタッフに、
「ディマシュを追いかけろ!」
と(たぶん)怒鳴りながら、腕を振って指示を出した。
 まるで映画のようだ(笑)

 動画をシェアした投稿者は「彼の反抗的な精神が大好きです!!」と書いているが、私もこの子のこういう、みんなが思ってもいない方向に走り出して、現場に大混乱を巻き起こし、しかもちゃんと事態を収めてしまうような不思議なところが、大好き💕
 ディマシュ的には単純に、戻ろうと言ったんだから元来た道の右側に戻って行くのが当然だっただけなんだがw

 以下はそのあとのディマシュ。

★dear4dimash_lenkaのIG 5月28日
投稿者『彼はいつもDrarsの方へ行く方法を見つけ出す。それはセキュリティの悪夢だ😂』

 だから、ただ単純に、もと来た道を戻ってるだけなんです……😅


《24.ギブ・ミー・ユア・ラブ》

(これも詳細はのちほど)
 今日、2回目の演奏。
 この曲を最後に歌うのがお気に入りになったようだ(笑)
 右でサインを書き、左で座り込んで歌い、エンドコーラスのダンスに間に合うために全力で走る(笑)
 最後、ダンサーたちを集めて、みんなで前に走っていってジャーンプ!
「サンキューベリーマーッチ! シーユーネクストターイム!」
 床に落としていたネクタイを客席に投げる。
 なんか踊りながらファンキーに消えていくディマシュ(笑)

 終了~。
 6時15分でした。


(『1/2:曲順+紙上実況』、終了)
(『2/2  ディマシュ・バースデーライブ in イスタンブール2024:エピソード集』に続きます →https://note.com/yoko_t_dear/n/nb649d6131e9e )

 

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