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自分で作るとめちゃくちゃ楽しい

ゴールデンウィーク、何していましたか?
私はチャバタというパンの焼き方を研究していました。
ゴールデンウィーク中に6回焼いて、あと一歩のところで連休が終わったので、今週末に7回目を開催したのです。

前回までに気づいたことを書き留めた手元のメモを見て、直したいポイントに気をつけながら焼いたところ、今までで1番うまくできました。

バリッと焼けている
気泡もいいかんじ

チャバタの焼き方を研究しようと思ったのは、インスタグラムでパン屋さんのおいしそうなチャバタサンドを見て、買いに行きたくなったから。
しかし、家から遠い上に1時間以上並ぶらしい。
1日かかってしまう。それはつらい。
そうだ、自分で作ってみよう!

というわけで、こちらの本のレシピを見ながら焼いてみたのでした。

時々ベーグルやシナモンロールを焼くので、イーストは家にある。準強力粉さえ買ってくれば、1回で終わるはずだった。

ところが、初回はレシピどおりに焼いたつもりがいまいちうまく膨らまず、うまくいかなかった理由を調べて、考えて2回目に挑戦し、3回目からは他のレシピも参考に配合を変えたり、家のオーブンに合わせて焼き方を工夫したりして、研究と化してしまった。
最終的にはほぼオリジナルのレシピができあがった。

チャバタサンドに憧れて焼きはじめたのに、サンドよりもパンをうまく焼くこと自体が目的になってしまった。

そして、チャバタにトマトを軽く擦り付けてオリーブオイルたらすだけのパンコントマテがおいしすぎて、サンドではなく、よりおいしいパンコントマテの研究をしてしまった。

しかし、その過程の楽しかったこと!

トマトが苦手な夫も、パンコントマテが1番おいしいと言って、オリーブオイルの量やトマトの水気のバランスなど、いろいろコメントをくれた。焼きたてのパンを一緒に食べながら、そんな話をするのは楽しかった。

トマトは甘いミニトマトではなく、野菜らしい味の、ふつうの大きさのトマトを使うのがポイント

自分で作って、自分で食べる。
自分のなかの「おいしい!」を目指して、工夫しながら作って食べるのって、こんなに楽しかったかな。
買ったほうが早いことはわかっているけど、この過程自体が楽しい。
そういえば、小さい頃から、なんでも自分で作ってみるのが好きだった。これが三つ子の魂というものか。

チャバタはいったん納得したので、研究はひとまず閉幕。お店のチャバタサンドはそのうち買いに行って、ただ食べるだけじゃなく、完成形を確認しようという目的に変わった。

いまはもっと、欲しいものを自分で作ることの楽しさを味わいたくなっている。
次は何にしようかな。



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